プライベートレッスンのあと
プログレスチェックでした。
プログレスチェックというのは
1つ上のレベルに上がるための
テスト前に
チェックする先生に見せて
アドバイスをもらうもの。
テストでは
ワルツ・タンゴ・フォックス
ルンバ・チャチャ・スイングの
6種目のスクールフィガー
各３つずつを覚えて
シャドーで披露。
そのほか、先生と組んで
それぞれ踊り
両方に点数がつけられます。
今回のチェックでは
WFとチャチャ、あと
6種目に関係ない
マンボも見てもらいました。
なんといってもチェックしてくれるのが
今回は例の
リードのダンスを激変させる
フォローをしちゃう
オーナー夫妻の妻先生。
とくにマンボは
この人の代名詞みたいなダンス。
なので特別に
マンボもいれてもらいました。
全部のダンスを見て
Training と
Learning はできている。
つまり
PhysicalとMindは
しっかりレベルに達している。
あとはHeartよ、と妻先生。
妻先生いわく
「たとえばフォックスはね
組む前に向き合ったとき
音楽を聴いて
自分の心が感じることを感じるの」
そういって見本に
担任と組んで見せる。
踊りながら
「I'm flying~
」
とすごく気持ちよさそう。
本当に幸せそうに
飛んでいるよう。
ここで担任が
ためしに体感してみては？
と提案。
私がリードで
妻先生がホールドしにくる。
右にフィットした瞬間
うわ～～～！！！
パワーが身体に満ちる。
彼女の身体が音楽そのもので
私はそれに合わせて
準備もなにもなくても
踊りだせる。
いままで
フォローで組むときは
リードが誰であろうと
リードの踊りだしを
フォローするものだと思って
相手の起動を待っていた。
でも彼女は待っていない。
それはけっして
先に動くということではなく。
ただ右に来て
ホールド組んだだけなのに
リードは動き出したくなる
彼女側がもう
準備ができているので
こちらから準備したり
合図したりする必要がない。
私の起動スイッチは
彼女が押してる。
それは、ハートから
踊っているから
ラテン、リズムに関しては
ハートにつながるのは
もっとシンプルだと。
動けばいいのよって。
相手のパワーに合わせない。
自分がハートとつながったものを
バンバンだす。
けっして勝手に踊っているわけではない。
ちゃんとフォローしているけれど
二人のパワーの限界は
リードじゃなく
彼女が決めている。
私はここまで行くけど
あなたはどう？
っていっているみたいですね。
って担任に言ったら
ほんとうにそんなんですって。
だからリードは
もっとパワフルに
ならざるをえない。
もちろん
自分のパワー出しても
フォローになっているし
勝手な動きにはならないのは
その技術があるからなんだけれど。
さあ、やってみてと言われ
担任とチャチャをトライ。
ハート、私のハート
音楽を楽しめ！
楽しさを表現しろ！
って思いながら踊ったら
一歩が今までの
倍の大きさになって
それでも音に遅れないで踊れる
さらには先生がわざと
動きをとめたところで
ハートに合わせて
アドリブでステップ踏んで
それに反応して
担任がさらにしかけてくる
みたいなことがおきた。
「それよ！」って妻。
ハートにつながっていないで
ただ動こうとすると
すごく疲れるの。
でもハートにつながっていると
どんどん動ける、と。
最後にこれを
プライベートのレッスンでも
常にやっていいの？
と聞いたら
もちろん！って。
プライベートも
団体も
プラクティスパーティーも
全部そのチャンスよと。
プライベートは
正しい技術を積み上げる時間に
どうしてもなりがち。
このハートにつながって
自分のパワーばりばりで
踊ることが
テクニックの積み上げと
喧嘩しそうな気がする。
でも私にはいま
それが必要なんだろうな。
パターン破りのとき。
正しいけれど面白くない踊り
ではなく
人を巻き込むダンスに
成長したい。
とりあえず次のレッスン
ハートにつながって踊る！