日本触媒姫路製造所での爆発事故の報を聞いて | 佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

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 2日前の午後、兵庫県姫路市の臨海部にある、株式会社日本触媒の姫路製造所で爆発事故が起きたことを、報道で知り、驚きました。と申しますのも、今回、爆発事故が起きました事業所から至近距離にある、全く別の施設で、2年半前に、爆発事故が起きたばかりだからです。

 事故発生の頻度に関する経験則で、ハインリッヒの法則と呼ばれるものがあるそうです。重大事故、軽微な事故、たまたま事故には至らなかったが、ひやりとした出来事。それぞれが発生する頻度を比で表すと、「1:29:300」になるという経験則のことだそうです。

 統計をとれば、そんな感じの数字が出るだろうという話で、実際は、ある事業所では、労働災害が頻繁に発生し、別のある事業所では、労働災害がほとんど発生しない。労働災害の発生頻度の差は、職場の人間関係に因る部分が大きいのではないかと、私は、思います。

 本日、新日鉄と住友金属が合併し、新日鐵住金になりました。個人的には、なんとも座りの悪い名称だと、感じています。「厚生労働省」と同じで、「仕方なく一つになりましたが、本当は一つになりたくなかった」という感じが、ばんばん出ているように、思います。

 本当に私事で申し訳ありませんが、私は、長く新日鉄広畑病院と呼ばれていた病院で生まれたので、余計、そう思います。今、神戸にいて、書きかけだったこの文章を書き、この後、姫路に向かいます。


神戸市中央区にて
佐藤 政則