F・ルーズベルト米国大統領と、マーティン・ルーサー・キング牧師 | 佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

変わらぬ理念の実現を目指し、しくみを修正する。
実態に合わなくなった諸制度を見直し、日本国を良くすることを目指す、政治ブログです。

 日本人が持つ旅券には、「日本国民である本旅券の所持人を通路故障なく旅行させ、かつ、同人に必要な保護扶助を与えられるよう、関係の諸官に要請する。日本国外務大臣」と、書かれていて、他国の人が持つ旅券にも、ほぼ、同様の文言が、書かれているそうです。
自国の領土、領海、領空ではない場所に居るということは、それほど、危険を伴います。もちろん、世界には、自国の領土、領海、領空に居るほうが危険であるため、安全を確保できる場所を求めて、避難民や亡命者(refugee)とならざるを得ない人も、多くおられますが。

 総じて申し上げれば、日本人は、日本の領土、領海、領空に居る他国の人に対し、とても寛容であり、また、親切です。米国のフランクリン・ルーズベルト大統領は、先の大戦中、米国憲法の修正第4条Fourth Amendmentに違反し、日系米国人を含む日系人10万人以上に対する資産没収、及び、強制収容所への隔離政策を、強行しました。米国の歴史は、日本の歴史と比べれば、大変短いものですが、「人種差別の歴史でもある」と申し上げて、そう的外れではないと、思います。

 この文章を書いています今現在の日付は、米国時間では、1月19日、1月の第3月曜日です。1月の第3月曜日は、米国では、「マーティン・ルーサー・キング(ジュニア)・デー」という連邦休日です。1968年4月4日に、39歳の若さで暗殺されたマーティン・ルーサー・キング牧師の誕生日である1月15日に基づく、法定休日です。

 死ねば、仏になる。横柄な態度で接していい相手など、この世にはいない。僕は、そう思っています。


神奈川県横須賀市にて
佐藤 政則