吉本新喜劇「峠の軍造」 | 続アメマのおとしもの

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なんば花月 昭和57年3月中席 吉本新喜劇「峠の軍造」 作・演出 檀上茂

 

 

子供の頃から猿が好きで東大動物学科を卒業後、郷里の村で野生猿の研究に情熱を傾ける間寛平が、この村にレジャーランド施設を作り、野生猿を見世物に利用して金儲けをしようとする村長、観光開発会社を相手に、猟師の花紀京、平参平、女医で寛平の姉のスミ子らが対決するお話。「軍造」とは野生猿のボスの名前。そんなある日、ボスの軍造が道路へ飛び出した子猿をトラックから救おうとして自分が大怪我をする。人間以上に気高い愛を持つ軍造の心に、本当の自然や、そこで生きる動物の愛し方を教えられた村長らは計画を中止し、軍造も命をとりとめほっとする。(マンスリーよしもと 1982年4月号より)

 

 

タイトルは、当時NHKの大河ドラマの「峠の群像」のパロディ。

なんば花月なればこその豪華キャストで、間寛平を座長に、専科は花紀京、平参平、原哲男。看板女優も山田スミ子、藤里美

お芝居自体は檀上茂のよくやる山の動物モノで、少々辛気臭いような気もしますが(笑)