星組公演 ジャン・ルイ・ファージョン-王妃の調香師- | 続アメマのおとしもの

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2012年9月6日~9月17日 宝塚バウホール・星組公演
●Musical「ジャン・ルイ・ファージョン-王妃の調香師-」 作・演出/植田景子
 
紅ゆずるのバウ主演二作目。涼紫央退団後、星組の二番手として確定した紅。チケットも完売で人気があるのねぇ。
 
9月10日14時30分公演、12列目で観劇。
 
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この作品は大革命前後のフランスを舞台に、王室御用達の香水商として王妃マリー・アントワネットの心を捉えた実在の人物ジャン・ルイ・ファージョンの波乱の生涯を描いたモノ。
 
私はどうもバウの植田景子作品が苦手でして、なんか文学的に高尚に作品を作ってしまい、なんだか歴史の教科書を読んでるみたいでエンターテイメント性に欠けて楽しめないんですよね。歌劇だから華やかな舞台を期待するのですが、どうも重く暗いテーマや場面が多いので、見ていて疲れます。
たしかに、そういう作品でも楽しめるモノもたくさんありました。でも、植田景子は・・・。
 
第1幕が始まって10分ぐらいでしょうか、早くも睡魔が襲いまして寝てしまいましたぐぅぐぅ
所々は見ていましたが、ほとんど寝てました。
これではイカン!と第2幕は頑張りました(笑)
 
 
物語はジャン・ルイ・ファージョン(紅ゆずる)が反革命派の嫌疑の裁判から始まり、回想する感じで進みます。
主演として紅ゆずるは頑張ってはいるのしビジュアルはいいのですが、どうもイマイチ品格に欠けるのですよね。それに「サ・タ・ラ行」の滑舌が悪くて台詞がよろしくない。こんなに滑舌悪かったっけなぁ???
 
王妃マリー・アントワネットに早乙女わかば。アントワネットの優しさや上品さは出ていましたが、やはり貫禄はまだまだだし、鬘が似合ってなかった。でも、期待の娘役ですね。
 
フェルゼンの真風涼帆はいい役なのに見せ場があまりないように思いました。ビジュアルはやはり水夏希に似ていますね。
 
他には弁護士役の美城れんが存在感たっぷりで、芝居を締めていました。それとファージョンの妻役の綺咲愛里が上手くなっていてビックリしました。
ロザリー役の城妃美伶って上手かったなぁ。
 
専科からは京三紗一原けい京三紗はともかく、一原けいはイランなぁ・・・。昔から下手で、なんでいつまでも在団してるのか不思議でなりません。んで、プログラムの写真見たらごっつい肥えてるし
 
 
アントワネットやフェルゼンが出てくるからどうも「外伝ベルサイユのばら」みたいで、来年のベルばら上演の予告編みたいに感じました。植田紳爾がそれにジャン・ルイ・ファージョンを出すようなアホなことをせんように祈ります。