日本人の技術力と心を、結集させよう | 佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

変わらぬ理念の実現を目指し、しくみを修正する。
実態に合わなくなった諸制度を見直し、日本国を良くすることを目指す、政治ブログです。

(計画停電のため、投稿が遅くなりました)

 福島第一原発の事故を、報道により知ってからずっと、どうすれば危機を回避できるのか、策を探している。

 私は、原子力も電気も物理学も、よく分からない。土木技術も建築技術も、持ち合わせていない。学が無いのは悲しい。学が無い頭で、1000時間考えても、一切、前に進まない。
だから、マスコミが流す情報に、可能な限り、目を通す。あの日以来、そうしてきたが、危機回避策をはっきりと提示する記事に、ほとんど出会わない。出会うのは、対症療法的な応急処置ばかりである。

 私が当たった、そう多くない記事の中で、回避策を提示していたのは、一つだけである。ウォールストリートジャーナル電子版で見かけた記事一つだけである。記事の題や発信日時を、記録していなかったので、その記事を、今、明示できなくて、申し訳ない。

 実際に、回避策が少ないからそうなのか。回避策はあって、それが、あまりに当たり前すぎる策だから、敢えて、みな書かないだけなのか。

 私が出会った唯一の策が、「チェルノブイリのように、石棺で原子炉全体を封じ込める」という策である。仮に、1基から放射性物質の大量飛散が始まれば、現場における、人による全ての作業はできなくなる。その結果、事故が起きた他の原子炉でも、順次、放射性物質の大量飛散が始まる。

 私は、日本人の技術力と心を結集させれば、危機回避は充分可能であると、思っている。


東京都豊島区にて
佐藤 政則