少しずつ進めていたオリジナルたまごっちのキャラクター分岐条件についての検証が一区切りついたため、ここで一度報告としてまとめておこうと思う。

 

 オリジナルたまごっちの成長段階は、タマゴ→ベビーっち①→ベビーっち②→こどもっち→アダルトっち→隠れアダルトの6段階。(ベビーっち①はタマゴから生まれたばかりのベビっち・しろベビっち、ベビーっち②は約1時間後に変身するまるっち・とんまるっちを指している。)

 この内こどもっちとアダルトっちのキャラクターは複数存在し、それ以前の形態におけるお世話の仕方によって分岐すると考えられる。この分岐条件の詳細を調べようと試みているところだ。

 

 

【 仮説 】

 これまでの育成経験から、前述の分岐条件は主に「お世話ミス」と「しつけミス」の二つであるという仮説を立てている。それぞれの定義は以下の通り。

 お世話ミス:おなかやごきげんのメーターが空になった時やたまごっちか就寝した時に呼び出しを受けた際、要求されたお世話をせずに放置し一定時間経過によりよびだしサインの点灯が消えること。

 しつけミス:わがままサインの呼び出しを受けた際、しつけをせずに放置し一定時間経過によりよびだしサインの点灯が消えること。

 ↓

 具体的には、ベビーっち②期とこどもっち期におけるお世話ミス回数としつけミス回数によりキャラクター分岐が起こると考えている。

 

 

【 方法 】

 検証に当たっての育成方法は以下の通り。

 

主に睡眠育成法を用い、基本的には時計操作により眠らせ続けた状態で成長させる。ただし変身は起きている時にしか起こらないため、各成長段階への変身までに必要な経過時間が経過したらたまごっちを起こして変身させる、ということをする必要はある。

 

お世話ミスは消灯ミスを用いて必要回数行う。(ミスの発生、管理・カウントが容易なため。)(キャラクターの就寝時刻にセットして消灯の呼び出しを発生させ、約1時間放置してよびだしサインの点灯が消えたのを確認して1回とカウントする。)

 

しつけミスは時計操作によりわがままサインを出現させ必要回数行う。(○○:19にセットして1分待ち、わがままサインを発生させる。わがままサインが発生しなかったら発生するまで何度も繰り返す。わがままサインが発生したら約15分放置してよびだしサインの点灯が消えたのを確認して1回とカウントする。)

 

・今回は主にしつけミスを中心とした分岐検証とする。(お世話ミス回数よりもしつけミス回数の方が細かな分岐に影響すると考えたため。)

 各成長段階におけるお世話ミスは

 ベビーっち②期 0回/こどもっち期 0回

 ②ベビーっち②期 0回/こどもっち期 3回

 ③ベビーっち②期 3回/こどもっち期 0回

 ④ベビーっち②期 3回/こどもっち期 3回

 の4パターンで試行する。

 しつけミスはその各パターンにおいてベビーっち②期 0~4回 × こどもっち期 0~5回の計30通りで試行する。

 よって今回の検証における試行は4×30で120通りの育成となる。

 

 

【 結果 】

 お世話ミスの各パターンごとにまとめていく。

 

①ベビーっち②期 0回/こどもっち期 0回

 

 

 こどもっち:たまっち/とんがりっちからの変身ルートで、分岐したアダルトっちはまめっち/みみっちぎんじろっち/ポチっちますくっち/ズキっちの3通りが得られた。

 

 

②ベビーっち②期 0回/こどもっち期 3回

 

 

 こどもっち:たまっち/とんがりっちからの変身ルートで、分岐したアダルトっちはくちぱっち/はしぞーっちぎんじろっち/ポチっちにょろっち/くさっちますくっち/ズキっちたらこっち/たこっちの5通りが得られた。

 

 

③ベビーっち②期 3回/こどもっち期 0回

 

 

 こどもっち:くちたまっち/はしたまっちからの変身ルートで、分岐したアダルトっちはくちぱっち/はしぞーっちにょろっち/くさっちたらこっち/たこっちの3通りが得られた。

 

 

④ベビーっち②期 3回/こどもっち期 0回

 

 

 こどもっち:くちたまっち/はしたまっちからの変身ルートで、分岐したアダルトっちはにょろっち/くさっちたらこっち/たこっちの2通りが得られた。

 

 

○ 試行結果から分かったこと

 

・各キャラクター分岐について

 まめっち/みみっちの分岐条件は非常に狭き門。お世話ミスはベビーっち②期・こどもっち期両方でなるべくせず(1~2回ならば許容範囲である可能性が高いが、詳しくは検証途中)、しつけミスはベビーっち②期での1回までしか許されない。

 

 ぎんじろっち/ポチっちはたまっち/とんがりっちからしか変身しないが、こどもっち期のお世話ミス回数については3回以上でも変身するようだ。いずれもベビーっち②期のしつけミス回数が2回以上、こどもっち期のしつけミス回数が1回以下だと分岐する。

 

 ますくっち/ズキっちもぎんじろっち/ポチっち同様たまっち/とんがりっちからしか変身しないが、ベビーっち②期・こどもっち期でのしつけミス回数がそれぞれ2回以上で変身するため、たまっち/とんがりっちルートからはかなりの高確率で分岐するキャラクターと言える。

 

 くちぱっち/はしぞーっちはお世話ミス回数についてはベビーっち②期・こどもっち期いずれかで3回以上を必要とする一方、しつけミス回数については特にこどもっち期では1回までしか許されないため条件としてはかなりシビアである。

 

 たらこっち/たこっちはやはりしつけミス回数の多さがポイントとなるようだ。一方で特にベビーっち②期のしつけミス回数については、パターン③と④でにょろっち/くさっちと反転している箇所もあるのが不思議だ。

 

 にょろっち/くさっちはしつけミス回数についてはくちぱっち/はしぞーっち、たらこっち/たこっちの中間に位置することが多いが、お世話ミス回数についてはベビーっち②期・こどもっち期両方で3回以上すると高確率で分岐するようだ。

 

・ベビーっち②期→こどもっち期の分岐とその後について

 お世話ミスについては3回未満・3回以上で分岐する可能性が高い。(オリたまにおいてはおなか・ごきげんのメーターが同時に減少するケースが多いが、この場合それぞれで1回とカウントされている可能性が高い。よっておなか・ごきげんセットの場合は2回のミスとなるものと思われる。)3回未満だとこどもっち:たまっち/とんがりっちルートへ、3回以上だとこどもっち:くちたまっち/はしたまっちルートへ進むので分かりやすい。

 一方、しつけミスについては2回未満・2回以上で分岐しているように見受けられる。2回未満の場合こどもっち変身時にしつけメーターが50%または75%スタートとなるが、2回以上の場合こどもっち変身時にしつけメーターが0%スタートとなるようだ。これが一つの目印になると思われる。

 いずれにしても、各成長段階のお世話ミス回数・しつけミス回数がともにアダルトっちの分岐にまで影響していることは確かだ。

 

 

 なお今回の検証はオリジナルたまごっちについてのものだが、当時物の「たまごっち」や「新種発見!!たまごっち」と通じるところがある可能性は高い。とはいえ全く同じ分岐条件にはならないのではないかと思うため、いずれ当時物の検証も行いたいと考えている。

 ただし当時物はわがままサインの発生仕様がオリジナルたまごっちとは異なるため、正確な検証を行うハードルがより高い。そのため今のところは先にわがままサイン発生の法則を調べているのだが、思いの外複雑なためスムーズに進んでいないのが現状だ…。

 

 

 今回の報告は以上となる。

 ただしいずれの試行も1回ずつしか行っていないためどこかに間違い等がある可能性もあり、確実なものではない。引き続き検証は続けていきたいと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 たまごっちコネクションには今現在攻略本の出版がないため、各キャラクターについてまとめられた情報が少ない。公式サイトにはキャラクター紹介ページも設けられているが、名称だけでいまだ説明が空欄のままのキャラクターも見受けられる。

 そこでキャラクター攻略とは別に、こちらの記事にキャラクターの紹介をまとめておこうと思う。

※ キャラクター設定などは過去作の攻略本などから引用した。なおイラストは模写したもので、公式のものではない。

 

 

 

 【 幼児期 】

 

テレっち(オス)/テレっち(メス)

 生まれたばかりのたまごっちの赤ちゃん。1代目はタマゴから生まれ、2代目以降はお見合い・恋愛結婚により生まれる。

 

 初代たまごっちシリーズ、「たまごっちオスっち・メスっち」からの移植。オスっちメスっちでは複数存在するベビーっちのうちの一つで、2代目以降に生まれるキャラだった。当時はオスもメスもテレっち(メス)のビジュアルだったが、今作では白黒反転により性別が分かれる。これはたまごっちプラスシリーズの幼児期キャラクターの流れを汲んだものと思われる。

 

 『たまごっちオスっち・メスっち大百科』のキャラクター紹介には「人見知りするはずかしがりやさんのテレっち。でもホントは、たくさんお友だちがほしいんだ。みんな、仲よくしてあげてね。」とある。『たまごっちオスっち・メスっちとあそぶほん』には「控えめな性格のテレっちは、慣れない人とおしゃべりするのが大の苦手だよ。ホントはみんなとお友だちになりたいと思ってるんだけど、なぜだか人見知りしちゃうっていう悩みを持ってるんだって。」とある。たまごっちコネクションの公式サイトでも、大きな声で泣きたいけれどもテレてしまって声が控えめになる、みんなとたまともになりたいけれども顔が真っ赤になってしまい声がかけられないと紹介されている。テレっちの「テレ」は「照れる」から命名されているのかもしれない。

 

 

 

 【 反抗期 】

 

たまっち

 テレっちから1時間くらいで変身する反抗期の一つ。まだ幼いたまごっちの子供。

 

 初代たまごっちシリーズ、元祖「たまごっち」からの移植。当時は第三形態で変身するキャラクターだったが、今作では一つ繰り下がって第二形態で変身する。

 

 『たまごっち大百科』のキャラクター紹介には「性格はやんちゃで快活、子供らしく好奇心旺盛で、なんでもかんでも知りたがる。とってもおしゃべりなおしゃまさん。」とある。『たまごっちとあそぶほん』には「やんちゃで快活、好奇心旺盛でなんでも知りたがる性格の持ち主。おまけにとってもおしゃべり。静かになるのは、寝ているときぐらいのもの。」とある。たまごっちコネクションの公式サイトでもほぼ同様の紹介がされている。なぜなぜ期、質問期とも呼ばれる幼児期の子供そのものといったキャラクターだ。

 

 

 

みずたまっち

 テレっちから1時間くらいで変身する反抗期の一つ。まだ幼いたまごっちの子供。

 

 初代たまごっちシリーズ、「たまごっちオスっち・メスっち」からの移植。オスっちメスっちでは複数存在するベビーっち期(第二形態)のうちの一つで、3代目以降に変身するキャラだった。当時はそれなりにお世話をきちんとした上で世代をつなげないと出会えない比較的レアな存在だった。

 

 『たまごっちオスっち・メスっち大百科』のキャラクター紹介には「こどもながら、なかなかの情報通。アダルトっちたちの恋のウワサ話もばっちりキャッチ。ちょっぴりおませさんなのだ。」とある。『たまごっちオスっち・メスっちとあそぶほん』には「こんなカワイイ顔をしている“ベビっち”のクセに、じつはなんでも知ってる事情通。とくにゴシップ関係に強くて、“アダルトっち”たちの恋のウワサなら、このみずたまっちにおまかせ!……なんだって。」とある。第二形態にしてはキャラが濃い。オスっちメスっちらしいキャラクター設定だ。

 

 

 

くちたまっち

 テレっちから1時間くらいで変身する反抗期の一つ。まだ幼いたまごっちの子供。

 

 初代たまごっちシリーズ、元祖「たまごっち」からの移植。前述のたまっち同様、当時物では第三形態で変身するキャラクターだったが、今作では一つ繰り下がって第二形態で変身する。

 また当時は何回もお世話ミスをすることで変身するキャラクターだったが、今作ではなるべくお世話ミスをせずにまめに育てた親から生まれるキャラクターになっているのがちょっと面白い。

 

 『たまごっち大百科』のキャラクター紹介には「くちばしが出てきているのが特徴。なんとなくぶーたれているようにも見えるが、実は温厚な性格で、のんびりやさんだ。」とある。『たまごっちとあそぶほん』には「くちのあたりに成長のあとがうかがえる。のんびり屋でおっとりしている温厚タイプだけど、ちょっとしたことで、すぐにスネちゃうんだよ。」とある。たまごっちコネクションの公式サイトでもほぼ同様の紹介がされている。古き良きたまごっちらしいキャラクター。

 

 

 

もひたまっち

 テレっちから1時間くらいで変身する反抗期の一つ。まだ幼いたまごっちの子供。

 

 初代たまごっちシリーズ、「たまごっちオスっち・メスっち」からの移植。オスっちメスっちでは複数存在するベビーっち期(第二形態)のうちの一つで、1代目に生まれるキャラだった。

 

 『たまごっちオスっち・メスっち大百科』のキャラクター紹介には「こまかいことは、ぜんぜん気にしないゴーカイな子。むらさき色のモヒカンっぽい頭がとってもカッコイイ。でも怒ると毛が逆立っちゃう!」とある。『たまごっちオスっち・メスっちとあそぶほん』には「まあるい顔とモヒカンのような頭が目印のもひたまっち。まだ小さな“ベビっち”なのに、みんなから頼りにされてるそのワケは、細かいことを気にしないゴーカイな性格をしてるからなんだって!」とある。みずたまっち同様、第二形態にしては大人びた性格をしているところにオスっちメスっちらしさを感じる。

 

 

 

 【 思春期 】

 

 ○ 奇数世代

 

おぼっち

 奇数世代に変身する思春期まじめなこの一つ。

 

 初代たまごっちシリーズ、「たまごっちオスっち・メスっち」からの移植。オスっちで複数存在するこどもっち期のうちの一つ、1代目に生まれるキャラだった。対になるメスっちのキャラクターとして「おじょっち」(似たような見た目でリボンを付けている)がいたが今作には登場しない。今作ではオスメス関係なくおぼっちに変身する。

 

 『たまごっちオスっち・メスっち大百科』のキャラクター紹介には「とってもおしゃれなジェントルマン。ちょっぴりカールした前髪をいつも気にしている。将来が、なかなか有望なこどもっち。」とある。『たまごっちオスっち・メスっちとあそぶほん』には「おぼっちは、身だしなみに気を使う小さなジェントルマン。いつもヒマさえあれば鏡のまえに立って、クシを片手にクルンとカールした前髪を整えることに夢中になってるオシャレなオスっちだよ。」とある。その名の通り、育ちの良いお坊ちゃまらしいキャラクター。

 

 

 

やんぐまめっち

 奇数世代に変身する思春期まじめなこの一つ。

 

 たまごっちプラスシリーズ、「祝ケータイかいつー!たまごっちプラス」で初登場。当時も思春期に変身するキャラクターだった。

 

 『祝ケータイかいつー!たまごっちプラス わくわく育て方ガイド』のキャラクター紹介には「まめっちのこどもの頃の姿にそっくり。こまめにおせわするとまめっちに成長する。まめっちにあこがれ、なにごとも一生懸命だけど、少しぼーっとしている」とある。『祝ケータイかいつー!たまごっちプラスとあそぶほん』には「見た目がまめっちとそっくりだけど、まだまだ甘えん坊さんなのだ。まめっちにあこがれていて、なにごとも一生懸命だけど、少しぼーっとしているよ」とある。たまごっちコネクションの公式サイトでは、まめっちを目標に努力している、性格がまっすぐすぎて時々おっちょこちょいな行動を取ってしまうこともあると紹介されている。丸い目と四角く開いた口がいちごっちなどとも共通しており、たまごっちプラスらしいキャラクターデザインだ。

 

 

 

バタバっち

 奇数世代に変身する思春期まじめなこの一つ。

 

 初代たまごっちシリーズ、「たまごっちオスっち・メスっち」からの移植。メスっちで複数存在するこどもっち期のうちの一つ、3代目以降に生まれるキャラだった。対になるオスっちのキャラクターとして「プロペラっち」(同じく宙に浮いている見た目でプロペラのようなものが生えている)がいたが今作には登場しない。今作ではオスメス関係なくバタバっちに変身する。

 

 『たまごっちオスっち・メスっち大百科』のキャラクター紹介には「カレシのことや恋のウワサをはじめると話が止まらなくなってしまうおしゃべんさん。ヒミツを知られたら1時間で広まっちゃうよ。」とある。『たまごっちオスっち・メスっちとあそぶほん』には「自分の彼氏や恋のウワサ話ををしゃべり出すと止まらないバタバっち。こんなおしゃべりムスメの彼女に、ヒミツの話をうっかり話しちゃった日には、たった1時間でみんなに広まっちゃうからご用心!!」とある。バタバタとあちこちせわしなく飛び回りそうなビジュアルと名前が個性的。恋愛事情に興味津々という、こちらもオスっちメスっちらしい性格のキャラクターだ。

 

 

 

いちごっち

 奇数世代に変身する思春期まじめなこの一つ。

 

 たまごっちプラスシリーズ、「かえってきた!たまごっちプラス」で初登場、次の『祝ケータイかいつー!たまごっちプラス』にも引き続き採用されている。当時も思春期に変身するキャラクターだった。

 

 『祝ケータイかいつー!たまごっちプラス わくわく育て方ガイド』のキャラクター紹介には「ちょっとおしゃまなたまごっち。ダンスが大好きで、毎日、へんてこな創作ダンスを踊っている。頭のツブツブを気にしていて、その数を数えられるのが嫌いらしいよ。」とある。『祝ケータイかいつー!たまごっちプラスとあそぶほん』には「いちごの形をしたかわいいたまごっちだよ。でも本人は頭のつぶつぶにコンプレックスを持っていて、つぶを数えられるのがイヤなんだって。」とある。たまごっちコネクションの公式サイトでもほぼ同様の紹介がされている。

 たまごっちプラスシリーズを代表するキャラクターの一つで、第二期に小学生女子をターゲットにした際に可愛らしさを取り入れてデザインされたものと思われる。今なおグッズも多い人気キャラクターとなっている。

 

 

 

にかっち

 奇数世代に変身する思春期ふつうのこの一つ。 

 

 たまごっちプラスシリーズの「祝ケータイかいつー!たまごっちプラス」で初登場。当時も思春期に変身するキャラクターだった。

 

 『祝ケータイかいつー!たまごっちプラス わくわく育て方ガイド』のキャラクター紹介には「いつでもニカーッと笑っている、笑顔のたえないたまごっち。悲しいことがあっても笑っているので、にかっちの本当の気持ちは誰にもわからない……。」とある。『祝ケータイかいつー!たまごっちプラスとあそぶほん』には「いつもニコニコ笑っているたまごっち。うれしいときも悲しいときも、怒っているときも笑顔。なにを考えているのかわからないミステリアスなところが人気。」とある。たまごっちコネクションの公式サイトでは、本心は分かりにくいけれどそばにいてくれると癒されると紹介されている。どことなく道化師を思わせる、ちょっと不思議なキャラクターだ。

 

 

 

ピロリロっち

 奇数世代に変身する思春期ふつうのこの一つ。

 

 初代たまごっちシリーズの「たまごっちオスっち・メスっち」からの移植。オスっちで複数存在するこどもっち期のうちの一つ、2代目以降に生まれるキャラだった。対になるメスっちのキャラクターとして「ピロリンっち」(同じような見た目で下半身がスカートのような見た目)がいたが今作には登場しない。今作ではオスメス関係なくピロリロっちに変身する。

 

 『たまごっちオスっち・メスっち大百科』のキャラクター紹介には「思いつきだけでものごとを決めてしまうピロリロっち。だから失敗してばかり。その場のふんいきに流されやすい子なのだ。」とある。『たまごっちオスっち・メスっちとあそぶほん』には「その場の思いつきで物ごとを決めてしまうというピロリロっち。だけど、いつもその思いつきはハズレてばっかり……。たまにはじっくり考えてから行動してみると、いい結果が出るかもネ!?」とある。コミカルな見かけによらず人間らしいキャラクター設定だ。

 

 

 

 ○ 偶数世代

 

ヒコっち

 偶数世代に変身する思春期まじめなこの一つ。

 

 初代たまごっちシリーズの「たまごっちオスっち・メスっち」からの移植。オスっちで複数存在するこどもっち期のうちの一つ、2代目以降に生まれるキャラだった。対になるメスっちのキャラクターとして「ユーホっち」(同じく宙に浮いている見た目で下半身がUFOのような見た目)がいたが今作には登場しない。今作ではオスメス関係なくヒコっちに変身する。

 

 『たまごっちオスっち・メスっち大百科』のキャラクター紹介には「ちょっと空中に浮いている、スピード自慢のヒコっち。いつも人の話をあまり聞かないで、早合点してしまう。おっちょこちょいだけど、ニクめない子。」とある。『たまごっちオスっち・メスっちとあそぶほん』には「ロケットみたいなカタチをしているヒコっちは、超高速のスピードが

自慢のあわてん坊。友だちと仲よくおしゃべりしていても、なぜだか早合点して飛び出しちゃうから、いつも失敗ばっかりしているよ。」とある。ちょっと落ち着きがなくそそっかしい性格だが憎めないキャラクター。

 

 

 

ひなっち

 偶数世代に変身する思春期まじめなこの一つ。

 

 たまごっちプラスシリーズの「祝ケータイかいつー!たまごっちプラス」で初登場。当時も思春期に変身するキャラクターだった。

 

 『祝ケータイかいつー!たまごっちプラス わくわく育て方ガイド』のキャラクター紹介には「からだ全体がうぶ毛におおわれているたまごっち。からだは小さいけれど、けっこうすばやく動きまわるんだ。頭のてっぺんに何かが生えているよ。」とある。『祝ケータイかいつー!たまごっちプラスとあそぶほん』には「ペンギンみたいな外見のたまごっち。体は小さいけど、すばやく動けるのが自慢だ。なぜか自分は空を飛べると勘違いしていて、毎日空を飛ぶ練習をしている。」とある。鳥のヒナをモチーフにしているようだが、飛べないとのことなのでペンギンなどに近いようだ。ドット絵は初代っぽいデザインなのでイラストとのギャップが大きい…。

 

 

 

やんぐみみっち

 偶数世代に変身する思春期まじめなこの一つ。

 

 たまごっちプラスシリーズの「かえってきた!たまごっちプラス」で初登場したが、次の『祝ケータイかいつー!たまごっちプラス』では採用されなかった。当時も思春期に変身するキャラクターだった。

 

 『かえってきた!!たまごっちプラス すくすく育て方ガイド』のキャラクター紹介には「やんぐみみっちは、まじめなコだ。でも、おっちょこちょいなところもある。」とある。『かえってきた!たまごっちプラスとあそぶほん』には「みみっちのヤングタイプ。マジメな性格だけど、おっちょこちょいなところが玉にキズ。「早くみみっちさんみたいな大人になりたい!」と神様に毎日お願いしてるんだって。」とある。たまごっちコネクションの公式サイトでは、みみっちに憧れて算数の勉強を頑張っている、おっとりしているように見えて人生設計もしっかり計算済みのしっかり者らしいと紹介されている。やんぐ○○っちの第一号。みみっちに憧れているあたり、やんぐまめっちと共通するものがある。

 

 

 

りんごっち

 偶数世代に変身する思春期まじめなこの一つ。

 

 たまごっちプラスシリーズの「祝ケータイかいつー!たまごっちプラス」で初登場。当時も思春期に変身するキャラクターだった。

 

 『祝ケータイかいつー!たまごっちプラス わくわく育て方ガイド』のキャラクター紹介には「リンゴを割ったような姿をしたたまごっち。性格がはっきりとしていて、どんなことでも白黒をはっきりさせないと気がすまない、すごくまじめなこなのだ」とある。『祝ケータイかいつー!たまごっちプラスとあそぶほん』には「りんごの形と大きな目が特徴的なたまごっち。性格は、まさにりんごを割ったようにさっぱりとしている。なんでも白黒はっきりさせないと気がすまないぞ。」とある。たまごっちコネクションの公式サイトでは、アイドルやかわいいモノ好きな女の子らしいところもあると紹介されている。いちごっちに続くフルーツモチーフのキャラクターで、キリッと涼しげな目元が個性的。

 

 

 

ひのたまっち

 偶数世代に変身する思春期ふつうのこの一つ。

 

 たまごっちプラスシリーズの「かえってきた!たまごっちプラス」で初登場したが、次の『祝ケータイかいつー!たまごっちプラス』では採用されなかった。当時も思春期に変身するキャラクターだった。

 

 『かえってきた!!たまごっちプラス すくすく育て方ガイド』のキャラクター紹介には「ひのたまっちは、言葉は乱暴だけどハートは熱いいいヤツ。」とある。『かえってきた!たまごっちプラスとあそぶほん』には「楽しいこととロックンロールが大好き。思春期にありがちな乱暴な言葉使いをすることがあるけれど、心のなかは燃えるように熱いヤツだよ。口ぐせは4649(ヨロシク)!」とある。たまごっちコネクションの公式サイトでは、アツくなりすぎて色々と燃やしてしまったことも…。と紹介されている。見た目通りの少々暑苦しいキャラクター。

 

 

はしたまっち

 偶数世代に変身する思春期ふつうのこの一つ。

 

 初代たまごっちシリーズ、「新種発見!!たまごっち」からの移植。同じく当時第三形態で変身するキャラクターだったたまっちやくちたまっちが今作では第二形態で変身するキャラクターになっている一方で、はしたまっちだけはそのまま第三形態での採用となっているので少し違和感をを感じてしまう。

 

 『たまごっち大百科』のキャラクター紹介には「のんびりやな上低血圧で、朝はとても苦手だ。病期になるとくちばしが腫れる。」とある。『たまごっちとあそぶほん』には「成長してくちばしが生えてきた。ノンビリ屋で動きは遅い。低血圧なため、朝は苦手。趣味は自慢のくちばしでなんでも突っつくこと。病期になるとくちばしが腫れる。」とある。たまごっちコネクションの公式サイトでもほぼ同様の紹介がされている。のんびり屋なところがくちたまっちと通じるものがある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 2022年に欧米版の復刻版「オリジナルたまごっち」が世界的に売り出されて以来、平成レトロブーム・たまごっちブーム再燃の追い風もあっていくつかの過去作がリバイバルされ、日本でも発売されている。

 

 2025年4月現在発売されているのは以下の通り。

オリジナルたまごっちGEN1(2022年11月23日発売)

 → 元祖たまごっちの欧米版を復刻

オリジナルたまごっちGEN2(2022年11月23日発売)

 → 新種発見!!たまごっちの欧米版を復刻

たまごっちコネクション(2024年8月3日発売)

 → 欧米版ケーたまに当たるTamagotchi Connection V3 に日本版ケーたまの要素を追加し復刻

オリジナルたまごっちGEN3(2025年1月25日発売)

 → てんしっちのたまごっちの欧米版をベースにキャラクターなどを多少変更して復刻

 

 主に当時親しんだ世代を中心に楽しまれており、ファンの中には次なる復刻版を期待する声も大きい。今回はオリジナルたまごっち、つまり初代たまごっちシリーズの復刻にフォーカスして今後の動向について予想してみたい。

 現在オリジナルたまごっちシリーズは元祖・新種発見・てんしっちと当時の発売順に復刻されてきている。個別の名称は付けず、オリジナルたまごっちGEN○といったように統一感を持たせてシリーズ化している印象だ。そうなるとファンとしては当然、GEN1~3の後にはさらにGEN4、GEN5…と続いて発売されるのではないかと期待する。

 

 

◆ そもそもGEN4は発売されるのか?

 

 今のところ可能性は高いと思う。昨今たまごっちはかなりの勢いを見せている。続々と復刻版の新商品が売り出され、様々な企業とのコラボやイベントの実施、各種グッズの販売も盛んに行われている。たまごっちブームの再来と言ってよい盛り上がりだ。

 

 一方で過去の例を鑑みても、ブームがいずれは下火になることは明らかだ。たまごっちというブランド自体は今後もファンの支持を得て力強く存続するものと思われるが、一連の復刻版発売の動きはどこかで止まる可能性が高い。

 GEN3の生産量や売上は当然その前のGEN1・2よりも縮小しているはずだし、GEN4以降に再び大きく伸びる見込みは薄い。売上の動向が芳しくなければ早々に切り上げる可能性もある。この盛り上がりがどこまで続くのか、また続けるべきなのかをバンダイがどのように見極め判断するかというところだ。

 

 何より無視できないのが欧米市場の動向だ。日本ファンとしては複雑なところだが、たまごっちコネクションを含め現在発売されている復刻版をめぐる主導権は欧米にある。

 欧米ファンの熱量には圧倒されることが多々あるし、実際のところ絶対数としてもコミュニティの規模としても日本よりも大きい可能性が高い。ただしその欧米市場で期待通りの売上が見込めないと判断されれば復刻版発売の動きが止まることは間違いないだろう。

 

 最終的にはファンとしての願望も大いに含まれてはいるが、もう少しこの動きは続くのではないかと考える。少なくともあと1作は期待したいところだ。

 

 

◆ 次に復刻されるとしたらどのシリーズか?

 

 では実際に次の復刻版が発売されるとなった時に選ばれるのはどれなのか、順を追って見ていきたい。

 

・たまごっちオスっちメスっち

 単純に順番から見ると次はオスっちメスっちになる。しかし復刻の可能性はほぼゼロと言っていいだろう。

 当時から欧米版は発売されていないし、その特徴から同作の改良復刻版といっても過言ではないたまごっちコネクションシリーズの復刻版がすでに発売されている。またいくつかの観点から現代の価値観にそぐわない作品であるとも言えるため、復刻版として発売するにはリスクを伴う。実は当時ですら様々な意見を受けた作品でもあるため、今発売するのはさらに困難であると思われる。

 

・森で発見!!たまごっち/海で発見!!たまごっち

 

 

 可能性は高いと思う。順番からしても違和感がなく、ファンからの支持も強い。昨今オークションサイトやフリマアプリでの価格も高騰しつつあることから需要も高いと思われる。

 問題はどちらが復刻されるのか、それとも両方復刻されるのか。それぞれについて見ていこう。

 

 海で発見!!たまごっちは当時『Tamagotchi Ocean』として欧米版が発売されていることからも、欧米での好反応が期待できる。ただし海外オークションサイトでは出回りが相当少ないことからも、てんしっちほどはヒットしなかったことがうかがえる。よって知名度もさほど高くはないと思われるものの、ファンからの需要は見込めるだろう。

 また日本におけるファンの反応を見てもかなり人気が高いことが分かる。他と比べて育成難易度が高いながらも復刻を期待する声は多い。

 

 一方森で発見!!たまごっちは当時『Tamagotchi Garden』として欧米版の発売が計画されるもプロモーションの途中で生産・販売が中止された過去がある。時期的に見ても海で発見とほぼ同時に発売しようとしてこちらだけキャンセルされたようだ。

 理由としてはブームの収束が見えてきて大きな売上が見込めないことに加え、日本ほど虫取りや虫飼育に馴染みのない欧米ではあまり好反応が期待できないと判断されたであろうことが想像できる。森で発見!!たまごっちのパッケージを飾るのはカブトっちである。カブトっちには専用のタマゴが設定され、よりサイズの大きなカブトっちに育てるというプレイ要素も用意されているが、これは日本の子供達の間でのカブトムシ人気を念頭にしている。一方欧米では子供達がカブトムシやクワガタを飼育する文化はあまり見られず、虫取り少年も少ない。虫の声を季節の風物詩と捉えるのが日本独特の感性と評されることからも、虫を巡る感覚は日本と欧米では異なるのかもしれない。

 何はともあれ、過去の前例は復刻版発売に当たりネックとなる可能性がある。日本においてもファンの反応を観察するに、海で発見!!たまごっちと比較すると人気度はやや低めと言える。

 

 森で発見・海で発見どちらにも言えることだが、先に発売されているオリジナルたまごっちやたまごっちコネクションをすでに楽しんでいるライト層への訴求力はそれほど期待できないかもしれない。ゆえに両方とも復刻するのは少しハードルが高いように思う。結論としては比較的優位の海で発見!!たまごっちの方が復刻される可能性が高いと考える。

 

・デビルっちのたまごっち

 

 

 間違いなくファンからの視線が最も熱いのがデビルっちである。シリーズの中でも飛び抜けて価格が高騰しており、需要が高いながらも手にできずにいるファンは国内外を問わず多くいる。それだけに復刻版を待望する声は強い。

 一方で当時デビルっちのたまごっちは欧米版発売に至っていない。デビルっちのリリースが第一次たまごっちブームの終盤であったことからも手を広げるのはリスクが高いと判断されたことが主な理由であると思われるが、宗教上の理由も想像できる。キリスト教圏において天使はポジティブな存在として印象が良いが、悪魔はネガティブな存在として印象が悪い。まして子供向けの玩具には相応しくないと考えられたのかもしれない。なおデビルっちそのものは発売に至らなかったが、後にモバイル版のゲームアプリとして『Tamagotchi Monster』という名称でリリースされている。また少し前に発売されたたまごっちユニのエンジェル・モンスターからも、デビルという表現は避けているようだ。

 復刻される場合にも同じくデビルという表現はモンスターという表現に置き換えればよいとして、問題は知名度がさほど高くないことだ。コアなファン以外の消費者がどれだけ関心を持ってくれるかを踏まえて、欧米市場に売り出すことをバンダイがどのように判断するのかは難しいところだ。

 

 

 以上を踏まえて一番可能性として高いのは、海で発見!!たまごっちがオリジナルたまごっちGEN4として発売されるという形なのではないかと思う。理想としては森で発見!!たまごっちと並べてリリースしてほしいところだが、2種類生産するコストに対して売上があまり期待できないのではないかと考えた。

 ただこの場合ネックとなるのは販売時期で、海で発見!!たまごっちは寒い季節に販売するのにあまり相応しくない。今年の夏は無理として、来年の夏まで引っ張れるのか…。

 

 そこで次に考えるられるのは、海で発見・森で発見を飛ばしてデビルっちのたまごっちがオリジナルたまごっちGEN4として発売されるという可能性だ。たまごっちユニがエンジェル・モンスターで発売されたことからも、てんしっちの復刻に続くのは違和感がない。ファン待望であることからも反応は悪くないはずだ。季節を問わないことからも、今年の冬辺りの発売も見込める。問題は当時欧米版が発売されていないことと宗教的にクリアできるかといったところか。

 

 いずれにしても結局は欧米市場次第なので、日本にいるファンとしてはひたすら祈るのみだ。