監視カメラによる顔認証への対策でマスク等を着用することの、功と罪 | 佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

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 9月24、25、26日の3日間、時間で申し上げますと、56時間ほど、香港に滞在し、滞在中、手元のiOSアプリ「ヘルスケア」の表示では、合計で48kmほど、歩きました。

これだけ歩き回って、街頭で物乞いをしている、もしくは、しているように見えた人は、2人しか、見かけませんでした。これは、僕が、昔、個人的な事情でよく訪れた上海市との、大きな違いです。あと、街を歩いていて気になったことは、口と鼻を覆うマスクを着用している人が多かったことです。

 

 で申し上げれば、香港島は、港島線の堅尼地城駅から柴灣駅、新界地区の西鐡線は屯門駅、東鐡線は大學駅まで、足を運びました。駅周辺の自由通路、公道を跨ぐ歩道橋、そして、香港島の北部は、横須賀と同様、坂の多い場所で、歩行者用の階段、車道の下をくぐり抜けるための歩行者用通路などに、政治的なビラが沢山貼られている光景に、時折、出くわしました。「9.29」や「10.1」への結集を呼びかけるビラも、ございました。

先ほど、South China Morning Postのサイトと、鉄道会社、MTR港鐡のサイトを見てみました。少なくとも3か所、香港島北部、九龍塘、荃灣での抗議活動が報じられ、金鐘駅、灣仔駅、銅鑼灣駅、天后駅の一時閉鎖が伝えられていました。

 

 最初の段落で、マスク着用の人が多いことが気になると、申し上げました。僕は、香港滞在中、マスクはせず、上記の政治的なビラを、iPod touchで撮影する際も、マスクはしていません。監視カメラによる顔認証への対策は、一切行なっていません。「やましいことはしていない」ことを誓えるなら、何も隠す必要はないと、確信しているからです。多くの人がマスクを着用すればするほど、どうなるか。

中共側の者が、その身分を隠し、マスクを着用して、命令された通りに、同時多発的に、火炎瓶(petrol bomb)を投げ、破壊行為を行って、治安の悪化を演出する。そして、計画通りの日時に、治安維持の名目で、人民解放軍の車両を深圳から、一斉に香港に投入する(因みに、僕は、滞在中、九龍塘駅の東方のにある「解放軍東九龍軍営」を、フェンス越しに見ましたが、車両や物資の動きは、感じられませんでした)。それが、益々、容易になる。

 

 中国共産党が、その1921年の結成以来、どれほどの人数の同胞を殺害してきたか。その歴史、そして、本質を、甘く見るべきではない。僕は、そう思っています。

 

 

今月26日、香港にて撮影

 

 

神奈川県横須賀市にて

佐藤 政則

 

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