恥ずかしながら、先月、大雪が降った日の翌日、iPad mini(以後、iPadと略記させていただきます)を購入致しました。
「恥ずかしながら」と申し上げたのは、もちろん、大雪の直後に、iPadを購入したからではなく、「野暮が服着て歩いている」と評されそうなほどの野暮であることを顧みず、iPadを購入したからです。紆余曲折があって、アンドロイドの7インチタブレットから、iOSのタブレット、iPadに、"乗り換え"ました。
今、JR横須賀線の電車内で、そのiPadを使って、この文章を書き始めました。転職と呼べるほど、聞こえのいいものではないですが、ブログの投稿が滞っていました約1年の間に、仕事を変え、以前と比べ、通勤時間、特に、電車内で過ごす時間が長くなりましたので、電車内においても、このブログや電子メールなどの文章の推敲をしたい。そういった事情もあり、小さいiPadを買い求めました。
僕は、自分自身を、どちらかと言えば古い人間だと思っています。なるべく、二次元のオン・スクリーン・キーボードではなく、高さがあって押せば引っ込む三次元のキーボードの上に両手をのせて、文章を書きたいのですが、多くの人が行き交う中で、ノート型パソコンを開く訳にもいきません。
妥協の産物であるのは、なにも、政治だけではなさそうで、浮き世の暮らしも、負けず劣らず、妥協の産物であるのかもしれません。
あっ、前回の投稿のタイトルにある「とんと御無沙汰」という文言は、もちろん、吉田拓郎の楽曲「とんと御無沙汰」(アルバム「Long time no see」の1曲目、作詞は阿木燿子)の題名を、そのまま借用させていただきました。
追い追い、財政、税制、国防などなどの、込み入ったややこしい問題に、触れていこうと、思っております。
神奈川県横須賀市にて
佐藤 政則