ダンスを楽しく続けるには
時間とお金が必要で
でもダンス好きだから
ついダンスを優先させると
他がおろそかに。
こんなことでは
優先させているはずの
ダンスが危うくなるから
いったん優先順位を
変えなくては！
と頭では考えるも
心が納得していないと
優先順位はかわらない。
意思が弱いとか
ほんとうには困っていない
とか言われたりもするが、、、
けっきょくのところ
私たちは思考をコントロールできない。
だってちょっと静かに
自分の頭に浮かぶ思考を観察してみると
ひじょうに雑多なイメージや
記憶や思考が次から次へと
浮かんでは流れていく。
それらは全部
自分で考えようと思って
脳に浮かべたものではない。
かってに浮かんでくる。
自覚的に気になっていることならまだしも
なんで今これ？
みたいなイメージがひょこっと
通過していく。
でもって、
そういう注視していないと
気づかないような一瞬のイメージに
感情だけがはっと反応する。
すると、その感情の理由づけを
頭が考え出して
最近気になっていることや
過去の痛みなんかが
芋づる式に思い出される。
そしてそれらを分析したり
結論づけたりして思考になる。
わたしってだからダメなのね、
とか
どうせこんなになる、とか。
優先順位１位にしたものを
優先できない私ってだめね、って。
でも優先順位について
考えた時も
そもそもその元の
ダンスばっかりにほうけていちゃだめ
って考えた時も
考えようとして
その考えが生まれたのでなく
自分でコントロールできないどこかから
流れてきたものに
反応して思考したこと。
つまり
そうして思考したものよりも
感情のほうが人を動かす
力が強いってこと。
やってしまうものは
やってしまうように
なっている。
このことに納得すると
すごく楽になる。
仏教でいうところの
空みたいな？
なんでこんなことを
今日は書いているかというと
なんだか今日は
ダンスの優先順位が低いらしく
ダンスのことがなにも浮かばなかったから。
そんなことはめずらしいので
ひょっとすると
わたしのコントロールできないところで
優先順位に入れ替わりが
起きたのかなと思ったのでした。