●毎日放送「花月爆笑劇場」
●うめだ花月 昭和58年1月中席（特プロ）
●吉本新喜劇「雪山ストーリー」 作・演出 藤井賢
【出演者】
山小屋の主人･･･泉ひろし
その娘･･･園みち子
ぜんざい屋の内儀･･･南喜代子
スキー部の臨時コーチ･･･桑原和男
スキー部のキャプテン（8回生）･･･室谷信雄
スキー部員･･･前田国男
同･･･潮恵司
同・熊（二役）･･･姉川巌
山岳部員･･･帯谷孝史
山岳部員・警官（二役）･･･畑憲一
スキー客（室谷の同期生）･･･浜裕二
その友人･･･藤里美
駐在さん･･･梶原一弘
農協を襲った男（兄貴分）･･･やなぎ浩二
同（弟分）･･･木村明
【舞台】
山小屋のロッヂ。下手はぜんざい屋で、バックは雪山の遠見。
【あらすじ】
城北大学のスキー部の合宿でこの山小屋のロッヂに泊まっている室谷信雄たち。ええ加減なコーチ桑原和男に呆れながらも合宿に励んでいる。しかし室谷の本当の目的は山小屋の娘（園みち子）コトだが、みち子は室谷には冷たい態度を取る。そこへ室谷の同期生の浜裕二が四年ぶりに山小屋を訪ねてくる。浜は今では商事会社の係長だが室谷はいまだに大学生。浜の訪問に喜ぶみち子に室谷はショックを受ける。見かねた桑原の案で熊の着ぐるみを着てみち子を襲い、室谷が助けてみち子の気を惹く作戦に出るが本物の熊が出てきて失敗。ますます浜とみち子はラブラブな関係に･･･。そこへ農協を襲った強盗の二人組（やなぎ浩二、木村明）が山小屋へ追われて逃げて来て、みち子を人質に取る。自分の危険を恐れずにみち子を助けた室谷。実は室谷の煮え切らない態度に父親（泉ひろし）と一計を案じたみち子は浜といちゃついて、室谷を奮起させようとしてのコトだった。浜は結局追いかけてきた藤里美と結ばれるのだった。
【雑感】
昔から雪山の山小屋モノという設定もよくあります。でも室谷信雄や帯谷孝史、畑憲一らが大学生って･･･(笑)
強盗→人質→解決は今の新喜劇でもよく使われるパターンですよね。
今だとどんな配役かなぁ？ 主なところだと山小屋の主人は島田一の介、その娘に高橋靖子、五十嵐サキ、宇都宮まき、前田真希。ぜんざい屋の内儀は桑原和男。臨時コーチ小籔千豊、スキー部キャプテン川畑泰史、川畑の同期生烏川耕一、その友人島田珠代。ってところかな？
15年ぐらい前だと臨時コーチは池乃めだか、スキー部キャプテンは内場勝則、山小屋の娘は未知やすえやろな。
※あくまでも台本を読んだままに記事を掲載しています。実際に上演された際には、キャストやタイトルに変更があったかもしれませんのでご了承下さい。