好きこそものの上手なれ
って、上手かどうかは別として
上手になるための努力は
好きか好きじゃないかで
質も量も変わるのは確か。
好きだから上手になれる
わけではないと
いろんなことに挑戦してきて
実感しているわけですが
好きだから
できない
一生やらない
苦手
やりたくなかった
だったことを
喜々として
やるようになったりはします。
自分にとってその最たるものが
アイロンがけと
お裁縫。
主婦の仕事として
やらなければいけなかった頃
アイロンは嫌いな作業でしかなかった。
でも今は
レッスンやパーティーで
使ったブラウスとか
ハンカチとかスカーフとかに
アイロンをかけるのは
ルンルン気分でやれてしまう。
さらにお裁縫。
私の場合、「裁縫」と言っていいレベルの
ものではないのだけれど。
糸と針をもたせたら
もれなく指先に出血
というわたし。
それが網タイツをつくろったり
（穴ひとつあいたぐらいでは
処分しません！）
オフショルの衣装に
肩ひもつけたり
ヒールがひっかかるほど
裾が長いスカートを
ギャザー寄せるなどして調整したり。
ダンス始める前の私には
想像のかけらもできなかった所業。
好きっていうのは
好きなことの周りにある
思いもしなかったことの
可能性を広げてれる。
アイロンもお裁縫も
上手ではないけれど
喜々としてやってしまうようになった。
好きの力ってすごい。
好きこそもののできるなり
ってとこかしら。
大人だから
社会人だから
家族の手前があるから
などの理由で
好きを止めるって
だから
ひじょーにもったいない