三陸の旅 2020梅雨 その17 | 続アメマのおとしもの

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大船渡線BRTで盛に向かっています。なぜかフィリピン人らしき女性が4人乗車。

 

 

 

海のそばを走ります。穏やかな海も、あの日は姿が一変したことでしょう・・・。

 

 

 

道路脇の柵は鉄道時代のモノでしょうか?

 

 

 

踏切だった場所にも柵の遺構が・・・。下船渡でバスは一気に超満員になりまして、しかもこれまたフィリピン人女性??? 私は一体どこの国のバスで、どこに向かってるのですかね(笑)

 

 

 

9時42分、BRT盛に到着。駅舎は鉄道時代のままですね。先ほどのフィリピン女性軍団は、ここで下車してどこかへ向かっていきました。仕事先の工場でもあるのでしょうか?

 

 

 

さて盛ではいよいよ三陸鉄道に乗車します。三陸鉄道も震災から復旧したものの、2019(令和元)年の台風19号で被害が出たりと、災害に見舞われましたが、2020(令和2)年3月に全線復旧しました。

そして2019(平成31)年3月にはJR東日本の山田線の釜石~宮古間が、三陸鉄道に移管され、南リアス線・北リアス線を含む盛~久慈間がリアス線となり、日本の三セク鉄道では最長距離の路線 (163.0 km) になりました。

駅舎内で切符を買うと、久慈まで3780円!

 

 

 

跨線橋から駅の北側を見ると、大船渡線BRTバスの奥に、岩手開発鉄道の貨車や機関車が見えます。今は石灰石を運ぶ貨物輸送だけですが、1992(平成4)年までは旅客営業もしていました。

 

 

 

10時ちょうど初の宮古行は、36-700形気動車の単行で、車内はまぁまぁの乗車率。

 

 

 

定刻に盛を出発。後方展望します。左手に大船渡線BRTの道路が見え、まだ鉄道時代のホームもありますね。

 

 

 

盛を出るとすぐに盛川を渡り、その後岩手開発鉄道を跨ぎます。

 

 

 

三陸鉄道は本来は「三陸縦貫鉄道構想」の一環で仙石線、気仙沼線(柳津線)、大船渡線、宮古線、久慈線、八戸線で陸の孤島だった三陸地域を鉄道で結ぶ計画でした。しかし一部区間は開通したものの、国鉄の赤字で建設が凍結。しかも赤字ローカル線廃止されることが決定したため、岩手県や沿線の市町村で三セクの三陸鉄道を設立しました。

 

 

 

次回につづく・・・。