これがないとダンスはただの動きになる | ボールルームの魔法♡社交ダンスオタクの気ままおしゃべり

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社交ダンスについて興味のままにあれこれ書いてます

アメリカンスタイルを中心に
競技、選手やドレス
レッスン、身体のケアなど
気の向くままのおしゃべりです。

先週、教室の周年パーティーで

先生たちのダンスを

久しぶりに見ました。



振り付けの中には

私のルーティンに入っているのと

同じステップもあります。



なんでこうも違うのか😅



ダンスって何を踊るかじゃない。



Whatじゃないって

改めて思いました。



たとえ初心者が習うステップ

だけで構成されてたって

先生たちが踊れば

目を離せない作品になる。



逆に上級のフィガーも、

手足がただパーツとして

動いているだけなら

ダンスにすら見えない。



どう踊るか。

つまりhowが

動きをダンスに変える。



どう、のなかには

表現も入るけど

それより何より

身体の使い方。



手はどう上げるか。

足はどう踏み出すか。

どう、回転し

どうひねるか。



例えばネックチェンジ。



クローズドは左を見て

プロムナードになったら右をみる。



これはただのwhat。



どんなタイミングで

どんな軌跡を描いて

どんなスピードで返すか。



これはhow



ただ、このhowを

この時はこう、

カウント2つでこう、

ってやっちゃうと

Whatになっちゃう。



Howをダンスに昇華するには

なぜそうするのか

そのhowをする根拠

Whyに基づいて

動く必要がある。



子どもの時から

習っている子や

センスのある人は

このwhyができあがってる。



身体が理解してる。



でも大人は

最初はwhatを教えないと

音楽に合わせて動けないから

What How の順番に

なっちゃうんだろうなあ



なぜそうするの?



必ずこの問いをもって


レッスンを聴くべき。



昔、スパルタ先生が言ってた。



これってダンスに限らない。



どんなことも

Whyを起点にする。



Whyは真理。

Howはオリジナリティかも。