僕が私生活で、可能な限りお金ではなく自分の頭と筋肉を使う理由 | 佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

変わらぬ理念の実現を目指し、しくみを修正する。
実態に合わなくなった諸制度を見直し、日本国を良くすることを目指す、政治ブログです。

 いい単語が見付からない。適切な、ばっちりとはまる、日本語の単語はないかと、あれやこれやと思案したけれど見付からない。なので、「peak out」という語の音訳「ピークアウト」を使って申し上げていきます。

 

 

『 peak (verb)

to reach a maximum (as of capacity, value, or activity) - often used with out 』

 

quoted from Merriam-Webster

 

 

 悲しいかな、人間は、良くも悪くも、あっという間に慣れる生き物、生命体です。何か欲しいものを手に入れる前と後。手に入れる前は、あんなに輝いて見えていたものが、手に入れたその瞬間から、それを手にしている喜びも、それを手にしていることへの感謝の念も、あっという間に低減していきます。

 

 特に、自分の頭と筋肉を可能な限り使って手に入れたものではなく、手っ取り早く、お金を支払って手に入れたものに関して申し上げれば、それを手にしている喜びも、それを手にしていることへの感謝の念も、手に入れた瞬間にピークアウトし、以後、すごい勢いで低減していきます。

 

 喜びや感謝の念が低減するだけなら、「人間とはそういう生き物だ」と観念し、それを受け入れるだけで済みますが、皆さんは、回線が混んでいてインターネット接続が不安定なときや、相手方の返信へ反応が想定より遅いときに、いらいらされたことは、お有りではないでしょうか。

 

 私生活に、ある一定以上のお金を注ぎ込めば注ぎ込むほど、自分の心身の機能の維持に寄与しないばかりか、下手をすると、心身の機能を低下させるし、心の安定にも繋がりません。お金は、自分ではなく他人を動かすためのものです。

8年以上前から申し上げていますが、「通貨、そして、通貨制度は、他人を動かし、分業を円滑に行うための公器である」と、僕は考えています。

 

 このことを、基礎に置いて、財政問題について考えていきたいと思っていますので、宜しくお願いします。

 

 

神奈川県横須賀市にて

佐藤 政則

 

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