いつもいつも、硬い文章ばかり書いていては、からっからに乾いた面白みのないブログになってしまうので、たまには、身の回りのことや個人的なことも、書いてみます。
近々、神奈川から兵庫への引越しを予定していて、やっと、荷物の整理のめどが立ちました。何の因果か、もう何回となく引越しをしてきたけど、やっぱり引越しは疲れます。引越し後においては、荷物の整理に「締切り」は無いけど、引越し前は、確実に「締切り」がある。めどが立って、少しほっとしています。
思い起こせば、1991年の春に上京したので、かれこれ19年が経ちました。偶然ですが、1991年3月2日は、横浜・保土ヶ谷出身のコラムニストである青木雨彦先生が亡くなられた日です。若き日の私は、それなりにショックを受けていたように記憶しています。
若い人達が、ご存じかご存じでないかは存じ上げないけれど、青木雨彦さんは、コラムニストという言葉が日本で定着し始めたころ既に、コラムニストと呼ばれていて、コラムニストの先駆けのような方です。昭和ヒトケタ世代、つまり、多感な十代のときに世の中の常識が(敗戦によって)ガラッと変わってしまった世代の方です。
私の文章に、昭和の香りが漂っているのは、心の奥で、青木雨彦先生の文体を目標にしているせいなのかもしれません。三つ子の魂百まで、なかなか当世風の文章が書けませんが、ケータイメールにおいては、少しは絵文字が使えます。まぁ、自慢することではないですが・・・。
伝えたいことを短い文章にまとめるというのは、本当にむずかしい。精進したいと思います。