政党は政策同好会に非ず、政策立案と官僚統率の部隊たるべし | 佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

変わらぬ理念の実現を目指し、しくみを修正する。
実態に合わなくなった諸制度を見直し、日本国を良くすることを目指す、政治ブログです。

 主要な省の局長級以上の官僚達の高笑いが、ここ横須賀にいても聞こえてきそうなくらい、愚かしい有り様を、国会議員達は呈し続けている。

 1890年11月29日に、大日本帝国憲法が施行されて、同日、帝国議会が開かれてから、既に122年近くの歳月が経っているにも関わらず、この国では、未だに、次から次に、新党が量産されて、合従連衡を繰り返し、量産された新党は、あっという間に消えていく。

 有期契約を結んでおきながら、期の途中で、解約の正当事由がないにも関わらず「その契約を解約した」と言い張って、その債権債務関係から勝手に離脱する者は、まともではないと、私は、心の中で確信している。
今、「心の中で」と申し上げたのは、あまりにも、期の途中において、単なる自己都合で、たとえば、〇〇に転身したいなどと言って、ぷいっと、議員職を辞職する者が、多過ぎるからである。

 もちろん、国会議員は、法令に基づき、当選人になり国会議員になったのであり、契約、つまり、当事者間の意思表示の合致により成立する法律行為によって、国会議員になったのではない。
が、国会議員職を引き受けるということは、「4年間もしくは6年間、国家国民のために、全国民を代表して議員活動をすること」を、己以外の全ての日本国民と、約束するということである。

 そして、法令に基づき、当選人になり、地方公共団体の長になった者は、4年間、全身全霊を、その職務の遂行に捧げるべきであり、それ以外の活動をする余裕などないことは、言うまでもないことである。


神奈川県横須賀市にて
佐藤 政則