なんばグランド花月 2022年4月20日 | 続アメマのおとしもの

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祇園花月を見終わってそのまま帰るつもりでしたが、NGKの出番表をTwitterで見ると、二回目の新喜劇に間に合いそうなので、急遽NGKへ向かうことに。

 

 

4月20日14時30分開演(新喜劇は15時55分開演)、T列で観劇。1階席は8割ほどの入り。

※ネタバレ注意。

漫才は中川家やザ・ぼんちが出てたようです。

 

 

平日のNGKで、こんなに入ってるのを見たのは久しぶり。

 

 

 

◆吉本新喜劇「花月神社でなんじゃかんじゃ!?」 作・演出 当山穂高

【出演】

吉本観光の添乗員・・・川畑泰史、同ツアー客・・・島田珠代・山田花子・岡田直子、NGKトラベルの添乗員・・・清水けんじ、同ツアー客・・・鮫島幸恵・小寺真理・曽麻綾、参拝客(夫婦)・・・岩﨑タツキ佐藤美優、参拝客・・・桜井雅斗・レイチェル・もりすけ、刑事・・・烏川耕一・Mr.オクレ、結婚詐欺師・・・千葉公平、騙される女・・・浅香あき恵、チンピラ・・・奥重敦史・清水啓之・多和田上人、花月神社神主・・・辻本茂雄、その娘(巫女)・・・高橋靖子、神様(花月大明神)・・・内場勝則

【あらすじ】

花月神社はパワースポットで有名で、最近では芸能人の結婚や紅白出場も叶うなどで話題になっている。そこにツアーの添乗員としてやってきた川畑だが、学生時代の同級生で神社の巫女の靖子と再会する。

靖子と恋仲になりたい川畑は、神様にお願いをするとなんと神様が現れる。神社が建立され千年の節目かつ一億人目の参拝客ということで、直々に願い叶えてくれることにばるが、それには条件が二つある。一つ目は誰かの願いを叶えてやること、二つ目は悪人に天罰を与えること。川畑は参拝客の願いは叶えることは出来たが、二つ目がなかなか上手く行かない。

そこへ靖子に嫌がらせに来たチンピラを、川畑のライバル社の清水けんじがチンピラをやっつける。しかし実は清水とチンピラはグルだったことが分かる。清水らを警察に引き渡し、無事に川畑の二つ目の条件も達成するが、靖子の川畑への生理的に受け付けない気持ちが強すぎて、神様も願いを叶えられませんでした。

 

【雑感】

さすがにNGKは分厚いメンバーですし、客が多いと受け方も祇園とは違いますね。

川畑座長週あるあるの、バタやんの思いが結局は上手く行かないパターンですが、やはり周りを固めるメンバーと、セットの豪華さで満足感が違います。

神様役の内場勝則や、神主役の辻本茂雄の存在感は大きいですね。

物語的な展開はゆっくりですが、願いを叶えるための条件達成が少し間延び感があるのと、珠代・花子・直子の三人が順番にボケるのが若干しんどい。ここはさらっと流して、条件達成にこの三人を使う方が面白いかも。あと賽銭泥棒の烏川耕一とMr.オクレですが、刑事なのかホントに賽銭泥棒なのかイマイチ分かりにくい。祇園に比べて倍以上の出演者で、豪華さはありますが、それぞれに役を与えたために、物語の焦点がやや散漫になった気もします。

まぁ気になったのはそれぐらいで、多くの客の笑い声の大きさで、演者も気持ちが違うでしょうね。