祇園花月 2023年1月26日 | 続アメマのおとしもの

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25・26日と鉄旅をする予定でしたが、24日からの大雪でJRのダイヤは乱れまくり。しかも行く予定だったローカル線は軒並み運転見合わせ。なので急遽の祇園花月であります。

今日もJRは遅延発生であてにならないので、山陽と阪急で京都へ。その阪急も京都線で人身事故があり、ダイヤが乱れてましたが、JRほどではありませんでした。

 

 

11時過ぎに祇園花月に着いたので、コロラドで昼ご飯。牛すじカレー1150円也。少々お高いけど、肉はトロトロでカレーも程よい辛さで美味しかったです。誰か芸人さんが来ないか期待しましたが、店内はずっと私一人だけでしたね(笑)

 

 

 

開演の約5分前。ご覧のようにガラガラで、団体もおらずの50人ぐらいでしょうか・・・。また今回もマナーの悪い客に遭遇してしまうのです(後述)。

 

 

1月26日12時開演、う列で観劇。

※新喜劇ネタバレ注意。

平日の祇園にしたら漫才はまぁまぁいいメンバーです。

 

●相席スタート

テレビには割と出てますが、漫才はあんまり面白いと思いませんね。山添が女性に告白してフラれたことがないと言い張るネタ。

 

●アキナ

思いやりを持ちたいと、誰かに言葉をかけるには二人で言えばいいというけど、結局イラン合いの手になるというもの。これがなかなか良く出来た言葉の掛け合いで、面白かったですね。オチにかけてはペットのネタで、コレもなかなか変人で秀逸(笑)

 

●ライセンス

客が少ないと散々言いながらも、藤原はフジワライダーネタを全力でやってました。変身の際に前髪やもみあげが伸びるのが笑う。

 

●テンダラー

いろんなネタのいいところをミックスさせての10分は、ちょっとネタとして散漫な感じ。ですがテンポはいいので笑えますね。

 

●オール阪神・巨人

お馴染み子供ネタ。受けてましたが、客の少なさであまりいつものような大きな笑いがなかったのが残念。この時点で10分押しで終了。

 

 

◆祇園吉本新喜劇「幽霊の言う事聞いてくれい!?」 作・演出 西島こうすけ

【出演】

地縛霊夫婦(太一郎の先祖)・・・千葉公平島田珠代、花月ホテルオーナー・・・佐藤太一郎、同従業員・・・伊丹祐貴川筋ライラ、吉本コーポレーション社員・・・鮫島幸恵、同新入社員・・・島田一の介、ホテルの客・・・今別府直之・ボンざわーるど・松元政唯湯澤花梨、霊媒師・・・吉岡友見(※休演)。

【あらすじ】

歴史ある花月ホテルだが、最近は幽霊が出ると噂になり、客が減っている。オーナーの太一郎はここをリゾート会社の吉本コーポレーションに売却しようと考えていた。

そこに現れたのが地縛霊の夫婦(千葉公平・島田珠代)で、実は太一郎の先祖でこの花月ホテルの創始者だった。なんとかホテルを売らないように説得するが、太一郎は言うことを聞かない。というのもここを売却することが出来れば、太一郎は吉本コーポレーションの鮫島幸恵と交際できるという話だった。

しかし幸恵は詐欺師で太一郎と交際する気は全くない。それを知った従業員や地縛霊夫婦は、太一郎は幸恵の言うことならなんでも聞くはずだと思い、珠代は幸恵に千葉は一の介に乗り移り、太一郎にここを売らないように話すが、作戦がバレてしまい失敗。

そこにホテルの客(ボンざわーるど)が、以前に騙されて店を売る羽目になったと話していたのが、幸恵だと分かり、太一郎も騙されずに済み、花月ホテルの売却の話もなくなる。従業員のライラが撮影した珠代のTikTokがバズり、面白そうな幽霊ホテルだと予約が増えるのでした。

 

【雑感】

セカンドシアター新喜劇みたいな内容で、新喜劇ではよくある「幽霊が見えない、見える」パターン。物語としては面白そうなんですが、やはり千葉・珠代がリーダーなので、小ネタが多くて爆発的な笑いがないんですよね。千葉が登場するまでの声だけのネタも長いし・・・。

これがイベントとして、新喜劇ファン向けなら受けると思いますが、老若男女の祇園の平日の少ない客の前ではしんどいですね。そうなると幽霊夫婦がすち子と千葉とか、回しが川畑ぐらいでないと、受けませんわな。正直、知名度のある座員は島田珠代と島田一の介ぐらいですもん。なので、ネタ的には面白いですが、キャストがイマイチなんで、面白さに欠けました。ライラのボケも年齢層の高い客には伝わりにくいやろなぁ。私個人的には好きですけど。

唯一面白かったのは、珠代が鮫ちゃんに乗り移って、鮫ちゃんが一連の珠代ネタをやるところぐらいですかね。   吉岡友見が休演してましたが、舞台写真を見ると霊媒師と思いますが、抜けても支障ないぐらいの役だったんでしょうね。

 

 

前回のNGKの時もうるさいオバハンに注意しましたが、やはり今回も鬱陶しいオバハン客がいて、まずは「お列」にいたオバハン4~5人組。開演前に客席に入って来た時から、大声で喋りまくり、他の客がその声に一斉にそのオバハンらを見ましたからね。ですが上演中は静かだったのでこれはまだマシ。

そして私の座っていた「う列」のオバハン二人は、新喜劇開演前の休憩の時から、そのまま始まっても喋り続けていたので、さすがに「静かにして下さい」と注意しました。

以前から思ってますが、宝塚にしても吉本にしても、マナーが悪いのはオバハンが多い。若い子でもいますけど、私が遭遇するのはだいたいオバハン。私は認知症相手の介護職なんで、余計に思います。人のことは批判するけど、自分のことは全く気付いていない。嫌だ、嫌だ、こんな奴等。