懐かしの「なんば花月劇場」 | 続アメマのおとしもの

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今回は「なんば花月」の写真をご紹介します。NGKじゃありません。
南海通にあり、現在のSWINGよしもとビルの場所です。
 
花月三館時代(なんば・うめだ・京都)には、うめだより後のオープンですが序列では一番とされていました。
なので正月・GW・お盆ともなれば、なんば花月に出番があることが芸人としてステータスだったようです。
確かにいつも客が多いイメージがあります。
 
しかし昭和62年(1987)11月になんばグランド花月(NGK)がオープンするために10月上席をもって一旦休館となります。
が、11月下席より再オープンします。
出番編成的には、NGK・うめだ・なんばという序列になってしまいます。この少し前に閉館した京都花月のようなプログラムでした。
翌年5月下席で完全に閉館となります。約半年間は100メートル程しか離れていない場所で二つの大きな劇場で興行していたんです。
 
私は、なんば花月には数回しか行ったことがありません。
というのもうめだ花月のほうが近いのもありましたし、正月・GW・お盆はやす・きよ、明石家さんまがなんばに出ることが多く混むからです。
少ない写真しかありませんがごらん下さい。
 
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劇場前の看板です。カメラの紐が写り込んでいます・・・。
昭和63年1月下席。再オープン後です。
当時NGKは林正之助会長の認めた芸人しか出番がありませんでした。吉本新喜劇もまだNGKでは公演していません。  なのでなんば花月はNGKに出番のない芸人さんでほぼ番組が組まれていました。
 
 
イメージ 2
 
昭和63年3月下席。
1階客席上手側から撮影。舞台はトミーズ。
舞台がやや前に出っ張っているのがわかりますでしょうか?
これはオープン当初にオーケストラボックスがあったところを使用しなくなったので舞台を増設したのです。
 
新喜劇で使うマイクが小型の新しいものになっています。これはNGKでも初期のころに使われていました。
 
 
イメージ 3
 
昭和63年3月下席。
1階席最後部より撮影。舞台は阿吾寿朗・今日規汰代。
うめだ花月に比べるとホントに大きな劇場でした。
そういえば、NGKでは漫才・落語は下手から登場しますが昔の花月は上手から登場でしたね。
 
イメージ 4
昭和63年1月下席。
1階席下手側より撮影。舞台は吉本新喜劇「男はかくありたい」。
左から帯谷孝史、浜裕二、船場太郎、中山美保。
 
 
イメージ 5
昭和63年3月下席。
1階客席2列目より撮影。舞台は吉本新喜劇「プッツン婆さんナイスローラー」。左から博多淡海(木村進)、中川一美。 登場と同時におしん婆さんカメラに向かってVサイン!
この作品3月上席にうめだで上演されたものなんですが、私がなんばに見に行った時なんとテレビ放送を見た後だったので驚きました。
 
 
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昭和61年7月31日特別興行。
1階客席上手側1列目で撮影。舞台は日曜お笑い花月劇場のTV収録。左から高橋和子、池乃めだか、末成由美。芝居の前のハガキのコーナー。
おなじみABCの吉本新喜劇の中継番組でしたが昭和59年頃から土曜から日曜に放送日放送時間が変更、テーマ曲が一時期変更、放送のない時期などがありました。
昭和61年3月下席より復活し昭和61年9月中席を最後にABCの吉本新喜劇の中継は終わりました。