祇園花月 2024年2月25日 | 続アメマのおとしもの

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2ヶ月ぶりの祇園花月で、本公演は4ヶ月ぶりです。

最近は祇園の新喜劇もBSよしもとで見れるし、祇園花月ならではの新喜劇もあまりなくて、足が遠のきつつある状態。21日に久々に祇園花月に行こうかなと思ってたんですが、急に都合が悪くなり今日の観劇にしましたが、前日にネットでチケットを取っても「あ列」!? 三連休なのに??  巨人さんのブログでは大入が出たとか書いてたのに?

 

 

えっ!?めっちゃ空いてるんですけど?コレ、開演15分ぐらい前です。

 

 

 

テレビカメラがあると言うことは、新喜劇がBSよしもとの収録ですね。

 

 

 

 

2月25日15時開演、あ列で観劇。

※新喜劇ネタバレ注意。

うーん、日曜日だというのに漫才がショボいなぁ・・・。

正直言って、からし蓮根、20世紀、トータルテンボスは笑いませんでした。

●5GAP

バッティングセンターのピッチングマシンが機械でなく、変なオッサンと言う結構イカレタネタ(笑)。鼻の笛は鉄板でしたね。

 

●メッセンジャー

お馴染みオバハンネタですが、黒田が汗かいてかなり飛ばしてました。NHK「ブギウギ」で一躍有名になりましたしね。

 

 

新喜劇がテレビ収録の為、前説が岩﨑タツキ小林ゆうちゃん。

◆祇園吉本新喜劇「修行の終わりは恋の始まり?」 作・演出 玉井聡司

【出演】

花月うどんの次女・・・酒井藍、同長女・・・金原早苗、花月うどんの主人・・・西川忠志、その妻・・・未知やすえ、花月うどんの従業員・・・川畑泰史・信濃岳夫・新名徹郎、向かいの洋菓子屋・・・伊賀健二、健二の弟・・・諸見里大介、健二の恋人・・・谷川友梨、借金取り・・・太田芳伸、うどん屋の客・・・岩﨑タツキ小林ゆう、ホスト・・・やなぎ浩二

【あらすじ】

花月うどんを継いで、娘の早苗と結婚するために東京へ修行に行ってる川畑が帰って来るが、修行に出ている間に早苗は従業員の新名とデキてしまい、妊娠もしていた。

慌てる両親と藍は、川畑に二人の関係がバレないようにするが上手く行かない。そこで早苗が川畑から嫌われるようにしようと、早苗を酒飲みでホスト通いをしているような芝居をするが、川畑はますます早苗を好きになってしまう。

そこに新名が保証人になった借金取りが来た騒動で、川畑に早苗と新名の関係がバレてしまう。川畑は新名のために、結婚資金で貯めた300万円を借金返済に当てる。店に居づらくなった川畑は、見え見えの嘘をついて店を去っていくのでした。

 

【雑感】

昔からある新喜劇の伝統的なお話しで、こんなん作・演出が中村進かと思いました(笑)。川畑の役なんて昔なら岡八郎か船場太郎ですよ。ラストが泣きでなく、オチがつくのが今の新喜劇ですけどね。

なので藍ちゃんが座長ですが、物語の芯は川畑・新名・早苗で、回しは信濃です。花月うどんで起こっている同じような境遇を、向かいの洋菓子屋の兄弟と友梨ちゃんで見せているのも今どきかな。

なので古いテイストの中にも、ちょっと今風なアレンジも加えているので、物語はしっかりしてギャグ先行でもないし、出てくる座員を何かに例えていじるのも少な目でしたし、お馴染みの人質もなかったので、私的には結構好きな新喜劇でした。それに全体的に芝居の出来る座員が多かったのもありますね。

推しのゆうちゃんが幕開きだけなのが残念でしたけど・・・。

大ベテランのマンちゃんは、祇園№1ホストで「チャーッソ、チャーッソ、チャーッソ」を連発してました(笑)。

座長の藍ちゃんはボケる位置なのに、結構ツッコミも多く、太田とのプロレスまがいの絡みには大笑いでした。やすえさんのお母さん役はなんだか安心します。

川畑泰史は重要な役でも目立ちすぎず、かと言って存在感は消さずで流石は元座長です。花道からの登場で「カーーーッ!」やってました。ギターの弾き語りのあのキモさも流石(笑)。

久々の祇園花月の新喜劇が結構アタリだったので良かったです。