「塞王の楯」の舞台へ②一乗谷復原町並 | 心にうつりゆくよしなし事を

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一乗谷朝倉氏遺跡の続きです

博物館で朝倉氏の歴史や

一乗谷の事を復習した私たち夫婦は

いよいよ屋外の遺跡巡りに出発しましたダッシュ

このマップ上矢印の左上に博物館があります


博物館からこのような下矢印巡回バス

出ているんですが


私たちは愛車車復元屋敷跡に移動

途中、下城戸に立ち寄りました


これが下矢印下城戸跡です

城下町の玄関口にあたる場所です


一乗谷の北側の谷が最も狭まる場所に

巨石を積み上げた土塁石垣を作って

堅牢な防御施設としていたようです


織田信長の軍隊はこの防御施設を

踏み倒し、城下町へと雪崩れこんで

来たわけですね…タラー


下城戸を過ぎて少し走ると

復原町並の駐車場がありました

駐車場代は無料キラキラ


この建物下矢印復原町並みへの入場口です


ここにはトイレや休憩所、売店などが

ありました


受付で共通観覧券を見せて中に入るとすぐに

こんな下矢印可愛いマンホールを見つけました


復原町並みは約200mにわたる道路に面して

整然と並ぶ町並みを


発掘調査で見つかった塀の石垣や建物礎石を

そのまま使い、出土品に基づいて

忠実に再現されたものです


武家屋敷は周囲に土塀を巡らし

道路に面して門を構え

屋敷内は多くの建物が建っていますが


町屋は建物が直接道路に接し

面積が小さく 裏庭に井戸やトイレ

などがある単純なつくりとなっています

この町屋の中に時代衣装着付け体験
している所もありました

時代衣装を身につけて散策すると
余計に戦国時代にタイムスリップしたような
気がするでしょうね〜ウインク

この一乗谷の家屋は武家屋敷から町屋に
至るまで ほぼ各屋敷が井戸を持ってます!

トイレやゴミ捨て場と考えられる遺構や

排水溝も多く見つかっていて


インフラ整備が完備されていたと

考えられてます


武家屋敷にも上級、中級がありまして

これは下矢印上級武家屋敷

礎石の上に4本の柱を立てた

薬医門(やくいもん)があります


礎石の上に2本の柱を立てる棟門(とうもん)

があるのは中級武家屋敷下矢印

中級武士屋敷のところで

朝倉宗滴(そうてき)さんと遭遇おねがい気づき

一緒に写真を撮ってもらいました


朝倉宗滴は、戦国時代初期に活躍した

朝倉家の軍師です


貞景・孝景・義景の3代の朝倉氏当主を

一族の宿老としてよく補佐し

各地の戦いで武名を轟かせました


あの名将・上杉謙信から

仲良くしてほしい と言われたほどの

人物だったそうですびっくり気づき


武家屋敷にあったトイレです下矢印


日本で初めてトイレが確認されたのが

一乗谷なんだとか!


金隠しが出土したことで

この穴はトイレだと裏付けられたそうです


武家屋敷の中には

このような下矢印人形も置かれ


当時の暮らしぶりが分かるようになってます


町の広場の中央に井戸がありました

町屋の人々はこの井戸の周りに集まって

お茶碗を洗いながらお喋りとか

していたのかもしれないですね


遠目から見た復原町並みです

「塞王の楯」の主人公・匡介は

この城下町のどこかで暮らしていたんですよ


そして織田信長の軍勢

こういう家々を焼き尽くしちゃった

んですよね…滝汗アセアセ


<朝倉館跡など に続く>




国内の観光したい場所

 

 

 

 

 

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