９月に入り、残暑も終わり、ラウンドをしていても初秋が感じられるようになってきました。参加者の皆さんもプレーしやすい環境も手伝って、課題に取り組みやすいようです。
今回の参加者も、基本形のない我流はこの合宿で卒業し、基本形のある我流、つまりは自分のゴルフスタイルの確立を目指していけるようになってきました。
東京から３泊４日で初参加のKさん。
テストの合格に向けてワンランク上げたいとのこと。
テストにはラウンドでの検定もあるため、スコアアップが必須でしたが、スコア以前に原理原則を知るところから始めました。
クラブの取り扱いからアドレスでの軸やバランスの重要性など、自身にとって、どのようにスイングすることが効率的なのかを知ることで、元々取り組んでいたスイングの勘違いも見つけることができました。
スイングの傾向をしっかり見極めるため、実打の弾道の解析を必ず行い、打ち出し方向、曲がり幅を確認、さらにインパクト時にフェース面のどこに当たったのか、ターフの跡はどの方向に削られているのかをチェックしつつ、自己評価をしていきました。
若干、オープンスタンスで飛球線に対してアウトサイドインのスイング軌道で振っていくほうがパワーを効率よく出せ、フェードボールが持ち球となってきました。
弾道が安定するにしたがい、スイングにも確信が持てるようになり、自信を持って振れるようになったため飛距離と方向性が格段にアップしました。
傾斜やラフからの番手別の弾道の違い、パッティングにおけるライン読みのポジショニング、自身に適したストローク方法、バンカーショット距離感など、スコアアップに必要なスキルもワンランク上に持っていくことができました。
今後は、ドリルの継続や原理原則を守りながら弾道テストを繰り返し、解析能力や修正能力をよりアップさせ、その過程において出るミスも単なるミスと片づけず、テクニックに応用させ、引き出しを増やす工夫をしていくことが出来るかが課題となってきました。
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