今週は、日中でも25以下となり、本格的な秋の装いを考える必要性も出てきました。まだ、日中は半袖でも大丈夫ですが、そろそろ薄手のウエアを1枚羽織るようになりそうです。
ゴルフ合宿会場のロックヒルGCは、ティーチングプロシニア選手権の2次予選・関東Bがロックコースで行われるため、決勝大会に向けて出場する選手は調整に余念がありませんでした。
神奈川から2泊2日で参加のリピーターTさん。
新しいドライバーに慣れたいとのこと。
以前使っていたドライバーがアンダースペックとなったため、しっかり振れるよう、ややオーバースペック気味のドライバーに変更してきました。
ドライバーを変更したことはいいのですが、スイングを良くしようと外部からの情報を取り入れすぎてしまったため、姿形としての身体は動いていても肝心なクラブヘッドが動かないため、本来のパフォーマンスには程遠いものになっていました。
本来のパフォーマンスを取り戻すべく、着手したのは腕の振りでした。
フットワークや体幹を一生懸命使っていても、肝心な腕からクラブへの運動連鎖がなされていなかったため、その原因を探っていきました。
根本的は原因は、腕は使ってはいけないという外部情報でした。それに伴う拡大解釈による勘違いから、腕を硬く使い、動かないようにグリップ圧も極端に強めていました。
そのため、身体がダイナミックに動けば動くほどサイドブレーキをかけている現象になって飛ばない、曲がるといった現象になっていました。
ヘッドスピードが上がらないようにグリップ圧を強めて腕を固めているのですから、逆転の発想をしていけばよいということで、グリップは”握る”から”持つ”へ、グリップ圧や腕は手首が動かない程固めるのではなく、ワッグルなどしながら手首が動いてクラブが意志通りに動かせる程度に柔らかくするようにしていきました。
野球経験者であったため、バットを持って構えて振るといったドリルをゴルフクラブでやりながら感覚を戻していきました。そうすることで硬いシャフトをムチのように扱えるようになって、弾道も伸びのあるものになってきました。
さらに、野球のバットを振る場合、どこに意識を置いているのかという問いに対して、”バットの芯もしくは重心”といった感覚的によい答えが戻ってきたため、クラブの重心もしくはヘッドの重心を意識して振るようにしていったことで、スイングのフォームを考えずとも自然とクラブを振るといった全身運動もなされるようになってきました。
クラブを振るという感覚を理解するにつれ、コントロールショットにもいい影響を与えていきました。距離感を作るのにキャッチボールが如く行えるようになっていくとともにクラブの選択枠も広がりました。
新しいドライバーにも慣れ、お互いのパフォーマンスを惜しみなく出せるようになってきたことで、良い買い物ができたと実感できたようです。(笑)
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