宮司ひみつのかむなび(神社) | 【神navi】かむなび宮司

【神navi】かむなび宮司

神navi…神社神道と古式神道を継承する宮司
一般の神社さまでもカバーできないお仕事もしています
密教の阿闍梨(僧侶)でもある
(※神navi®とは神道用語の「神奈備」(かむなび:磐座やご神域、聖地)と「navigation」を合わせて宮司が創始した特別なプロデュース名)

かむながら彌榮

かむなび宮司です


本題と全然関係がないのですが…

先程神棚プロデュースのご依頼がありました


神棚プロデュースとは私かむなび宮司が

その方のイメージやご自宅のインテリアなどに

相応しい神棚(宮型)を仕入れまして


後日、願主さまのご自宅に伺いまして

神棚奉斎と家と各部屋の清祓式、家相鑑定

日々の祀り方と祝詞やお作法のレクチャー

(ご希望あれば)前に使っていた神棚の引き取り

などなどフルコースでさせて頂く


当社オリジナルの神Navi®︎プロデュースです


もちろん当社の御祭神さまの神札もお待ちして

その日から家庭のお祀りがスタートいたしますが


今回は神棚をお届けするだけのプロデュース

こちらで仕入れた神棚のお祓い、お清め、

神札と一緒に発送をして完了となる形でした


そこでちょっとピン、ときまして

もし差し支えなければこちらの好意で

神宮大麻(伊勢神宮の神札)もご一緒に神棚と

発送させて頂きますが、ご検討ください…と


メールをお送りしますと

今月朔日、即ち6月1日にお伊勢参りをされ

またご縁は深く、昨日(6/4)にスマホの待ち受けを

伊勢の神宮の写真に変えられたばかりとのこと


そしてメールのやり取りを進めますと、新たに

その方が何年も通いお参りされる神社さまの

御祭神が当社と同じと云うことも判明しました

因みに当社はかなり御祭神が珍しいのです


素晴らしいご縁でしたので御神徳のお裾分けを

さてさて、本題に入りますが今回は…


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かむなび宮司の秘密のパワスポです


あんまりパワースポットとか、エネルギーとか

スピリチュアルのお花畑な用語は好きませんが


私が大切にしている御神徳のある神聖な場所

すなわち、かむなびをご紹介したいと思います


まず1社目は饒速日命の聖地

日降丘(ひぶかりがおか)、大阪府内


まずは御本殿の御祭神さまに参拝します




そして摂社の出雲社を通りまして

小高い丘へ登る目立たない脇道に入ります



そこまで険しくもなく10分あるかないか

緩やかな坂の里山のような道を歩くと



突然出て参りました、聖地と書かれた石碑

辺りはしめ縄で囲われてそれ以上は禁足地に



崇神天皇7年9月、伊香色雄命、饒速日命が

この地に天降(あも)られたとされています

伊香色雄命は饒速日命の6代孫にあたります


私は密かにこの地が饒速日命が最初に

降り立たれた聖地ではなかいかなと思っています

それも饒速日命は富とか登美、富美などの当て字で

よく記されますがいわば、トミと云う別名です


この周辺はトミが付く地名ばかりで

このほかにトミと付くのは奈良県ばかり


ここは実際に参拝に行かれた方しかわからない

とても御神氣あふれる清らかな場所でした


ある日こちらに到着する直前まで大雨でした

いざこちらの神社に入りまして聖地を目指します

入口に入ったら地面は乾いていました

境内や道路は雨のせいで濡れていたのですけどね…


そして2社目、出雲神社(と古代祭祀場)、京都府内



京都の北の方、京都市内ではないので田舎です

普段から誰もいないひっそりとした出雲神社さま





鳥居の横にもうすでに大きな磐座があります



よくよくこの磐座を見てみますと

この割れ目、筋の入った岩ですが

これは人工的だなとピンときました


そしてこの割れ方のパターンは

その先に何かを指し示している、と



磐座の裏に回ってみるとわからないですけどね


そしてその指し示す方向に歩くと本殿裏

船石がありましたが、多分これは違うと思い

もっともっと先に歩みを進めますと茂みに…


絶対誰も入らない神社裏の山へ入ると



少し歩きましたが、ようやくありました

これはどう見ても古代祭祀をした場所です

人工的に囲うように並べられた大きな石


縄文、弥生と現代を時空を繋いでいるかの如く

古代祭祀跡のストーンサークルを発見しました




神社さま自体もそうですがこの場所も

とても清々しく祭祀には相応しい場所でした


ただただお参りするだけでは終わらないのが

かむなび宮司の参拝です



そして最後も同じ京都府北部、天恩郷

ここはどうもウチと同じ御祭神さまの感じがして

大変落ち着く場所なのです




すっと、心を落ち着けて参拝をして

天津祝詞を奏して神さまと心を通わせます



こうして見ると私は社殿にお鎮まりになる

神社としての神さまももちろん好きですが


場所、土地としての清らかなところや

神聖な空間、古代祭祀跡など特別なところが

一番好きなんだなぁと振り返って思います


そう云った場所のことを「かむなび」(神奈備)と

古代の私たちのご先祖さまはお呼びしました


彌榮なる聖地に皆様も是非お参りください


いやさか、彌榮