2018.7.28
竪穴訓練をしてきました。
今回は、平尾台にある光水岩溝にて、他社確保・自己確保にてラダーの登行・下降の訓練をしました。29日も他の訓練をする予定が、台風で警報が出たために、やむを得ず中止となってしまいました。
光水岩溝について。
洞口の標高は385m、総延長55m、高低差30mの構造支配型竪穴です。光水洞の前方西側20mに長径20m、短径5mの舟型の岩溝として開口しています。舟型の洞底の北側辺りから空洞が東側に続き、奥部で13mの落差があります。さらに18m降下すると粘土の洞床となり、円形の通路が伸びています。洞床の落石の隙間より水が湧出し流下しています。円形の通路をさらに4mほど進むと、フローストーンの発達した比高5mのシャフトから別水系の水流が滝となって流下し合流し、最終的に落石の間への流失します。
最近の雨のため、まだ通行止めされた場所もあります
少し山を登るので、暑さ&日焼け対策🌞🌈🕶
自己確保を取りながら、岩溝に近づきます😀
ナチュラルアンカーでセッティングをしていきます👍👍
蚊取り線香も忘れずに🐝
岩溝がこんな感じ😋
向こうでもSRT中🧤
早速降りて行きますラダーはクラッシックな技術ですが竪穴の基本、SRTとは違う難しさがあります
壁付きなので、ラダーに足がかかりにくい、、
壁付きでは、ラダーを縦にして降りて行きます
ヒグラシの鳴き声の中、訓練を続けます
洞底は涼しく、住みたいくらい笑🤣
北側にあるクラック、狭かったです今日は入りません
下は水流になっています湿気と暗さで奥までは見えませんね
同日夕からの平尾台観光花火大会の様子
ちょうどこの日、平尾台自然の郷で、年一回の恒例イベントがあっており、花火が上がっていましたよ久しぶりの花火
見られてラッキーでした
参考文献:
日本洞窟協会「平尾台の石灰洞」(昭和57年),日本洞窟協会,p110
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