VIENNA Solo Violin | paposのブログ

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日常の出来事を交えつつ、主にDTMや音楽制作関連の記事をつらつらと~

VIENNA準備がまだ以前の記事から進んでないんですが、ちょっとまだほとんど弄ってないソロバイオリンを弄ってたら思いの外いい音がしたので試しに「ティナのテーマ(FF6)」を打ち込んでみました。




少しでも生っぽく聴こえるように無駄にコンサート仕様に。。
(ちなみに何度か試したけど、なんか尺が倍になって映像だけが繰り返されるのは謎です。。)


とりあえずピアノはもちろんVienna Imperialです。

後ろで伴奏してるからごまかせるっちゃあごまかせるけど、完全に生にしか聴こえない。

てゆかまぁこれくらいなら最近のピアノ音源ならもう生にしか聴こえへんけどね。。


問題のバイオリンですが、まず思ったのは、完っ全に細かく凝って打ち込まないと全くいい感じに鳴ってくれないってことですかね。

これはバイオリンに限らずVienna音源全般に言えることですが、QLSO等のシネマティック音源と違って、ただ単に適当に弾いて鳴らしてただけだとすんごくしょぼく聴こえて下手したらその時点でやる気が失せます。

人によってはここけっこう重要なとこな気がします。

自分なんかは弾きながら作ってて気持ちよくてそのままの流れでっ、、てのがかなり多いんですが(いや、これは改めないとですが・・・)
Viennaだとそれができないんですよね。

QLSOの場合音量変化をモジュレーションだけでやるパッチがあるからそれ使えば割と気持ちよくいけるんですが、Viennaはプログラムが複雑すぎて、音量をモジュレーションだけで扱うってのができないってのが大きいかな。

その分より凝れるということではございますが。


なのでまず1パートだけでやたら編集に時間かかるからアンサンブルとかオケになってくるとどうなるんやという恐怖が芽生えてきてます、えぇ。

文句いいながらなんだかんだ愛用してきたからやたらQLSOと比較しちゃいますが、QLSOだと楽器重ねていくだけでもうそれっぽく聴こえちゃうんですよね。

でもViennaはそう簡単にはいかない。

いかせてくれない。

そこは根気良くがんばりましょうってことですな。



それから、クラシック的な細かい奏法自体はほぼ網羅されてるんですが、サスティンの種類が意外と少ない。

これも全楽器だいたい共通してて種類は同じくらいなんですが。

またまたQLSOだとどの楽器もサスティン(long)パッチってだいたい10~20くらいあるけどViennaは数種類しかないです。

なのでビブラートのかかり具合とかが同じのが続くときがけっこう打ち込みくさくなっちゃいます。

ひと弓ごとに変えるほど種類はないので、ダイナミクスとかで補うしかないのかもしれないけど、、


んービブラート具合って弄れるのかな?

もしかしたら弄れるのにまだ自分が知らないだけって可能性もあるので、、そこはしばしお待ちを。。



あとは、奏法を切り替えたときにサンプルのパンニングが変です。

真ん中からいきなり右にいったりして、ステレオそのままで出すとめちゃくちゃ奏法ごとに違う人が弾いてるみたいな現象になるので、モノラルで出したほうがいいですね。

ただ完全にモノラルにしてしまっても少し不自然な感じがするので、そういうときはVienna SuiteというVienna音源に特化したエフェクトプラグイン集に入ってるPower Panを使えばいい具合にできると思います。

ステレオ感(?)の範囲を指定しつつ左右にふれるってやつです。




さて、非常に気に入った点でいいますと、同じ高さの音が続いたときにけっこう自然に鳴ってくれるところですかね。

弓の切り替えしのつもりでラーラーラーとかしたいときに、だいたいの音源、というか今まで弄ったのはどんだけがんばっても不自然になるので、なるべく同音を続けて弾くというのは避けてたんですが、Viennaさんさすがです。

いい感じです。

LASSもそこがどうしてもダメだったんで不満なところでした。



他にもある気がするけどだいぶ長くなってきたのでこのへんで。汗

ちゃんちゃんっ