吉本新喜劇「赤ちゃんに乾杯」 | 続アメマのおとしもの

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●平成4年8月10日 和歌山県民文化会館

●吉本新喜劇「赤ちゃんに乾杯」 作・演出 中村進

 

【出演者】

食堂の主人・・・岡八郎、その女房・・・浅香秋恵、現場監督・・・佐藤武司、善良な土方・・・浜根隆・藤川和也・加藤敏久、事務員(妊婦)・・・小島ゆかり、浜根の女房・・・杉本美樹、美樹の父親・・・やなぎ浩二、極悪土方・・・島田一の介・帯谷孝史・前田竹千代・青野敏行、土木作業員・・・花紀京

 

【舞台】

大衆食堂「八ちゃん」。格子戸の戸口あって、店内には大型のメニューが貼ってある。テーブル二脚にナイロン掛け。その他、電話、ヤカン、ポット、湯呑み、銀盆、丸イス、野菜段ボール、ポスターあり。関東煮コーナーもあり。下手つきつけは「花月ビル工事現場」の潜り戸。

 

【あらすじ】

食堂の夫婦(岡八郎、浅香秋恵)は結婚して15年だが、子供がいない。そんな時、工事現場の浜根の女房(杉本美樹)が、赤ちゃんを連れて島根からやって来る。なかなか帰ってこない夫を迎えに来た。しかし島根に帰っても仕事がなく、子供は育てられないので、八郎夫婦に子供を養子として預けてしまう。このまま帰るとするが、島根から美樹の父親(やなぎ浩二)が来て、そのことを知り、子供を返してもらうよう京三に相談する。京三の協力もあって、子供を返すと、秋恵はオメデタになるのでした。

 

【雑感】

まさかの地方公演で、花紀・岡八のゴールデンコンビが復活です。お芝居自体は中村進お得意の赤ちゃんモノ。もちろん冷酒と熱燗のネタも出てきます。

Wヤングとして漫才はしてましたが、地方に行くと芝居に駆り出されるマル兄。そこに島田一の介、帯谷孝史、やなぎ浩二らですから、懐かしい面々が揃ったマニア涎垂の舞台ですね。

 

 

※あくまでも台本を読んだままに記事を掲載しています。実際に上演された際には、変更があったかもしれませんのでご了承下さい。