ラダック・インド紀② 魔境ニューデリーで何をしたか | 世界一周行ってきます!と果たして言う事ができるのだろうか
ニューデリーデリーのホテルが快適だった。

快適すぎた。


しかし、快適すぎて、やる気が出ないということもある。




部屋は涼しくてキレイ。


一歩外に出れば、汚くて暑い世界。



一眠りして、お腹がすいてきたので、外に出る事にした。


今日のぼくは食欲だけが原動力だ。


トゥクトゥクでコンノートプレイスへいく。


相場より高い額を請求されるけど、もはや交渉する気もない。




インド好きの友人がオススメするカレー屋さんへいく。


しかし、なにカレーが美味しいのか、聞いたはずだが思い出せない。

チキン?野菜?ラム?


やけにゴージャスな店内に、丁寧なおもてなし。






ラムのカレーを頼む。




とても美味しいのだが、油が多い。


やや、くどい。



店を出て、そういえば、ホウレンソウとチーズのカレーがオススメだと言っていたことを思い出す。


友人の助言と言えば、トゥクトゥクはシク教徒のドライバーを見つけるべきだと言っていた。


今思い出しても後の祭りだ。すべて。






まだ日没には時間があったので、ニューデリーの観光地、レッド・フォートに行く事にした。



通勤ラッシュ並みの地下鉄に乗る。


さすが、13億人が住む国である。






結論からいうと、レッド・フォートは閉まっていた。

独立記念日が近いからだそうだ。

そう、この事も事前に友人から聞いていたではないか。


暑さで頭がモヤモヤしてきた。





人の話は聞くべきである。





ただ、ひとつ、しっかり事前準備したことがある。

飛行機の座席である。


左の窓際が景色がキレイ、ということをあるブログで見て、わざわざ追加料金を払って窓側を指定したのであった。




ぼくは、ホテルに戻って仮眠をとり、深夜3時に空港へ向かった。

ラダックまでの飛行機に乗るのだ。







飛行機に乗って驚いた。



主翼が邪魔で景色が見にくい。 

なんだ、あのブログ、そんな注意を書いてなかったぞ、なんていう気力もなく、


風の抵抗で小刻み揺れる翼をじっと見つめるのであった。

(とは言え、山々が言葉を失うほどキレイ)





ようやくラダックにつく。