大変、俗な言い方、分け方であるが、米国には、WASP(White Anglo-Saxon Protestant、ワスプ)という言葉があり、「白人で、英国系の、プロテスタント(キリスト教の新教徒)」を指すそうだ。北アイルランドは、現在、英国の一部である。今、英国系と書いたが、アイルランド系は含まないだろう。
多民族国家である米国の歴史は、人種差別の歴史でもある。「colored」や「有色」という言葉が、白人以外の人を指すことも、おかしな話だが、米国において、特定の人種の人が、レストランへの入店を断られたり、一部の公衆便所で、男性用女性用の入り口のほかに、「colored」と書かれた入り口があったのは、そんなに大昔のことではない。
ほとんどの米国大統領は、このワスプであると言われている。そうでないのは、ジョン・F・ケネディ氏と、バラク・オバマ氏だけだろう。4年前の大統領選で、オバマ氏が大統領に選ばれて以降、一部で、暗殺の可能性が指摘されているが、無事、一期目が終わろうとしている。
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地がある、イスラエルのエルサレムの南方のパレスチナの地に、ベツレヘムという街があり、そこで、イエス・キリストなる人物が生まれたとされていて、それから幾千年が経ったが、彼の地では、未だ、争いが絶えず、イランの核開発疑惑に対し、イスラエルが強攻策をとる可能性は、否定し切れないと、私は思っている。
「クリスマスは、キリスト教徒が、厩で生まれ飼い葉の上に寝かせられた人物に、思いを馳せる日で、どんちゃん騒ぎしていい日では・・・」などと書いていけば、更に更に、長くなってしまうので、ここまでに致します。
神奈川県横須賀市にて
佐藤 政則