電気の有り難さを、感じずには居れない一日でした | 佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

変わらぬ理念の実現を目指し、しくみを修正する。
実態に合わなくなった諸制度を見直し、日本国を良くすることを目指す、政治ブログです。

 台風一過、色々と判断の迫られる一日でした。先ほどまで、僕が住んでいる横須賀市があります三浦半島では、土砂災害に関する警戒レベルが2や3相当のところがございました。台風の接近が連続しないことを祈るばかりです。

 

 本日は、元々、早朝の羽田神戸の便で、帰省をする予定の日で、昨夜、航空会社から、その便の欠航を知らせる電子メールがあり、欠航の便の次の便に、予約を振り替え、就寝しました。夜半、数回、断続的に停電した後、完全に停電

8年前の秋に、自宅アパートが全焼し、偶然、死を免れ、死にそびれた格好になるという出来事があったのですが、その出来事があってから、僕は、なお一層、使用する家電製品を絞り込んでおり、当然、スマートフォンもテレビ受像機も使っておりません。停電のため、自宅のモデムが使えなくてインターネットへの接続ができず、地域の防災放送を除いて、台風関連の情報を得る術が無くなりました。近所のコンビニでインターネット接続をしようと思いましたが、そのコンビニも停電で、真っ暗。

 

 最新の情報を得るためにも、まず駅に行こうと思い、停電が続く中、朝6時少し前には、JR衣笠駅に参りました。前日に、JR東日本から、翌朝の運休が発表されていたので、そこからバスで、京急の横須賀中央駅に出ようと思ったからです。バスが走っておらず、異変を感じ始めていたのですが、まだ最新の情報を得ていないので、強めの風が吹く中、徒歩で横須賀中央駅に向かいました。途中、やっと停電していないコンビニがあったので、使い捨ての雨ガッパを購入して着用しました。

横須賀中央駅で約3時間、待機。上記の羽田神戸の便の航空券は、原則、予約変更不可のもので、既に、その便は出発済み。気持ちを切り替えて、新横浜駅を目指し、動き始めた京急に乗車しました。

 

 すし詰めの車両の中でクタクタになりながら、ようやく、横浜駅に到着。10時台になってもJRが動いていないことを知り、「いつもの台風一過」ではないことを、やっと、悟りました。入場規制で長蛇の列を作る人々のそばを歩いて、市営地下鉄の横浜駅に向かいました。市営地下鉄は動いており、乗車して、ようやく、新横浜駅。ここでも、新幹線の切符を買い求める人々が、長蛇の列を作っていました。新幹線に乗ることになろうとは、よもや思っていなかったので、「インターネット予約後のチケットなし乗車」を可能とする専用ICカードを、持参しておらず、ここでも、長蛇の列に並びました。

 

 乗車後、新大阪駅まで、自由席車両のデッキで立ち通し。新大阪駅からは座れました。朝、自宅を出てから11時間余りで、やっと、帰省先の最寄りの駅に到着。停電から始まり、電気の有り難さ、公共交通機関の有り難さを、改めて感じずには居れない一日でした。

 

 

兵庫県姫路市にて

佐藤 政則

 

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