たまごっちコネクションにおけるキャラクターの成長と時間について、前回実際の時間経過によって加齢することと睡眠スキップによる短縮が不可であることを書いた。

 あれから更に、時刻を操作して起きているキャラクターをわざと寝かせて経過を観察してみた。

 

 結果、睡眠中にも加齢することが分かった。

 起きている時間と同じく睡眠時間も成長のための必要経過時間にカウントされていることは前の記事にも書いたが、その必要経過時間を睡眠時間で稼ぐことができるというわけだ。起きている時間を睡眠時間に置き換えても問題ないらしい。

 

 つまり効率よくキャラクターを育てたい場合、仕事などでお世話ができない間は時間を止めるのではなく時計を操作してキャラクターを寝かせておくのが新常識ということになりそうだ。例えば反抗期のキャラクターは午後8時から午前8時まで睡眠するため、出勤前に時計を午後8時に設定しておけば12時間はお世話をしなくても問題ない。

 ちなみに今作はキャラクターの起床によって加齢しないため、時計をいくらいじっても年齢には影響がない。ゆえに無駄な加齢によって実年齢が分からなくなる紛らわしさがない。※ただし日にちについては午後11時59分から午前12時00分に切り替わる際に+1加算されるので留意しておくこと。

 

 一方、一人遊びやお風呂・歯磨き、わがままやすねる様子など、キャラクターの姿をじっくり楽しみたい場合は従来通り時間を止めて育てるのがよさそうではある。この辺りのバランスはケースバイケースで調節すればよい。

 なおこの操作により、キャラクター分岐に影響するお世話の評価にどう関わるかは未検証だ。しつけの機会を失う可能性があるためしつけメーターは埋まらないかもしれないが、お世話ミスにはカウントされないだろう。また今作はミニゲームでもお世話の評価を稼ぐことができるので、この辺りも含めて色々試してみたい。

 またこの方法はケーたまはもちろん、実はオリジナルたまごっちにも有効だったのではないかとも考えられる。こちらも余裕があれば試してみたい。