印象に残ったアメフト関係できごとランキング2017②(15-11位)(や) | アメフト観戦女子(関西)のブログ

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2017年シーズン締めくくり、私(や)の印象に残ったアメフト関係できごとランキング2017の続きです。
第2回目の今回は15~11位分とし、10位以上はまた日を改めてアップさせていただきます。
 
【15位:大阪産業大学附属高校、無敗で大阪大会春秋連覇!】


山下凌主将や松永怜也選手などの日本代表級のラインマンにRB西山雄大選手やTE小林陸選手などのアスリート揃いのスキルポジションを兼ね備えた大産大附属高校は、

春秋とも無敗で大阪大会優勝を果たしました!

(写真↑は、秋の大阪高校大会終了後の表彰式です。)

鉛筆大阪高校大会2017春 決勝戦 大阪産業大学附属高校 x 高槻高校 試合レポ① ・ 試合レポ②試合レポ③ ・ 試合レポ④

鉛筆大阪高校大会2017秋 決勝戦 関西大学第一高校 x 大阪産業大学附属高校 試合レポ①試合レポ②試合レポ③

 

↑リャン面で活躍の70番OL/DL松永怜也(ときや)選手(3年生・186cm・115kg)

2018年1月に行われたインターナショナルボウルでは、U18の日本代表Cを務めました。

↑1年生時から試合に出場している5番TE/DL小林 陸選手(2年生・185cm・95kg)
ハドルマガジンによると中学生の時には野球で愛知選抜に選ばれたという「よくぞ名古屋の野球界から大阪のフットボール界に来てくださいました拍手」という逸材選手です。

しかしながら、関西大会では春は関西学院高等部に、秋は立命館宇治高校に敗れ、決勝には進出できず…。
大阪高校担当の私としては、大阪で敵なしだった大産大附属高校をもってしても、兵庫・京都の上位校に勝てないのかと、少し気が遠くなった出来事でもありました…ショボーン


【14位:関西大学、ついに安定の3位から陥落…】


不本意ながら、秋の開幕戦ナイトゲームで激的勝利(10-13)を献上し、京都大学の躍進の演出役となってしまった関西大学…。
関西学院大学や立命館大学にも敗戦し、ついに6年間死守(?)してきた安定の関西学生(Div.1)3位から陥落し、4位となってしまいました…。

 

↑京都大学戦でいいタックルを見せてくれていた41番LB前野太一選手(3回生・168cm・82kg)

↑U19、U23と日本代表選手に選ばれてきた1番TE青根智広選手(4回生・186cm・95kg)のシーズン当初不在も響きましたね…。

↑このシーズンからエースとなった3番QB入佐一輝選手(3回生・182cm・80kg)

 

監督権HCが前OCで関大OBの松浦さんに代わったのはこのシーズン当初で、京大信者の方は「(京都大学OBの)板井征人さんが監督兼HCから退いたからだ」と思われるかもしれません。

しかし、以前からその兆候はあり、目に見える形として表れてしまったのがこの秋の初戦だったというだけで、2009年の甲子園ボウル優勝の年から今まで関西大学の試合を見てきた私としては「それは違う」と言いたいです。
とはいえ、当たり負けや細かいミス、短いヤードを取り切れない等、勝ち試合であってもピリッとしないゲームもあり、やはり私は強い関西大学を観たいんだと改めて思いました。

ちなみに、秋の関関戦(関西学院大学戦)では、プレイフェイクからドタバタしてフィールドゴールを蹴ったものの届かず、関西学院の小椋選手にリターンタッチダウンを喰らうという珍プレイに心底ガッカリして、ハーフタイムで帰りました。
2018年シーズンは新体制2年目で、附属校の関大一高クリスマスボウル出場世代の入部も見込まれますので、巻き返しを期待したいです。


【13位:ニューエラボウルの終幕】
春シーズン終わりにアメリカの大学からコーチと選手を招聘し、全Divisionミックスで行われる関西学生のボウルゲームでしたが、27回目となる2017年で休止となりました。
お祭り的オールスターゲームという面よりも、Div.2・3の選手や東北学生リーグの選手が、本場アメリカの大学生や関西学生Div.1の選手に混ざり参加できる、日本のアメフト界のボトムアップにつながる貴重なボウルゲームだったという面で、なくなってしまうのはとっても惜しいことです…ショボーン

報道では「近年は各大学で米国の大学との交流が活発化しており、主催の関西学生アメリカンフットボール連盟は「一定の役目を終えた」と、ひとまず幕を下ろすことにした。」となっていますが、海外の大学との交流が盛んな大学なんてほんの数校ですし、本当の理由はお金がかかるからなんでしょうね(´・ω・`)

最後のニューエラボウルは、ネバダ大学ラスベガス校や関西学院大学などが所属するBlue Starsが、

サンノゼ州立大学や立命館大学などが所属するWhite Starsを47-24で下して、勝利しました。

関西学生リーグのほぼ全校が同じフィールドで戦う貴重なボウルゲームでした。

Blue Starsの先発QBは、Div.2の大阪産業大学の山口知輝選手(3回生・175cm・75kg)。

Div.2・3の選手を抜てき起用していただけるという面でも、おもしろくもあり、ありがたいボウルゲームでした。

ソックスやグローブなどがAmerican Styleアメリカの関西学院大学のWR亀山暉選手(4回生)。
こういうお祭りムードも、ボウルゲームの楽しいところですね爆  笑

 

鉛筆試合レポ①(書きかけのまま放置で申し訳ありません…汗

【12位: 立命館宇治高校のリベンジ】

春の京都高校大会では同志社国際高校に敗れ、関西大会出場が叶わなかった立命館宇治高校。
しかし、秋の京都高校大会では同志社国際に勝利し、京都1位として全国大会に出場。

正直いうとここ数年、同じ立命館グループの立命館守山高校に後れを取っていると感じていたのですが、なんのなんの、大阪1位校の大産大附属高校や過去3年間勝てなかった宿敵・関西学院高等部を次々と破り、勝ち上がっていく様は実に素晴らしかったです!
関西決勝で関西大学第一高校に敗れ、あと一歩でクリスマスボウル出場は叶いませんでしたが、「リベンジ」の体現は、見事でした。

鉛筆大阪高校大会2017秋 大阪産業大学附属高校 x 立命館宇治高校 試合レポ① ・ 試合レポ②試合レポ③

鉛筆大阪高校大会2017秋 関西学院高等部 x 立命館宇治高校 試合レポ①試合レポ②試合レポ③

※ これらの試合レポは、京都高校担当の(ま)さんが書いてくださいました。


秋の全国大会関西準決勝・関西学院高等部戦の試合開始直後の29番浅木照平選手(3年生・181cm・87kg)のビックリターン。

このプレイで一気にモメンタムを掴み、4年ぶりに関西学院高等部に勝利、3年ぶりに関西決勝進出となりました。

関西決勝戦ではこのエースDB浅木選手が出場できなかったのも痛かったですね…ショボーン

キャプテンの7番RB平 浩希選手(3年生・167cm・74kg)

1年生QB(8番庭山大空選手)を盛り立てる2、3年生の選手たち

【11位:啓明学院高校、春の関西大会初優勝!】

啓明学院高校が、前秋大会に引き続き2017年春大会でも兵庫県大会で関西学院高等部を下し、兵庫1位として関西大会に出場。


春の関西大会準決勝では高槻高校相手に激的逆転勝利をおさめ、決勝戦では再び相まみえた関西学院高等部を24-23の僅差で破り、初の関西大会優勝を果たしました!

(写真↑は、最後の関西学院のオンサイドキックを阻止した場面です。)

このまま秋も初のクリスマスボウル出場まで駆け上がるかと思われましたが、ケガ人が何人か離脱していたことも響き、三たび関西学院高等部を下して兵庫1位となったものの、関西準決勝で関西大学第一高校相手に23-13で敗退…

正直、啓明学院の関西決勝進出はかたいと思っていたので、準決勝での敗退はちょっと意外というか、残念でした…。

 

エースQBの11番平尾渉太選手(3年生・178cm・75kg)
先日のインターナショナルボウル(は2018年シーズン扱いとします)ではU18日本代表選手として、アメリカU17選抜チームを下し、MVPも受賞しました。

オフェンスのキープレイヤーだった99番TE岡部亘成選手(3年生・180cm・101kg)

秋大会では、このTE岡部選手が抜けていたのも、痛かったですね…。

※この写真は、(ま)さんの旦那さんが撮ってくださいました照れ

サイドラインで選手を迎える櫻間敏夫監督

アメフト人材の宝庫・関西学院の系列校である啓明学院高校なので、コーチ陣は当然関西学院OB軍団かと思っていたのですが、櫻間先生は大阪教育大学出身で元々は兵庫県立高校の先生です。

こちら向きだと啓明学院のヘルメットの☆が揃うのが、かっこいいんですよね照れ

その③に続く…。