甲子園ボウル2017 日本大学 x 関西学院大学②(や) | アメフト観戦女子(関西)のブログ

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平成29(2017)年12月17日(日)、甲子園球場にて行われました第72回甲子園ボウル(全日本大学アメリカンフットボール選手権 決勝戦) 2017 日本大学(東日本代表・関東1位)関西学院大学(西日本代表・関西2位)の試合レポの続きです。

 

1Q残り2:24、日本大学 6-7 関西学院大学

日本大学がタッチダウンをあげましたが、キックは関西学院大学にブロックされ失敗に。

この1点が後々響かなければいいのですが…。

 

<第1Q途中から>
日本大学の4番K篠原歩夢選手(4年生・長崎日本大学高校出身)のキックオフで試合再開。
関西学院、このショート気味のキックオフをリターンし、自陣35YD付近より。
関学らしからぬ交代違反での罰退があったものの、3rdダウン14、18番QB西野航輝選手(3回生・箕面自由学園高校アメフト部出身)→88番WR亀山暉選手(4回生・啓明学院高校アメフト部出身)のパス成功で1stダウン更新。自陣49ヤード付近へ。

 

第1Q終了、日本大学 6-7 関西学院大学

 

<第2Q>
関西学院大学、敵陣48ヤード付近、2ndダウン7から。 

3rdダウン6、ここでQBを10番光藤航哉選手(3回生・同志社国際高校アメフト部出身)に。 
10番QB光藤選手→88番WR亀山選手の約20ヤードのロングパス成功!

1stダウン更新し、敵陣25YDへ。


関学トップレシーバー3人衆の1人・85番松井理己選手(3回生・市立西宮高校アメフト部出身)をケガで欠き、88番WR亀山選手にボールが集まります。

日本大学の9番LB楠井涼選手(3年生・大阪学芸高校アメフト部出身)のロスタックルもあり、続けては1stダウン更新できず。


8番K安藤亘成(2回生・関西学院高等部アメフト部出身)の36ヤードフィールドゴール成功!
ホルダーは29番木村悠歩選手(4回生・関西学院高等部アメフト部出身)。

2Q残り11:41 日本大学 6-10 関西学院大学

関西学院、フィールドゴールでサクっと追加点をあげます。

 

関学、4番K泉山直輝選手(4回生・啓明学院高校出身)がキックオフ。
日大、あまりリターンできず、自陣24YDより。 
2ndダウン3、10番QB林大希選手(1年生・府立大正高校アメフト部出身)のナイスゲインで1stダウン更新。自陣42YDへ。

続く1stダウン、10番QB林大希選手→81番WRクック立志選手(4年生・関西大倉高校アメフト部出身)へパス成功で9ヤードゲイン。


タックルでダウン更新を阻止したのは、高校時代のチームメイト・関西学院大学の44番LB松本和樹選手(4回生・関西大倉高校アメフト部出身)。
続く2ndダウン1、5番RBウィリアムス デレク アキラ選手(3年生・ベイジョア高校出身)のランで1stダウン更新。敵陣45YDへ。 
関西学院大学の44番LB松本選手のロスタックルもあり、続けてはダウン更新できずも、

4thダウン5、LBとしても活躍の9番P楠井選手のパントはナイスパントに!

 


関学、自陣1ヤード(!)付近より。
QBは再び18番西野選手に。
1stダウン、ここで18番QB西野選手→88番WR亀山選手の約24ヤードのロングパス成功!1stダウン更新し、自陣25YDへ。
セーフティーのリスクのあるエンドゾーンを背負った自陣深くからオフェンスで、いきなりのロングパスはちょっと驚きました…汗
しかし、続けてはダウン更新できず。
ディレイオブザゲームで罰退後にパントも、フィールドポジションが悪く、あまり陣地回復できず。

 

日大、自陣48YDと好位置からのオフェンスに。

3rdダウン10、10番QB林大希選手のキープで1stダウン更新。敵陣41ヤード付近へ。
フォルススタートもあり続けてはダウン更新できず、4thダウン8、9番P楠井選手がパント。

関学、自陣29YDより。
前半残り2分

しかし、1stダウンのパスプレイで、日本大学の73番DL伊東慧太選手(1年生・日本大学豊山高校出身)がQBを強襲びっくり


こぼれたボールは日本大学の1番LBモーゼス ワイズマン選手(3年生・カポレイ高校出身)が確保!
これはパス失敗扱いになるか、ファンブル扱いになるのか…??

判定は、関西学院大学のファンブルロスト→日本大学のリカバーに! 

ここで攻守交代となり、敵陣25YD付近からの攻撃と、日本大学の大チャンスに! 
ここで関学、体制を立て直すためか、タイムアウト前半1回目を取得。
前半残り1:50

 

日本大学、1stダウン、10番QB林大希選手のキープで1stダウン更新。敵陣17YDへ。

続く1stダウン、39番RB宗旻宰選手(1年生・日本大学豊山高校アメフト部出身)のランで、一気に17ヤードゲインし、Touchdown! 

日本大学は、ここでも1年生が活躍!
去年のニューイヤーボウル(高校東西地区選抜対抗戦)では力強い走りで最優秀バックス賞受賞のRB宋選手も、もうすっかり戦力なんですね!


4番K篠原選手のTFPキックも成功。


ホルダーは、84番井田陽選手(3年生・大阪産業大学附属高校アメフト部出身)。

前半残り1:20、日本大学 13-10 関西学院大学
日本大学、ディフェンスがもぎ取ったチャンスにオフェンスが応え、ついに逆転です…!
 

日本大学、4番K篠原選手がキックオフ。
関学、リターンし、自陣25YDより。
1stダウン更新できず、4thダウンに。
ここで日大、タイムアウト前半1回目を取得。
前半残り2秒 
続けて、関学もタイムアウト前半2回目を取得。

関学、4thダウン、無理はせずランプレイで残り時間を消費し、前半終了に。

 

前半終了、日本大学 13-10 関西学院大学
…なんと、関西学生アメフトファンたちの予想を裏切り、日本大学の3点リードで前半折り返しです!
しかも、後半は日本大学レシーブから始まります。
 

<第3Q>
後半開始の関学のキックオフはサイドライン割りとなり、日大は自陣35YDからのオフェンス開始を選択。

1stダウン、10番QB林大希選手→82番WR小倉豪選手(2年生・大阪産業大学附属高校アメフト部出身)の約30ヤードのロングパス成功!敵陣35YDへ。
その俊足に続き、10番QB林大希選手の強肩が光りますキラキラ

3rdダウン2、10番QB林大希選手のキープで1stダウン更新。敵陣20YDへ。
私、試合開始前にパンフをみて、(ま)さんに「日大のOLって、関西上位チームのOLに比べて小柄じゃありませんコト?関西上位チームに比べてマイナス10kg・マイナス5cmって感じザマス」くらいの勢いでしゃべっていたんですが、もうほんと、これに関してはスイマセンとしか言えませんあせる
なんと日本大学OL陣は、関西学生上位チーム相手に猛威をふるった関西学院大学DL陣を完全に抑え込んでいました。


もちろんQB林大希選手のフィジカル及び判断の速さ・正確さも素晴らしいのですが、このOL陣に護られているからこそ可能なことなんだと感じました。
ちなみに、日本大学のOLコーチは立命館大学出身の田中芳行さんです。

日本大学、続く1stダウン、10番QB林大希選手→82番WR小倉選手のパス成功で1stダウン更新し、敵陣10ヤード付近へ。

2ndダウン2ゴール、30番RB川上理宇選手(1年生・佼成学園高校アメフト部出身)のランでTouchdown!

4番K篠原選手のTFPキックも成功。
3Q残り12:00 日本大学 20-10 関西学院大学
このタッチダウンで、関学サイド・1塁側スタンドの青い壁がシーンと静まりかえりました…ガーン

 

関学、日本大学のショートキックオフを確保し、自陣41YDより。

フォルススタートでの罰退もあり、3rdダウン14 、18番QB西野選手→88番WR亀山選手のパス成功もダウン更新には足らず。

4thダウン5、4番P泉山選手がパント。

 

日大、自陣15YDより。
10番QB林大希選手のキープ、5番RBウィリアムス選手のランで、1stダウン更新×2。自陣38ヤード付近へ。


続く1stダウン、30番RB川上選手のナイスゲインで1stダウン更新。敵陣49ヤード付近へ。

写真↑に写っている限りですが、前方61番OL村田航平選手(3年生・駒場学園高校出身)がナイスブロック、59番OL加倉井 翔選手(4年生・日本大学第三高校出身)がナイスリードです。
さらに3rdダウン2、39番RB宋選手のランで1stダウン更新。敵陣34YD付近へ。

2ndダウン、5番RBウィリアムス選手のランで1stダウン更新し、敵陣19YD付近へ。
日本大学、ここまで1stダウン更新を刻んで刻んでレッドゾーンに侵入しますが、関西学院大学90番DL三笠大輔選手(3回生・追手門学院高校アメフト部出身)のロスタックルなどもあり、続けてはダウン更新できず。
4thダウン6、4番K篠原選手の33YDフィールドゴール成功!

 

3Q残り2:45 日本大学 23-10 関西学院大学

日本大学、ついにリードを13点差まで広げます…!

並のチームならこのままフェイドアウトしてしまうところですが、そこはアジャストが得意な関西学院大学、ここから驚異の追い上げを見せるのでした。

 

その③に続く…。