ちょうど1週間前の日曜日に、羽田空港の国際線ターミナル内を、気が済むまで散策した後、夕暮れまでに、横須賀に戻っていたのですが、体調を崩したり、その他諸々で、ブログの投稿が滞ってしまいました。9月9日(月)未明に発生しました停電以降の十数日、様々なことがございました。
9月9日に、横須賀の自宅で体験しました停電は、僕が半世紀以上生きてきた中で、最も長い停電でした。今まで、どれほど恵まれた環境の中で生きてこれたのか。改めて、感じています。東電の完全子会社で、送配電事業を行う事業会社、東京電力パワーグリッド社のウェブサイトによると、僕が住んでいる地域、約3100軒が影響を受けた停電は、9月9日1時3分から6時56分まで、とのこと。
8年前の秋に起きました自宅アパート火災以降、より一層、使用する家電製品を絞り込んできたとは言え、先の大戦後の高度経済成長期の只中で生を享け育った「高度経済成長の申し子」のような世代の者にとって、いつ電気が復活するか分からないというのは、応えました。浦賀水道を隔ててお隣の南房総市や鋸南町(きょなんまち)などでは、今現在も停電が解消されていない地域があり、関係者の皆さんが、復旧に向け、尽力されているとのこと。被災されている方々の疲労、心労は、いかばかりかと、推察致します。
結局、9月9日の5時50分に、停電が続いていて最新の台風情報、交通情報が分からないまま、予約している羽田発のスカイマーク便に乗ることを目指し、自宅を出発しました。通電火災を避けるために、ブレーカーを落として自宅を出るという経験も、生まれて初めてでした。若い頃、変更不可の格安航空券で、米国やカナダ、英国やオランダなどに渡航して、乗り遅れるということは一度もなかったのですが、今回、生まれて初めて、原則変更不可の条件で予約している便(フライト)に乗り遅れました。
9年前の夏に母が他界して以降、独居を続けてきた父が、加齢、高齢により、いよいよ、独居が難しい状態になったので、高齢者介護の施設に入所することになり、今回は、そのための帰省で、帰省中に訪れた如来寺や、うすくち龍野醤油資料館(如来寺の向かいにあり、入館料、なんと今どき、10円)、雪彦温泉などについて、触れさせていただこうかと思いましたが、月末に向けて、ばたばたと所用が重なり、どうも、投稿が進みそうにありません。
柳条湖事件の「9月18日」は、何も書かぬまま過ぎてしまったし、9月24日から国連総会の一般討論(general debate)が始まり、9月30日は、米国連邦政府会計年度の年度末。10月1日は、中華人民共和国の国慶節、などなど。申し上げたいことが、頭の中にたまり続ける一方ですが、所用が済むまで、投稿が滞りがちになりそうです。申し訳ございません。
神奈川県横須賀市にて
佐藤 政則
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