【 ゲーム攻略 】

 

 

 

 

 アイコン上段左から4番目のゲーム/アクティビティ(ボールとバットのアイコン)から「げーむ」を選択すると各種ミニゲームで遊べる。

 ゲームで遊ぶことによる主な効果は以下の通り。

一定以上のスコアでごきげんメーターがアップする

一定以上のスコアでごっちポイントを稼げる

体重が減少する

 

 

 

 

 ↑ 遊べるゲームは♪あつめしりずもうはたあげへでぃんぐきおくかけっこふりーすろーの最大7種類。成長段階に応じて追加されていく。

 幼児期:♪あつめのみ

 反抗期:しりずもう追加

 思春期:はたあげへでぃんぐ追加

 産卵期:きおくかけっこふりーすろー追加

 

 

 

 ゲームのスコアに応じて「ざんねん」「まだまだ〜」「もーちょい!」「やったね!」とコメントが出る。またそれに応じて加算されるごきげんメーターのハート数や獲得できるごっちポイント、減少する体重も変わる

 さらに各ゲームにおいて最大スコアを出してクリアすると↑くす玉の演出あり。(日本語選択の場合)ごきげんメーターがMAXになる

 

 

 

〈 ♪あつめ  〉

 

 

 タイミングよくボタン操作し、上から落ちてくる音符をキャッチしていくゲーム。100個集めると満点クリア。

 

 音符ウンチがが落ちてくるので、下に表示されている袋の口を開け閉めして音符だけを集めよう。3つの袋の内1つだけが口を開けた状態になっており、口の開いた袋はAボタンで左、Cボタンで右に移動させることができる。

 口の開いた袋に音符が入るとスコアが加算されていくが、1個でもウンチが入ってしまうとそこでゲーム終了となる。また1つでも音符をキャッチし損ねると同じくゲーム終了となるので注意が必要。

 

 

 ↑上のような状態の時はそのまま口の開いた袋を真ん中に移動させてよい。既に袋に重なる位置まで落ちたウンチは袋に入らない。

 音符の落ちる速度は段々上がっていく。

 

 

☆ スコアを伸ばすコツ

 速度が上がるとつい慌ててボタンを押してしまいがち。あまり早くボタンを押し過ぎると反応しないことがありミスにつながる。落ち着いてややゆっくりめに押してみよう。

 

☆ お世話ミスの挽回

 ♪あつめをスコア85個以上クリアすると、それ以前にしたこころのお世話ミス1回分を打ち消しできる。

 

☆スコアとコメント・ごきげんアップ・体重減少・獲得ごっちポイント

 

 

 

 

〈 しりずもう 〉

 

 

 ランダムで登場する相手キャラクターとしりずもうをするゲーム。8ラウンドまで勝ち進むとチャンピオンとなり満点クリア。

 

 

 

 相手と並んで数秒後にぷっしゅ!!」の文字が出たらいずれかのボタンを押す。すると直後にゲージが現れるので、なるべく満タンかそれに近いタイミングでまたいずれかのボタンを押そう。たまごっち同士がおしりで押し合い、勝敗が決まる。

 「ぷっしゅ!!」と出たのにボタンを押さないとゲージが現れずに勝負が行われ、負けてしまう。またゲージが現れたのにボタンを押さないとゲージが低い状態で勝負が行われ、負けてしまう。

 

 

 ↑ 勝つと相手が押し出されてつまづく動作をし、次のラウンドに進める。

 

 

 ↑ 負けると自分が押し出されてつまづく動作をし、そこでゲーム終了となる。

 

☆ スコアを伸ばすコツ

・勝率はたまごっちの体重によって変動する。体重が重いほど勝率が上がるため、おかしを与えて増量しておくとチャンピオンを目指しやすい。(ただし獲得できるごっちポイントは減少する)

・ゲージをなるべく満タン近くにするコツは、「ぷっしゅ!!」の文字出現後にタイミングよく続けて2回ボタンを押すこと。(ゲージの伸び1回目で決める)早過ぎても遅過ぎてもいけない。何度か試行すると程よいテンポをつかめる。

 

☆ お世話ミスの挽回

 しりずもうをラウンド7以上勝利すると、それ以前にしたからだのお世話ミス1回分を打ち消しできる。

 

☆スコアとコメント・ごきげんアップ・体重減少・獲得ごっちポイント

 

 

 

 

〈 はたあげ 〉

 

 

 赤旗と白旗を指示通りに正しく上げていくゲーム。ノーミスで9ラウンドの最後までクリアすると満点クリア。

 

 

 ↑ 上に表示される指示(矢印◀︎▷)に従い、Aボタンで赤Cボタンで白の旗を上げる◀︎が赤、▷が白を示している

 指示が出たのにボタンを押さず数秒が経過するとゲーム終了となってしまう。

 

 

 ↑ 指示が赤白同時に出たら、AボタンとCボタンを同時に押して赤白同時に上げる。

 また表示される位置が変わっても騙されずに指示された色の旗を上げること。↑右画像の場合、うっかりCボタンを押して白旗を上げるとミスになる。表示位置ではなく、あくまで色に従うこと

 

 

 ラウンドが進んでいくと、↑フェイント(ニセモノの矢印)が現れることがある。やや短く小振りな◀︎▷が表示されたらボタンを押してはいけない。フェイントは2回以上連続することもあるので注意すること。フェイントでボタンを押してしまうとその後旗を上げられなくなり、ゲーム終了となってしまう。

 

☆ スコアを伸ばすコツ

 落ち着いて指示を確認してからボタンを押すこと。指示が表示されてからボタンを押すまで数秒間の猶予があるため慌てて押さなくても間に合う。

 

☆ お世話ミスの挽回

 はたあげをラウンド8の3回目以上クリアすると、それ以前にしたこころのお世話ミス1回分を打ち消しできる。

 

☆スコアとコメント・ごきげんアップ・体重減少・獲得ごっちポイント

 

 

 

 

〈 へでぃんぐ 〉

 

 

 上から落ちてくるボールを捉えてヘディングするゲーム。

 

 左、真ん中、右の3パターンでボールが落ちてくる。たまごっちはAボタンで左Cボタンで右へ移動し、Bボタンでジャンプする。ボールが落ちてくる位置に素早くたまごっちを移動させてヘディングしよう。

 

 

 ↑ 真ん中にポジションニングしておくと移動しやすい。ボールの先が見えたらすぐにジャンプさせてよい。

 

☆ スコアを伸ばすコツ

 ♪あつめ同様、ボタンを素早く押し過ぎて反応しないことがある。たまごっちを移動させた直後にBボタンを押したのにたまごっちがジャンプしてくれない…など。ボタンは効くまで押せばよいので、特にBボタンは連打する感じで操作していくと上手くいく。

 

☆ お世話ミスの挽回

 へでぃんぐを19回目以上クリアすると、それ以前にしたからだのお世話ミス1回分を打ち消しできる。

 

☆スコアとコメント・ごきげんアップ・体重減少・獲得ごっちポイント

 

 

 

 

〈 きおく 〉

 

 

 矢印の表示を記憶して正しくボタンを押していくゲーム。

 

 まず先に上に矢印◁△▷が表示されていく。表示が消えたらボタンを押して、表示されていたのと同じ向き・順番で矢印を並べようAボタンで左(◁)Bボタンで上(△)Cボタンで右(▷)

 向きや順番を間違えたり、矢印の表示が消えてもボタンを押さずにいるとゲーム終了となってしまう。

 

 

 矢印の数は次第に増えていき、最大で8つ表示される。

 

☆ スコアを伸ばすコツ

 いずれにせよ記憶力が頼りなので、難しい場合はメモしたりスマホで撮影してしまうという手もある。

 

☆スコアとコメント・ごきげんアップ・体重減少・獲得ごっちポイント

 

 

 

 

〈 かけっこ 〉

 

 

 ランダムで登場する相手キャラクターとかけっこで競うゲーム。8ラウンドまで勝ち進むとチャンピオンとなり満点クリア。

 

 

 たまごっちスタートラインに付き、ランプが消えると走り出す。ゴールするまでいずれかのボタンを連打して応援してあげよう。

 

 

 ↑ 勝つと相手が転び、こちらはゴールを抜けて次のラウンドへ進むことができる。

 

 

 ↑ 負けるとこちらがゴール手前で転び、そこでゲーム終了となる。

 

☆ スコアを伸ばすコツ

 勝率が何によって変化するのかは今のところ不明。(体重やラッキー度について試行してみたがあまり明確な違いを認められなかった)

 ボタンを全く押さずにいるとほぼ負けるのでボタンの連打は必要なようだが、一方で連打回数が少なくても勝つことができたりするのでこの辺りも確実ではない。

 

☆スコアとコメント・ごきげんアップ・体重減少・獲得ごっちポイント

 

※ 獲得ごっちポイントについても5ラウンド以上になると変動が見られるが、その法則性はつかめていない。

 

 

 

〈 ふりーすろー 〉

 

 

 ボールをタイミングよく捉えてシュートしていくゲーム。

 

 上からボールが落ちてくるので、タイミングよくAボタンまたはBボタンを押してたまごっちをジャンプさせよう。上手くゴールにシュートできればクリアとなる。

 

 

 タイミングが早かったり遅かったりすると、ボールがどこかへ飛んでいったりゴールからずれて落ちたりする。ミスをしてしまうとそこでゲーム終了。

 ボールの落下速度にも複数パターンがあるので上手くタイミングをはかる必要がある。

 

☆ スコアを伸ばすコツ

 ゴールのフチ(下側)辺りのライン(またはそれよりも気持ち上くらい)でたまごっちがボールを弾くイメージでタイミングをつかむとよい。慣れてくると比較的楽にクリアできるようになる。

 

☆スコアとコメント・ごきげんアップ・体重減少・獲得ごっちポイント

 

 

 

 

【 おすすめのゲーム 】

 

☆ お世話ミス挽回

・からだのお世話ミス:へでぃんぐ(19回以上)

・こころのお世話ミス:♪あつめ(スコア85以上)

 難易度的にも時間的にも手軽ににクリアしやすい。ただしへでぃんぐは思春期以降にしか解放されないため、反抗期でからだのお世話ミスを挽回するためにはしりずもうを用いるしかない。その場合はおかしを与えて増量してからプレイするとよい。

 

☆ ごっちポイント稼ぎ

 思春期以降はへでぃんぐがおすすめ。

 獲得できるごっちポイントは満点クリアで400ごっちとさほど多くはないが、難易度が低く確実に満点クリアしやすい上、かかる時間も短い。

 

 

 

 

 

 

 たまごっちコネクションのゲーム攻略を進めている。

 他は大体つかめたのだが、産卵期に追加される「かけっこ」がいまひとつ攻略できずにいる。

 

 「かけっこ」は育成しているキャラクターがランダム(?)で登場するもう1体の産卵期キャラクターと走って競争するゲームだ。勝つとゴールを通過して次のラウンドに進むことができるが、負けるとゴール前で転んでゲームがそこで終了する。全部で8ラウンドまであり、最後まで勝ち進むと「チャンピオン」の文字が出てオールクリアとなる。

 ルール自体はシンプル。説明書には「たまごっちがゴールするまで好きなボタンを連打して、たまごっちを手助けしよう。」とある。つまりキャラクターが走り出したらABCいずれかのボタンをひたすら連打してキャラクターを応援するだけだ。

 しかし勝ち進むのは簡単ではない。

 

 

 クリアしたラウンドとコメント・ごきげんアップ・体重減少・獲得ごっちポイントの相関は表の通り。

 かけっこはしりずもうとよく似ている。同じく8ラウンドまであり、コメント・ごきげんアップ・体重減少についての相関は全く同じだ。ただし勝率の変化やごっちポイントの変動についてはいまひとつつかめずにいる。

 

 しりずもうは体重が重くなるほど勝率が上がり、反対に獲得ごっちポイントは減少する。海外の攻略情報を元にすると、体重を4つに区切り勝率の変化や獲得ごっちポイントの変動が見られるらしい。体重が91~99gだと楽にチャンピオンになれるが獲得ごっちポイントは600G、一方体重が50g以下だとなかなか勝ち進めないがチャンピオンになれれば2400Gも獲得できるという。

 

 これらのことからかけっこにも体重が関係しているのではないかという説が有力と思われた。しりずもうとは反対に、体重が軽くなるほど有利なのではないかというわけだ。

 ちなみにケーたまにも「かけっこ」は存在した。ゲーム内容は異なるが、体重によって勝率が変化する仕様だった。「理想体重」からプラマイ10g以内だと70%以上の確率で1位になり、反対に体重が80g以上だと70%以上の確率で3位になるらしい。

 これらを念頭に何度か試行したものの、期待通りの結果は得られなかった。体重50gと99gで試してみたが、勝率に大きな変化は感じられなかった。また獲得ごっちポイントは4ラウンドまでは一律なのだが、5ラウンド以降は数パターン見らる。そしてそのいずれについても両体重での獲得を確認した。つまり獲得ごっちポイントにもほとんど違いが見られなかったのだ。

 

 次に、キャラクターのラッキー度が関係しているのではないかとも考えた。いくつかの個体でプレイする中、勝率に若干の個体差が見られるような気がしたからだ。

 しかしその後のお見合い相手から予測したラッキー度との相関も有力視できるものではなかった。ラッキー度が高いと見られる個体の勝率が高いとは言えなかったのだ。

 

 さらに海外情報なども漁ってみたが、結局明確な攻略情報は得られていない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 てんしっちのスーパーかくれキャラ、ラッキーウンチくん。

 昨今のたまごっちブームも手伝ってそれなりに知名度も上がり攻略法も知られるようになったが、今なおミステリアスな存在として異彩を放ち続けるこのキャラクターについて少し深掘りしてみたいと思う。

 

 

 天使になったたまごっち、てんしっち

 

 「てんしっちのたまごっち」は「たまごっち」「新種発見!!たまごっち」に続いて1997年8月に発売された3作目のたまごっちシリーズである。ブームの只中にリリースされたこともあり生産量が多かったためか、現在でも中古で入手しやすい。また今年1月にはオリジナルたまごっちシリーズの一つとしてリバイバル版も発売された。

 

 

 

 

 老若男女問わず社会を沸かせたたまごっちブームの折には、可愛がっていたたまごっちの死によりペットロス症候群のような精神状態に陥る者もいたのだとか。そんなたまごっちの死後の世界を描いた今作は、かつて育てたたまごっちたちが天使になって「ありがとう」を伝えにやってくるという何ともエモいストーリーになっている。

 てんしっちのたまごっちでは隠れキャラクターが3種類に増え、「ふたごてんし」「さぼてんし」「おとのてん」と前作や前々作に勝るとも劣らない個性豊かな面々が揃っているのだが、今作はさらにその奥に謎の存在が隠されている。それがラッキーウンチくんだ。

 

 

 

 ラッキーウンチくんの攻略情報はどこから?

 

 

 

 

 てんしっち発売後に出版された各種攻略本を漁ると、いずれもその存在を明かしてはいる。しかしその攻略法に言及する内容はわずかだった。

 とはいえその他のキャラクターについても当時の攻略本に具体的な育成法が明記されることはなかったし、前作や前々作の隠れキャラクターの攻略法についても一部の攻略本などで多少仄めかされる程度だったことは付け加えておく。

 

 しかし現在判明しているその育成法を思うに、一体当時誰がどのようにしてその攻略を成し得たのか疑問を抱かずにはいられない。育成ルートの途中に現れる「ラッキーウンチくんもどき」に関しては偶然の遭遇もあり得るとして、その後さらにいくつかの条件をくぐり抜けて本物のラッキーウンチくんに出会うのは確率的にかなり困難ではないだろうか。

 ブームの只中でプレイヤーの母数は大きかったはずだし、当時すでにインターネットを通じた情報交換が可能であったことを考慮してもなお疑問が残る。それにしても当時のインターネット上で繰り広げられたであろうプレイヤー同士のやり取りは一度見てみたかった。

 

 

 

 

 今手元にあるてんしっちの攻略本は、

『てんしっちのたまごっち大百科』(1997年8月25日初版、勁文社)

『てんしっちのたまごっちとあそぶほん』(1997年9月5日初版、(株)アスキー/ファミ通書籍編集部)

『てんしっちの育成ブック』(1997年10月1日初版、徳間書店)

 の3冊で、いずれもバンダイの監修本。この他にもてんしっちの攻略本と呼べるものは存在するが、残念ながら手元にはなく実際に目を通したことはない。ここでは上記3冊に見られるラッキーウンチくんに関する記述を紹介しておく。

 

『てんしっちのたまごっち大百科』

 巻末袋とじの「かくれキャラ図鑑」にキャラクター紹介あり。「めったに出せないスーパーかくれキャラ」であり、「うんちなのにごはんを食べたり寝たりする」との説明。プレイアブルキャラクターであることくらいしか分からない。

 

『てんしっちのたまごっちとあそぶほん』

 巻末袋とじの中にマル秘レポート緊急発表として紹介ページあり。『てんしっちのたまごっち大百科』と似た内容の紹介に加え、「成長させる方法はすごくすごくむずかしい」「こんな新種がいるとはビックリ!!」などと興味を煽る内容。

 

『てんしっちの育成ブック』

 Q&Aコーナーの最後に「おばけっち2号からまるてんに変身しなくなっちゃった!どうしてなの!?」という質問あり。ばんぞー博士の回答は「そ、それは新しい発見じゃっ!」から始まり終始興奮気味に「落ちついて育ててみるとわかるはず」「慎重におせわして」と促している。ラッキーウンチくんの名前もスーパーかくれキャラというワードも出ていないが、何となく隠し要素に関することだと予想できる内容だ。「まるてんに変身しないおばけっち2号になったら慎重にお世話をする」というヒントが得られた。

 加えて巻末袋とじの「かくれキャラ図鑑」にはキャラクター紹介あり。上2冊とほぼ似た内容の紹介。「このラッキーウンチくんになったら、願い事はなんでもかなう、いや世界の終わりか!?」とやや混乱したコメント付き。

 

 これらに加えて見つけたある内容についても紹介したい。

 

 

 

 

 どこかにヒントが隠されていないかと読み漁る中目にした「たまごっちもじ」についての内容。これらは『てんしっちのたまごっちとあそぶほん』と『てんしっちの育成ブック』の中に見つけられた他、『たまごっち研究レポート たまごっちボン』など他の本にも取り上げられている。

 「たまごっちもじ」とは「たまごっち星でたまごっちたちが使っている文字」という設定で、絵とも図形とも言える不思議なぐにゃぐにゃ文字を日本語のひらがな五十音にただ当てはめただけのもの。「たまごっち文字で文章を書こう!」「友達に手紙を送ってみてはいかが?」とあり一見遊び心で挿入されたコーナーかとも思ったが、何か意味があるのかもしれないと思い深読みしてみることに。しかし文字一覧を眺めたりたまごっち文字で「ラッキーウンチくん」と書いてみたりしても特に何も見つけられなかった。

 

 その後もどこかに隠し情報はないものかと本をいじりまわしていると、『てんしっちのたまごっちとあそぶほん』のカバーを外した裏表紙にたまごっち文字で書かれた文章を見つけた。かなり手間だったがひらがなで書き起こしてみることに。

 その内容をまとめると

・『てんしっちのたまごっちとあそぶほん』は『たまごっちとあそぶほん』のてんしっちバージョンなので似ているページもある。

・新企画もたくさん設けたため作るのが大変だった。構成のHachibei氏と執筆の桃栗氏はへとへとで頑張った。

・またパワーアップして「あそぶほん」シリーズを作るためには励ましの手紙やプレゼントを送ってほしい。

「たまぴっち」を持っている人は手紙をくれたらマル秘情報をPメールで送る

 というものだった。

 

 そして末尾には下のような文が付け加えられていた。

 

 

 平仮名に起こすと、

 

さいごまでよんでくれたきみにひとこと

てんしつちのすーぱーかくれきやらは

おなじあだるてんをそだてて

うーん あとは ひ み つ

 

 Pメールで送るというマル秘情報こそ、ラッキーウンチくんの攻略法なのではないだろうか。今となってはそれを確認する術はないが、可能性としてはありえる。そのようにして一部のプレイヤーに情報が与えられ、それがあちこちで共有され広まった結果かろうじてネット上にも残されていたのではないだろうか。

 最後の文は断片的だが重要な情報が含まれている。すなわちスーパーかくれキャラ攻略のためには「同じアダルてんを育てる」必要があるということだ。これは少し前に海外情報から判明した「ラッキーウンチくん攻略ルートとして、たこてんから変身する3つのアダルてん:ぷくてん・たらてん・おやじてんしの中から同じキャラクターを2回育成するのが有効である」という攻略法に通じる。おそらく元情報はこれだったのだろう。それが伝わっていく過程で一部情報が抜け落ちたりプレイヤーの経験談が混ざったりして、よく見かける「2回おやじてんしにする」という攻略法が残されたのかもしれない。

 ずいぶん前に攻略情報を拾ったサイトは削除されてしまったのか今はもう見つけられないが、それらの一つだったのかもしれないと思うと少し感慨深い気持ちになる。時を超えて当時のブームと繋がっているのだ。

 

 

 ラッキーウンチくんの正体とは

 

 

 

 

 結局ラッキーウンチくんとは何者なのか。

 

 当時物のたまごっち開発者たちのノリを考えるに、面白要素として取り入れた可能性が高いように思う。ウンチというモチーフ自体が子供の笑いを誘うものである。以前友人が「自分の笑いのツボは小学生と一緒だと思う。ゴリラとかウンチとか…」などど言っていたのを思い出す。少し前に話題になった「うんこドリル」や「おしりたんてい」などもそうだ。子供の頃に駄菓子屋で好んで買っていた「うんちくんグミ」や「うんちくんキャンディ」も記憶に残っている。なぜだか分からないが、顔の付いたウンチキャラクターには不思議と惹かれる親しみやすさとユーモアがある。何とも言えず元気をもらえる気がするのだ。

 そんなウンチキャラが隠れキャラとしていたら面白い、それも攻略困難な正体不明の謎キャラとして存在していたらもっと面白い、といったところか。しかもそれまでのたまごっちにおいてウンチはプレイヤーにとって掃除する対象に過ぎなかった。見つけたらすぐにトイレアイコンで流すものという認識でいる。ウンチなのだから当たり前だ。そのウンチがお世話対象になる、ものを食べるし眠るし、極めつけはウンチがウンチをする…!とても刺激的な隠し要素になるというわけだ。

 てんしっちがおばけとお墓の画面から始まるのも、ストーリー上と言いつつ実は「たまごっちの死亡画面から始まるなんてびっくりするだろう」というネタ的な意図があったらしいという裏話からもうなずける。

 

 

 開発事情としてはそんなところかと推察するが、一方でストーリー的な意味合いでもこのラッキーウンチくんの存在について考えてみたい。単なる一ファンの空想に過ぎないがそれも楽しい。

 

 てんしっちに登場するうんち、つまりてんしっちたちがするうんちはただのうんちではない。キラキラと光る「星クズうんち」だ。星クズうんちはてんしっちが人間たちの幸せを願って時折してくれるおいのりの後に出すもので、ばんぞー博士によれば「みんなの嫌なことや悪いことがウンチになって出てくる」とのこと。

 ラッキーウンチくんはこの星クズうんちが集まって生まれた物なのではないだろうか。色やキラキラなど見た目がそっくりであることに加えて、ラッキーウンチくんの「おでかけ」姿は4つの星クズうんちなのだ。これらはラッキーウンチくんの正体が星クズうんちであることを示唆しているように思われる。ただラッキーウンチくん育成ルートの途中で現れる「ラッキーウンチくんもどき」がてんしっちの変身した姿ならば、修行を重ねた選ばれしてんしっちがラッキーウンチくんになると考えることもできる。しかしいずれにせよ、ラッキーウンチくんが星クズウンチを象徴することは確かなことと思われる。

 

 

 

 

 てんしっちたちがお祈りによって「嫌なことや悪いこと」を取り除いてくれたのだと考えるとうれしいし、それらがウンチになって流されるというのはちょっと愉快で励まされる心持ちがする。

 一方で星クズうんちがその「嫌なことや悪いこと」でできている考えると、単なるウンチよりも何となく嫌なもののような気もしてくる。すぐに流してしまいたくなるし、触れれば障りがありそうな気さえする。それなのになぜその星クズうんちはキラキラしているのか?

 それはてんしっちたちがみんなの「嫌なことや悪いこと」を取り除く際に浄化してくれているからなのではないかと思う。ケガレを払うみたいなイメージだ。そうして残った星クズうんちとは一体何なのか。

 

 「嫌なことや悪いこと」はきっと、「嫌だなと思うことや悪いことがもたらされると思うこと」なのだ。本来「もの」や「こと」に良いも悪いもなく、好き嫌いや良し悪しというのはそれに相対する者の捉え方に過ぎない。つまりネガティブな視点で見るかポジティブな視点で見るかに過ぎない。てんしっちはみんなのネガティブな視点を取り除いてくれているのではないか。ネガティブな視点を取り除き、ポジティブな視点の可能性を残してくれているということだ。ゆえに星クズうんちはポジティブな期待に満ちていてキラキラ光を放っているのかもしれない。

 何はともあれ星クズウンチはトイレアイコンで流されていってしまう。流れ着いた先で誕生したのがラッキーウンチくんなのかもしれない。星クズうんちの集合体なのだとしたら、ラッキーウンチくんはスーパーポジティブな存在ということになる。ネガティブな感情を弾き飛ばし、物事のポジティブな可能性を見出す。そんな力強い前向きさを我々に与えてくれているに違いない。

 またラッキーウンチくんに会いたくなってきた。