先月、フランス大統領の選挙が行われ、今月に入り、香港行政長官の選定手続きが行われ、そして、フィリピン大統領の選挙も行われました。
(「選定手続き」という言葉を使った主な理由は、「香港特別行政区における憲法」と言われている基本法(Basic Law)の45条ですが、今回は、この問題には、深入りしません。)
我が国では、今夏、参院選が行われます。そろそろ、立候補予定者などに対する事前の説明会が開催される時期でしょうか(神奈川県は、5月24日)。政治カレンダー上の流れとしては、6月4日、六四天安門事件33周年の日、7月1日、中国共産党建党記念日(且つ、香港返還の日)、7月10日、参院選投開票予定と、続くようです、通常国会の会期が延長されなければ(公選法32条2項)。
夏の北戴河"会議"(中共上層部の非公式会合)、10月1日の国慶節(中華人民共和国の建国記念日)の後、中国共産党全国代表大会が開催され、実質的に次に国家主席になる人物が発表されると、思います。習氏が続投するのかどうか。
11月の第1月曜日の翌日には、米国で、連邦議会議員などの選挙が行われます。米国では、西暦偶数年は、「選挙の年」です。下院議員は任期2年なので全議席が、上院議員は任期6年なので約3分の1、今年は、100議席中34議席が、選挙の対象です。バイデン大統領が、「莫大な金融資本を使って支配的な立ち位置を維持し続ける」勢力にとって、更に、扱い易い大統領になっていくのかどうか。
このような政治日程が予定されている中、堅苦しい投稿ばかり続けるのは、潤いに欠けるので、今回は、炊飯器について書こうと思って書き始めたのですが・・・、この稿、既に、堅苦しく、長くなってしまいました。なので、ここで、一旦、切らせていただきます。
神奈川県横須賀市にて
佐藤 政則