どのように何度「クラス替え」をしても、二軍は二軍 | 佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

変わらぬ理念の実現を目指し、しくみを修正する。
実態に合わなくなった諸制度を見直し、日本国を良くすることを目指す、政治ブログです。

 試しに、日本の野球界を知り尽くした人達を、ここにお呼びし、その人達に、「12球団の二軍選手全員の中から好きなように人選して、ドリーム・チームを作ってください」と、お願いしたら、どのようなチームが出来上がるでしょうか。
組み合わせの妙で「化学的変化」が起こり、夢のようなチームが出来上がれば、それに越したことはないのですが、現実はそんなに甘くはないでしょう。頭脳集団にチーム編成をお願いしても、やはり、出来上がったチームは、二軍の域を出ないのではないでしょうか。

 このように申し上げれば、なぜ僕が、ことある毎に「やれ、野党再編だ。やれ、新党結成だ」とのたまう国会議員の諸先生方を、あまり信用しないのか、少しご理解していただけますでしょうか。
「全国民を代表する選挙された議員(日本国憲法43条1項)」であられる諸先生方おひとりおひとりにとって大切なことは、国民の生活を見て状況を把握するよう努める、過去そして近未来にも思いを馳せ歴史を知るよう努める、情報収集や知識修得や状況分析を怠らない等々によって、自らの人間としての力量を向上させていくことであって、ことある毎にくっついたり離れたりすることではないでしょう。

 僕は、自民党員ですが、「自民党員を辞めるのは、除名されるときか、死ぬとき。党を改善していくことができない者が、国を改善していくことができる訳がない」、そういう思いで党員になり、今に至っております。


神奈川県横須賀市にて
佐藤 政則