新花月 昭和51年8月 | 続アメマのおとしもの

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今回は新世界ジャンジャン横丁にあった「新花月」の出番表。
こちらも観客向けではなく、関係者用です。
上段から上席・中席・下席の順。
 
 
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●上席
トップの笠谷史郎は今の「じゃんけんぽん」で相方の白羽圭介白羽大介の弟子でのちのWパンチけいすけ。(タクトの部屋のパンチけいすけ動画はこちらへ
四つ目に宮川大助花子結成前のコンビ大助・小助。小助は現在の宮川青丸
笑福亭松葉は死後に七代目松鶴を襲名。この襲名は枝鶴のおかげで大騒動になりました。
阿呆陀羅教の荒川キヨシ小唄志津子。   美人漫才師だったミスワカサが昭和49年に亡くなり、島ひろしミスウララとコンビを組みます。その後は木村栄子とも組みました。
トリが河内音頭の生駒一というのも新花月らしいですね。
 
 
●中席
トップにはまだ松竹所属でコンビ結成間もない太平サブロー・シローが出ていますね。しかしコンビはいったん解消し、シロー浮世亭ジョージとコンビを組みます。サブシロがコンビ再結成時に吉本に移籍。浮世亭ケンジはのちの国分健二4代目B&B
7代目松鶴襲名騒動の核、笑福亭枝鶴。なにかとトラブルの多い人物で、今も消息不明だとか。
古川一郎二三子は音曲夫婦漫才。
 
 
●下席
二番目の中田ネオン・サインは中田アップ門下でネオンは現在の大木ひびきカウス・ボタンとは兄弟弟子になるのかな?
酒好きで数々の伝説を残している三代目桂文我
 
こうして見ると興味深い芸人さんが多く、土地柄音曲モノの出番が多いですね。