雪組公演 雪景色 | 続アメマのおとしもの

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2009年11月19日~11月29日 宝塚バウホール・雪組公演
バウ人情噺「雪景色」 作・演出/谷正純
 
雪組の若手男役の早霧せいな、沙央くらまのW主演作品。
三話のオムニバス形式で役替りも実施。
 
11月23日14時30分公演、10列目で観劇。
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●第一幕「愛ふたつ」
上方落語「小間物屋小四郎」をベースに、一つの勘違いに翻弄される人々の姿を描く人情喜劇。
日暮れの峠で山賊に襲われて有り金全てと着物を奪われた大阪の小間物屋の主人に江戸へ行く途中の小四郎(早霧せいな)が着物をその主人にあげる。そしてその主人が宿屋で病で亡くなったことから、小四郎が死んだと思われ、残された嫁(舞羽美海)は葬式を出し、再婚もしてしまう。
 
コレは面白かった!吉本新喜劇でもよくある設定です。特に専科の汝鳥伶が抜群。
そして茶屋の婆を演じた大凪真生もよかったです。
 
 
●第二幕「花かんざし」」
愛する人のために、自己を犠牲にしてまでも生きようとする若者の姿を描いたもの。
泣きの話です。
ここの主演は沙央くらま。やはりヒロインは舞羽美海
店の金を盗んだ咎人として江戸から去る伊左次だが、本当の理由は好きな店のお嬢様に縁談話があり、それを知り身を引くというもの。
コレもなぜか新喜劇でありますね。  ココは沙央くらまの粋な江戸っ子がヨカッタ。
 
 
●第三幕「夢のなごり」
同じ女性を愛した平家の落人兄弟の苦悩を描く舞踊劇。
うーん、ここ寝てしまったんですよね・・・ぐぅぐぅ
 
 
いつもの谷正純の落語をベースにした作品で、役替りなどもあり大変な公演でしたが、健闘していたと思います。寝てしまったからではないですが、第三幕はイラナイかなぁ・・・。あくまで個人的な意見ですよ。