ラダック・インド紀③ ラダックにくる日本人 | 世界一周行ってきます!と果たして言う事ができるのだろうか
ラダックの中心的な都市、レーがあるのは標高3500メートル。

切り立った山々をぐるっと迂回して、飛行機は滑走路に降り立った。



空港で日本人の青年と出会い、タクシーをシェアして街へ出ることにした。






ラダックで出会う日本人は、総じて変わり者であった。



ぼくが思うに、

海外旅行では一国一回が基本である(ハワイやバリのようにリゾート地はまた別)。

だから、インドの場合はまずアグラー(タージマハルがある都市)や、バラナシに行きがち。

ラダックまで来る人々は、その混沌とトラブルに満ちた旅をしてもなお、もう一度インドに来ようという猛者なのである。



もしくは、ドMなのである。




その青年も、御多分に洩れずインド3回目。

前回、デリーでスキミング詐欺にあって、クレジットカードはトラウマっす。


と言いつつ、また来てしまうほどのインド好きクレイジー旅行者なのであった。

今回も青年は、普通現地ツアーでいく、パンゴンツォという湖に、


ローカルバスで行くっす


と言っていた。もはや、病気である。辛さが快感に変わる病気。





青年と別れて、ホテルにチェックインしたぼくは、街を見下ろすように建っている丘の上のゴンパ(チベット仏教の寺)を観光することにした。




そこへは、タクシーで行けるのだが、山を登る事もできる。


当然のように登山を選択するぼくも病気。

インド病。


いや、ただのドM。




空気が薄いのですぐ息が切れる。




頂上のゴンパで、日本人夫婦とであう。

お経を熱心に聞いていたから、日本人だとわかった。


その2人は、ラダック3回目とのことで、上には上がいるものである。






そうこうしていたら、合流の時間になった。


同じ名古屋に住んでいる、旅行好き仲間と現地合流する約束をしていたのだ。



ホテルの前で、出会う。

ぼくを含め5人。



インド10回目のIさん。

インド3回目のMさん。と、その母。

インド2回目のKくん。


そして、インド3回目のぼく。




なかなか濃い旅になりそうであった。