第七話〜その2
~リビングのテーブルで
👴レーモン小暮(管理人)
👵遊民小暮(管理人の妻)
🍋ボッカレモン他一同
「私の名前は、ユーズル・ムラーノ
パリ・オペラ座の施設管理をやってます。
劇団二十四節気の浅蜊(アサリ)🐚さんから、
『オペラ座の怪人』の舞台やるから、
美術監修にオペラ座を隅々まで分かってる人を派遣してくれ、という要請があったので、はるばる大阪までやってきました。」
滝沢バラン
👩「ユーズルって日本人みたいな可愛い名前ね」
ユーズル・ムラーノ
「実はフランス人🇫🇷の母カナッコが学生時代に日本を旅行して🗾
山本安江さんの『夕鶴』の舞台にいたく感動して、
息子の私にユーズルという名前をつけたんですよ。
これ母の好物の「鶴乃子」、みなさんでどうぞ」
ボッカレモン
「ムラーノさんはヴェネチア出身なの?」
ユーズル・ムラーノ
「そう父はイタリア人🇮🇹で我が家はガラス職人の家系なの。
フランス人の母とは修業時代に
✨バカラ✨村の工房で知り合って、
👵「イタリア人は手が早いね🇮🇹」
ユーズル・ムラーノ
「オペラ座に就職できたのは、シャンデリアの補修をやってた父の口利きだったのよ。」
レーモン👴
「どうしてこのお屋敷にやって来たの?」
ユーズル・ムラーノ
「面白いマスクを借りに浪速プロレスの和泉大会の会場に行って、マスクを借りて和泉中央駅前まで来たんです。
感染予防の阿倍野マスクが縮んだんで😷
エベッサンマスクをかぶって歩いてたら、不審人物と
思われて職務質問されたんよ👮
交番に連れて行かれそうになったので🚔、すきを見て
逃げ出して、やっとの思いでこのお屋敷に駆け込んだんです。」
遊民「ここは警官👮に追われる怪しい格好の人ばっかりや」
~つづく~
✨✨✨✨CM入りま〜す✨✨✨✨
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