まりこ・ひろゆきの春のフーフー新喜劇 in なんばグランド花月 2024年4月14日 | 続アメマのおとしもの

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昨年8月にセカンドシアターで森田まりこ・清水啓之がイベントを行い、チケット完売で大成功を収めました。そしていよいよNGKでのイベントとなります。

 

 

4月14日19時30分開演、2階GG列で観劇。

チケットは完売でしたが、2階は空席がチラホラ・・・。

前説は音羽一憲、おやどまり

●「まりこ・ひろゆきの春のフーフー新喜劇 in なんばグランド花月」 作・演出 玉井聡司

【出演】

うどん屋の大将・・・清水啓之、同アルバイト・・・森田まりこ、吉本財閥社長(まりこの父親)・・・高井俊彦、まりこの友人・・・服部ひで子・岡田直子、警官・・・もじゃ吉田・諸見里大介、うどん屋の客・・・音羽一憲・多和田上人鮫島幸恵、ヤクルトの部長・・・おやどまり、ホステス・・・烏川耕一小寺真理、ギター芸人・・・松浦真也、花月組のヤクザ・・・太田芳伸・今別府直之、花月組の用心棒・・・テンダラー浜本・白川、花月組組長・・・酒井藍、喫茶店のマスター・・・吉田裕、ミュージシャン・・・川畑泰史、人を探す男・・・石田靖、NGK商事の御曹司・・・内場勝則、その秘書・・・未知やすえ

 

【舞台】

一景・・・公園の屋台のうどん屋で上手に喫茶店、二景・・・幕前、三・四景・・・さくら祭りの会場で屋台のたこ焼屋。

 

【あらすじ】

うどん屋のアルバイトのまりこは、大将の啓之に一目ぼれして、一週間前から働いているが、実は吉本財閥の社長令嬢。父親はうどん屋で働くことを反対し、NGK商事の御曹司との結婚をさせようとする。しかしまりこは啓之の心を射止めるまでは家に帰らないと言う。まりこは来週のさくら祭りで恋を成就させようと考えるが、当の啓之は客の幸恵が気になっていた。

そこに花月組のヤクザがショバ代を払えと来るが、まりこが追い返す。まりこは友達のひで子や直子と爆乳で啓之の気を惹こうとするが失敗し、啓之は幸恵とさくら祭りに行くことになってしまう。

祭り当日、まりこは啓之と幸恵のデートを邪魔しようとするが、そこにやって来た花月組のヤクザ。実は幸恵とヤクザはグルで、啓之にショバ代を払わせようとするために、幸恵は啓之に近づいたのだった。それを知ったまりこは、啓之に事実を話すが信じてもらえないが、警官が詐欺グループの手配書を持ってきたことで、幸恵らが啓之を騙していたことがバレて、啓之を人質に取る。それをまりこが助けて、ようやくま啓之はまりこの気持ちに気づく。恋が成就したことで、まりこの父親は二人の間を認め、御曹司のことも断るが、実は秘書が御曹司のことが好きで、二人も結ばれるのでした。

 

【雑感】

前回セカンドシアターで上演したモノを、NGK版にブラッシュアップした感じで、物語は全く同じで設定が季節的に花火大会からさくら祭りに変わっただけ。メンバーをさらに豪華にして、約2時間の新喜劇は見ごたえがありました。

豪華にした分、川畑の歌や石田のアドリブ場面がやや長かったのと、シミヒロの希望でテンダラーを入れたのが蛇足でしたけどね。まだ藍ちゃんや吉田裕を加えたまでは良かったんですがね。

内場さんややすえさんは流石の安定感。

必死で回すシミヒロを心配しながらも、持ちネタ満載のまりこで非常に芝居としての完成度が高くなっていたと思います。

ラストでは前回もやったまりこと鮫ちゃんのビンタ合戦も見どころでした。

なのに私はあまり楽しめなくて、隣席に変人が座ったのと、こういうイベント系の夜新喜劇では子供が多くて、客席が落ち着かないんですね。それに前日に夜勤明けで宝塚を観て、今日もゆっくり寝たものの体力的にちょっと無理があったので、さほど笑えませんでした。