ギャラクシー・マスターズを見て思い出した天才の法則 | ボールルームの魔法♡社交ダンスオタクの気ままおしゃべり

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気の向くままのおしゃべりです。

昨日のギャラクシー・マスターズを見ていて

アマチュア部門の藤井創太選手の

突出具合があまりに顕著で

ある本を思い出しました。

 

 

"Outliers"という本で

邦訳は

『天才!成功する人々の法則』です。

 

 

この本ですべての天才が

一流になるわけではない

ということが書かれています。

 

 

どんな人が一流になるのかというと

10,000時間の鍛錬を適切な時期に

積むチャンスがあった人たち。

 

 

カナダのジュニアの

アイスホッケーチームでは

優秀な子たちを集めた遠征チームと

それ以外のチームがあります。

 

 

優秀な子たちのチームを見ると

ほとんどが1月~3月生まれ。

 

 

そして、プロチームで活躍する選手を見ると

これもまた1~3月生まれが圧倒的に多い。

 

 

1~3月生まれは

ホッケーの才能があるのか

という単純なことではないのです。

 

 

このカテゴリー分けは

学校の学年ごとに分けられます。

同じ学年の中で

優秀な子が遠征チームに選ばれ

よりよいコーチがつき

試合の回数、遠征する回数が

段違いに多く、経験を積んでいきます。

 

 

このスタートの有利は

中学、高校、大学になって

さらに広がっていくのは必然。

 

 

一流選手になれる子は

すぐれた経験を10,000時間積み上げるチャンスを

生まれ月によってたまたま

与えられている子たちだったのです。

 

 

で、カナダの学年の切り替わりは1月。

 

 

なので、日本の4月生まれが

カナダの1月生まれに相当します。

 

 

小学校の低学年では

1年の違いは成長の著しい

差として現れます。

 

 

1年成長が遅れている

12月生まれの子にとって

才能を超える不利があるわけです。

 

 

昨日のギャラクシー・マスターズを見て

アマチュアの子たちの

生まれ月を調べたくなりました。

 

 

日本のジュニア育成が

どんな仕組みになっているのかは知らないので

この法則が当てはまるかはわかりませんが。

 

 

10,000時間をシニアのステージに立つまでに

過ごしているか否か。

 

 

その差はとても大きく

出ているのではないかなと

推測するのは見当はずれでは

ない気がします。

 

 

ただし

日本の社交ダンスは

カナダにおけるホッケーのように

子どもたちが小学生から

こぞってプレーするスポーツではありません。

 

 

ダンスを始めた年齢もまちまちだと思います。

 

 

となると、

 

 

ダンスを始めてから1万時間の練習を積んできたか

の影響の方が強くでるのかもしれません。

 

 

あ、プロのスタンダードの優勝組も

他と抜きんでて見えた。

何月生まれなのかしら。

10000時間超えたのはいつ頃なのかしら。

 

 

けれど素人目だし

スタンダード専門じゃないので
いい加減な感想ですが。