全国高等学校アメリカンフットボール選手権もいよいよ佳境にさしかかっているところになかなかレポが間に合ってませんが、二回戦屈指の好カードを簡単にレポートいたします。大阪1位対京都1位の激突、立命館宇治高校(京都1位)×大阪産業大学附属高校(大阪1位)の対戦は11月3日の文化の日、秋晴れの宝ヶ池にて行われました!
立命館宇治高校は京都府大会で龍谷大平安高校、同志社国際高校を持ち前の地力で吹き飛ばし京都府1位の座を奪還。あくまでも「クリスマスボウルで勝つ」ことを目標に定めている立命館宇治高校、この二回戦を突破してまた一つ階段を上りたいところです。
大阪産業大学附属高校は大阪大会Cグループを2勝で突破。決勝トーナメントでは府立池田高校、追手門学院高校、関西大学第一高校とこちらも他を寄せ付けない力で下し春秋連続大阪府1位を獲得。
立命館宇治高校、大産大附属高校ともに二回戦が初戦となります。
コイントスの模様。
こう見ると、立命館宇治高校の選手の多さが一目瞭然ですね! ちなみにこの試合は(や)さんと一緒に観戦し、写真も(や)さんからいただきました~。地方大会から見ている私たちにとっても、全国大会はついつい力が入ってしまう特別な試合です。
立宇治の試合前円陣!
気合いを注入する立宇治! サイドラインでの円陣が印象的な立宇治、この試合でも主将副将らの檄がとても熱かったです!!
大産大附属の円陣!
決して多くはない人数にも関わらず春秋と大阪府の一位の座につき、大産大附属の評判を上げ続けているこのチーム! こちらも気合十分です!
コイントスに勝利した立宇治がレシーブを選択。 前半は大産大附属のキックオフ、立宇治のリターンで試合開始です。
大産大附属K1梶野魁斗(1年)のキックオフ!
1年生の梶野選手のキックオフで試合開始です!
そのキックオフを立宇治リターナー11番坂下稜太郎(3年)がビッグリターン!
WRとしても活躍しているWR11坂下選手のビッグリターンにより立宇治はフィールド中央付近からと絶好のフィールドポジションからの攻撃です。
立宇治フィールド中央付近よりの攻撃へ。QB8庭山大空(1年生)!
立宇治のファーストドライブは好ポジションから。秋大会から立宇治オフェンスを背負うQB8庭山選手は、1年生とは思えない落ち着いたプレイで強豪立宇治の攻撃陣を率います!
RB7平浩希(3年)のラン8YDゲイン、続くランは大産大附属DB6永井叡(2年)のロスタックル!
(や)さんから大産大附属のキープレイヤーの一人と聞いていた永井選手のロスタックル! 永井選手はまだ2年生なんですね、素晴らしい動き! このプレイで立宇治を3rdダウンに追い込みましたが・・・・・・。
立宇治の3rdD3、QB8庭山のスクランブルFD! 敵陣35YDへ
立宇治敵陣35YDより。RB21平松のラン5YD、RB7平のラン、3rdD1へ。立宇治タイムアウト前半1回目。
立宇治はキャプテンRB7平選手のランを軸にしてオフェンスを組み立てています。3rdダウン1前に立宇治タイムアウト前半一回目。
立宇治3rdダウン1、RB30村上太智(1年)のランも大産大附属LB33大沢海生(3年)がロスタックル! 立宇治は、4thD2ギャンブル!
前半から積極的に試合を進める立宇治、ファーストドライブながら4thダウンギャンブル!
立宇治4thダウン2、RB21平松的(2年)のランでFD更新! 敵陣12YDへ。
立宇治敵陣12YDより。ブロックの反則で15YD罰退、RB7平ワイルドキャットからのラン前進、立宇治にインテンショナルグラウンディングの反則がありさらに下がり3rdDロング、QB8庭山のラン前進もFDには至らず。
立宇治に反則が続きオフェンスはストップ。写真は2ndダウン、大産大附属LB33 大沢選手の鋭いプレッシャー。大産大附属ディフェンスの奮闘により、立宇治オフェンス4thダウンへ。
立宇治の4thダウンはFGトライ。45YDのフィールドゴールトライは失敗。 攻守交代です。
長めのFGトライは不成功。立宇治のファーストドライブはここでストップ、攻守交代です!
大産大附属のファーストドライブは自陣28YDより。QB11橋谷怜(3年)!
大産大附属のQBは3年生のQB11橋谷怜選手です!
RB25西山雄大(3年)のラン5YDゲイン!
何といっても大産大附属はパワフルなランプレイが持ち味という印象。エースRB25西山選手のランがナイスゲイン。
しかし、続くランは立宇治DB1村井翔哉(3年)LB36新家修太(3年)らのロスタックル! 3rdD10 パス不成功で4thダウンへ。
大産大附属の4thダウン、P16廣見壇(2年)のパントへ
立宇治のアグレッシブなディフェンスにより大産大附属のオフェンスは3&out。パントで攻撃権を手放します。
立宇治自陣40YD付近より。 ランは大産大附属LB5小林陸(2年)のロスタックル、QB8庭山→WR2伊佐真輝(2年)パス成功、3rdD7 RB7平のランナイスゲインもFDには足らず。 1Q終了です。
前半から固いディフェンスでオフェンスを進ませない両チーム。写真はWR2伊佐選手へのパス成功の写真ですが、立宇治のオフェスも4thダウンへ。1Q終了です。
1Q終了 【立命館宇治高校 0-0 大産大附属高校】
1Q終了して0-0とまだまだ互角の勝負です。第2Q以降は続きで。
(その2へ続く)
ここで告知をば。
全国高等学校アメリカンフットボール選手権大会はいよいよ関西ベスト4が勢ぞろいとなりました!
結果を先にお伝えしてしまいますが、この試合は立命館宇治高校が大産大附属オフェンスを零封に抑え快勝しベスト4進出を決めています!
関西大会準決勝となる試合は11月12日(日)王子スタジアムにて行われます!
11月12日(日)@王子スタジアム
11:00~ 啓明学院高等学校(兵庫1位)×関西大学第一高校(大阪2位)
13:30~ 立命館宇治高校(京都1位)×関西学院高等部(兵庫2位)
この試合の勝者がいよいよ関西大会決勝戦に出場となる重要な試合です! お近くの方は是非会場に足をお運びクリスマスボウルに向けて熱い戦いを繰り広げる選手たちにご声援をお願いします!