【高校アメフト春関西大会】追手門学院vs立命館守山/高槻vs海陽学園 ちょこっと(ま) | アメフト観戦女子(関西)のブログ

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🏈春の関西大会二回戦!! 凄かった!! 見ましたか!?

 

6月3日は仕事のため月アメさんで、6月4日は現地で観戦した関西高校アメフト春の二回戦。 

私はこれまで、大阪が強い、大阪が強いと言ってきましたが、ごめんなさい。 

「ほかの地区もめっちゃ強かった!!」 

いやーーーー、でもね! やっぱりこれでないと! 

群雄割拠! 切磋琢磨! 

四文字熟語駆使して言いますが、ヒリヒリしたライバル対決が繰り広げられることこそ至高!  

大阪に独走されまいと、他のチームが「なにくそ」と頑張った結果に狂喜乱舞。さらにはタイブレークにまでもつれ込んだ大大大熱戦もありで、 高校アメフトの面白さのぎゅーっと詰まった試合を堪能しました! 

 

 

🏈関西高等学校アメリカンフットボール大会 二回戦

追手門学院高校(大阪4位)vs立命館守山高校(滋賀1位)

 

6月4日第一試合は大阪4位の追手門学院vs立命館守山高校の対戦! 兵庫2位の啓明学院を破った追手門学院の勢いが続くかと思いましたが、そこは滋賀県1位の立命館守山高校のプライドが許さず!

立命館守山高校が貫録の勝利となりました!

 

 

試合結果

【追手門学院高校 14-28 立命館守山高校】

 

試合は両チームターンオーバーが乱れ飛ぶ荒れた展開。そんな中でも立命館守山高校が前半から試合をドミネート!

QB7金山選手からWR9土本選手へのロングパスが成功し、一気にゴール前へ攻め込むとWR8虎井選手へのパス成功でタッチダウン! パスオフェンスが炸裂し、立命館守山高校が先制します。その後もタッチダウンを重ねる立命館守山高校! エースRB0久保井選手の独走タッチダウン! や、追手門ファンブルロストからの得点チャンスもきっちり7点を獲得し、前半でいきなり21点をリードします。

追いつきたい追手門学院。QB2須田選手からTE97田中選手へのパス成功を皮切りに、ギャンブルを成功させながらゴール前へ。さらにこの日大活躍のWR88谷選手がエンドゾーンへ持ち込みタッチダウン! 一本返します。

後半に入り、TE97田中選手のランなどで攻め込んだ追手門、QB2須田選手のキープでタッチダウンを奪いますが反撃はここまで。バランスの良い攻撃力を持つ立命館守山高校がWR81坂井選手へのパス成功、RB21磯部選手のランでタッチダウン!

 

立命館守山高校が滋賀県1位の貫録を見せ、大阪4位の追手門学院をはねのけました! いやー、立守強い!!

 

勝手にMIP! 立命館守山高校はもちろんこの人!!

RB0久保井柊(3年)選手!

独走タッチダウンを含む大活躍! エースRBがチームを引っ張りました! 立命館守山高校はランとパス、バランスの良いオフェンスが素晴らしかったですね。ロングパスもしっかり決めて、追手門ディフェンスを翻弄しました。滋賀県の頑張り嬉しい!

 

 

追手門学院高校は、WR88谷瑛太(2年)選手!

ターンオーバーなどで流れがつかめない追手門学院高校。要所で活躍していたのがWR88谷選手! プレイアクションパスがきれいに決まってました。最後まで頑張った追手門学院高校でしたが、快進撃は続かず。残念な敗退となりましたが、秋も楽しみですね。

 

勝利した立命館守山高校は、大阪1位の大産大附属高校を下した立命館宇治高校との対戦です! いやー、ここで兄弟対決!

一体、どっちを応援したらよいのやら。そして、どっちが強いんでしょう?? 準決勝、めちゃくちゃ楽しみです!!

 

 

🏈関西高等学校アメリカンフットボール大会 二回戦

高槻高校(大阪3位)vs海陽中等教育学校(東海1位)

 

第二試合はなんと! タイブレークにまでもつれる大接戦!

接戦を制したのは、大阪で唯一残った高槻高校でした!

本当に素晴らしい試合でした!!!

 

試合結果

【高槻高校 29-21(OT) 海陽中等教育学校】

 

試合開始早々から目を引いたのは、海陽のタックルの鋭さ。高槻高校のオフェンスにロングゲインを与えず。拮抗が続きます。

試合が動いたのは第2Q、海陽学園のキッキング中のミスをすかさず得点に結びつけたのが高槻。QB4安藤選手からWR17藤田選手へのパス成功でタッチダウン! 高槻が先制します。

しかし東海大会で南山高校を45-6という圧倒的な大差で下してきた海陽学園がその本領を発揮します。QBを2番の前田和希(3年)選手、12番の前田晃汰(1年)選手と交互に起用しながら、高槻ディフェンスを揺さぶる海陽学園。QB2前田和選手からWR11後藤選手へのパス成功でタッチダウンを奪い同点に追いつくと、その後高槻のターンオーバーからのチャンスもQB2前田和選手のスクランブルでタッチダウン! 前半は海陽の7点リードで折り返します。

後半に得点したのは高槻高校、ここまで海陽の強固なディフェンスに苦しめられてきた高槻ですが、徐々にオプションでゲインし始めます。RB1荒牧選手、RB10髙橋選手のランプレーで前進し、最後はRB1荒牧選手へのスクリーン成功でタッチダウン! いよいよ高槻高校が同点に追いつきます。その後好機を相手のディフェンスに阻まれた両者。第4Qが終わっても勝敗つかず。試合はタイブレークへ!
延長戦までもつれ込みます!

 

延長戦 先攻の海陽学園が、エース2番の前田和選手のランでタッチダウンを奪うと、高槻高校も返すオフェンスでRB10髙橋選手のランでタッチダウン! タイブレークは二回戦に突入です。

二回戦、後半になりオプションからのオープンランでゲインを重ねる高槻高校。最後もRB10髙橋選手がエンドゾーンへ持ち込み、タッチダウン! ここで高槻高校は(規定により)2ポイントコンバージョンへ。ここもQB4安藤選手のキープで成功させた高槻高校。8点をリードし優位に立ちます。

追い込まれた海陽学園はなかなかオフェンスが進まず。ファーストダウンまで1ヤード足らずにギャンブルトライを余儀なくされた海陽学園は、ランプレーに望みを託しますが高槻ディフェンスに阻まれギャンブル失敗!

 

タイブレークまでもつれ込んだ熱戦を制したのは高槻高校!

高槻高校が大阪3位から準決勝に進出しました!

素晴らしい戦いぶりを見せた両チームにはスタンドから大きな拍手が送られました。私も感動した泣!!

 

高槻高校オフェンスは後半に入りオプションが出始めました! RB1荒牧大裕(3年)選手のランプレー!

同点に追いついたランなどで大活躍! キャプテンのRB10髙橋選手のランも素晴らしかったですね。緊張感漂うタイブレーク。高槻高校の選手たちの落ち着いた戦いぶりに勝負強さを感じました! 最後の最後まで自分たちのオフェンスを信じている感じで。素晴らしかったです!

 

海陽中等教育学校はこの人でしょう! QB2前田和希(3年)選手!

QB、レシーバー、リターナーも。そしてディフェンスも。とにかくあらゆる場面で活躍していた2番前田選手! 特に相手エースレシーバーのWR17藤田選手とのマッチアップなど、本当に魅せてくれました。

海陽学園も素晴らしい試合運びでしたよねー。確実なタックルと多彩な攻め。最後は高槻高校に敗れましたが、東海大会を圧倒的な力で勝ち上がってきたその力をまざまざと見せつけました。良いチームでした!

 

両スタンドからの万雷の拍手に、感激の夕。

胸震えるような試合を目撃して、何度も「ええ試合やった」を口にしながら、帰りました。ええ試合見ましたわー。

 

勝利した高槻高校は兵庫県1位の関西学院高等部との対戦です!

来ました、KGH! KGHも箕面自由学園を破って乗ってますからね。こちらも痺れる勝負になりそうです!

 

6月11日の準決勝ですが、☂かなー。どうかなー。

行けそうな方は、皆さんも現地へGO!

 

(終わり)