なんとか、現地に入り、被災された方々を支援する活動に参加したい。そういう思いで、自転車とともに"太平洋フェリー"に乗り、海路、名古屋港から仙台港に入ろうかと、考えていたところ、神奈川県逗子市在住の友人から、メールが届いた。
そのメールは、民間団体が計画していて近々発表される、被災者支援活動を、案内するものだった。
「一人で現地に入って市役所や町役場を訪れても、できることなど、限られているよなぁ」と、考えあぐねていた。さらっとメールで知らせてくれたさりげなさに、気遣いを感じた。ありがたい限りである。
現在、自衛隊、米軍、警察や消防関係者、医療関係者、電気・ガス・水道・情報・鉄道などの社会インフラの関係者が、それぞれの持ち場で、急を要する専門的な仕事を、遂行されている。
民間の集まりである政治団体や宗教団体や学生団体などは、被災者を支援する活動の準備を進めながら、民間の者の現地入りが許される日が来るのを、待っている。
民間でできることは、民間でやりましょう。ネットも活用しながら、隙間をうめるような民間ならではの活動を、皆で進めていきましょう。情報が有れば、当ブログでも、ご紹介して参ります。
兵庫県姫路市にて
佐藤 政則