男性性と女性性 | ボールルームの魔法♡社交ダンスオタクの気ままおしゃべり

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社交ダンスについて興味のままにあれこれ書いてます

アメリカンスタイルを中心に
競技、選手やドレス
レッスン、身体のケアなど
気の向くままのおしゃべりです。

社交ダンスを始めたきっかけは

自分の女性性を取り戻すためだった。

 

 

シングルでの子育てが終わり

もう父親の役目はしなくていい

 

 

そう思ったら

「女」に戻りたくなったのだ。

 

 

ダンス教室の体験にいったら

ついてくれた先生(今の担任)が

ずっと私の手をとっている。

 

 

歩くときはもちろん、

教室のあちらこちらを

案内してくれるときも、

説明をしてくれるときも。

 

 

なんじゃ~これ!
私、姫?!

 

 

ここなら自分の女性性のスイッチが

もう一度はいるかもしれない

 

 

そう思って始まったダンスライフ。

 

 

リード&フォロー重視の教室なので

自分から動かない

を叩き込まれる。

 

 

それのどんなに難しかったことか

 

 

場合によっては苦痛ですらあった。

 

 

リードが待てなかった頃は

どんどん動いてあげることが

相手を助けることだと

無意識に思っていた。

 

 

言われる前にやるのが

できる女、みたいな。

 

 

けっきょくそれは

自分の評価を上げようとか

 

 

強くいようとか

 

 

人に頼らず

自分で決めて生きるとか

 

 

そういう昭和平成の

男性社会で生き抜くために

身につけたマインドを

鎧のようにまとっていたから。

 

 

 

まだなにもリードしてませんよ

となんど言われたことか。

 

 

待つ。

受け止める。

信じる。

 

 

合図されるまで待つことは

指示待ち人間の

無能をさらすような

こわさが隠れていた。

 

 

でも女性性は反対なのよね。

 

 

女性じゃなくて

女性性、です。

 

 

誰もが女性性と男性性の両方を

自分の中に持っていて

そのバランスの違いで

行動や思考がかわってきます。

 

 

シングルで子育て中は

完全に男性性優位で生きていた。

 

 

守らねば

しっかりせねば

泣いてられない

有能と思われなければ

理性を保たねば

etc. etc...

 

 

そこから降りるために

ここに来たんだった。

 

 

おかげさまで

女性性優位でいることも

だいぶ居心地よくなりました。

 

 

その分

感情が揺れることが多くなった。

 

 

でも

なにもしない自分でいい。

合図がくるまで

待っていていい。

 

 

お任せする。

受容する。

ただ自分の花を開かせる。

 

 

そうできたとき

自分の中の女性が

喜んでいるのが感じます。

 

 

面白いことに
そればっかりやっていると

男性性がさわぎだす。

 

 

だからリードもまた楽しい。

 

 

自分の中の男性性が

自分の女性性の投影である

相手の女性たちに対して

発揮される。

 

 

守る

決める

リードする

 

 

自分の中の
女性性と男性性の両方が

喜ぶ活動なんて

なかなかないよ。

 

 

社交ダンスってすごい。