関西学生アメフト2017秋の展望②【Div.1中編】(や) | アメフト観戦女子(関西)のブログ

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開幕直前企画「関西学生アメフト2017秋の展望」の続きです。

 

後半トップバッターは、前年5位の甲南大学について。
久々のDiv.1に復帰した昨シーズン、私は苦戦すると予想していたのですが、なんのなんの、京都大学をも倒し(この試合は観戦できなかったのですが)、5位となりました。
あんな予想をしてスミマセンでしたーあせる
今春、京都大学戦は第4Qに2タッチダウンを取られて14-24で敗戦しましたが、卒業喪失でまるまる選手が入れ替わってしまうようなポジションはなく、上位に入れる可能性は十分あると感じました。


エースは引き続き、4回生となった12番QB井原隆太郎選手(市立西宮高校出身・180cm・86kg)で、安定感があります。

 


今年のキープレイヤーは、今春WRからDBにコンバートした10番牧田圭祐選手(4回生・県立宝塚北高校出身・173cm・82kg)です。
というのは、私、去年の龍谷大学戦でのWR牧田選手のワンハンドキャッチがすごく印象に残っていて。
京都大学戦で逆転タッチダウンをあげたのも、確か牧田選手なんですよね。
甲南大学は、14番土井康平選手(4回生・市立西宮高校出身・171cm・75kg)、23番石井海輝(みさき)選手(4回生・箕面自由学園高校出身・175cm・77kg)、2番八木慧斗(けいと)選手(4回生・182cm・88kg)といった他のDBもなかなかいいので、ここに牧田選手がDBとして加わるとなると、DB好きとしてはすごく楽しみですね照れ


注目の新人選手は、DL宮井真之介選手(大阪学芸高校出身・当時51番・165cm・90kg)です。

大阪学芸高校時代はOLとのリャン面選手でした。
上背はないのですがその分、低い重心で的確にブロックし、スピードあるラッシュも見せてくれる私お気に入りのラインマンです。
春の京都大学戦ではスタメン表にも名を連ね、秋のリーグ戦でも活躍が期待されます。

次は、前年6位の京都大学について。
今春は、同志社大学に49-30で、甲南大学に24-14で、法政大学に24-16で、その他の試合もあわせて全勝でした!
私は九州大学戦と甲南大学戦を現地観戦しましたが、フルメンバーではなさそうだったので、秋にはさらにパワーアップしてくるのだろうなと思いました。
先月のニューエラボウルでもそのパッシング能力の高さを見せつけた2回生からエースのQB19番田中大輔選手(4回生・関西大倉高校野球部出身・174cm・77kg)が最終学年となります。
ただ、一昨年の白根選手のような、昨年の河野選手のような、絶対的エースWRが不在なんですよねぇ…。


今年は自らのランが得意な6番QB山本拓磨選手(4回生・大阪教育大学付属池田高校出身・177cm・80kg)の起用も取り入れつつ、29番エースRB入山 鼓選手(4回生・都立西高校出身・160cm・68kg;写真↑)や55番C岡田 淳(あつし)選手(4回生・帝塚山学院泉が丘高校出身・176cm・113kg)などのOL陣を中心としたランプレイに重きを置いているのかもしれません。
前にも御紹介させていただいた気もしますが、OLの中では77番町野友哉選手(3回生・県立大垣北高校出身・196cm!・112kg)がひと際デカいですね!


ディフェンスは、主将でもある96番DL植村佳史選手(4回生・関西大倉高校出身・182cm・108kg)など、フロントに180cm・100kg級の選手が揃っていて頼もしいのですが、LB、DBと後ろに行くほど、ちょっと不安が…。
あと、ここ数年の京都大学は大事な試合のここぞという場面でヤラかしてることが多い気がするんですよねぇ…ショボーン

DCのAdam Sewardコーチを解雇し、新たなコーチング体制で臨んでいると思わる今季、ギャングスターズの再起の年となるか、要注目です。


今年のキープレイヤーは、11番TE中辻威統(たかのり)選手(4回生・京都教育大学附属高校出身・184cm・95kg)です。
主将も務めた昨年までのエースTE佐々木選手は、様々なシチュエーションでオフェンスウエポンとして活躍してきました。
私が見た今春の試合では昨秋のようなTEでこったプレイというのはなかった気がしますが、京大が上位への復帰を遂げるためには、ブロッカーとしての、また時にはパスターゲットとしてのTEがますます重要な役割を果たすのではないかと思います。

 

今年は、私が試合を見てきた高校生フットボーラーたちが、京大アメフト部にたくさん入部してくれて、大変嬉しいです爆  笑

その中でも注目の新人選手は、DB岡崎直也選手(高槻高校出身・当時2番・高校3年生時は177cm・74kg)です。
高槻高校では1年生秋からWR/DBとして常時試合に出場し、高槻高校の春の関西大会2連覇の原動力でした。

私が試合レポで名前を書いた回数の多い選手権をするならば、岡崎選手はもれなく上位だと思います。
DBとしてももちろん優秀な選手でしたが、QB水落 諒選手(現・大阪府立大学)とのホットラインが本当に好きだったので、WRとしての岡崎選手のプレイが見れなくなるのはちょっとサミシイです…。

高槻高校からは他にも、同じ学年のOL青木啓祐選手(高校3年生時は176cm・100kg)が入部してくれました。

高槻高校の関西大会2連覇世代の京都大学への入部は、3回生のOL楊 拓己選手、DL草野裕哉選手、2回生のOL畑井良文選手、RB植木宏太郎選手に続いて5、6人目です。

高槻高校のこの世代は、京都大学以外に大阪大学、神戸大学などなどでアメフトを続けてくれていて、もぅ!君たち賢過ぎるでしょあせる

他に、府立豊中高校からは、DL今西一晴選手(高校3年生時は180cm・90kg)、DL栁原 佑選手(高校3年生時は181cm・97kg)、LB榎原俊介選手(高校3年生時は175cm・88kg)と、3人も入部してくれました!
あと、2年前のパシフィックリムボウルでは関西高校代表として出場し、ニューイヤーボウルでは兵庫代表としてインターセプトにナイスリターンと大活躍していたDB和田林 熙(てる)選手(県立星陵高校出身(高校3年生時は168cm・68kg)が入部してくれたのにも、驚きましたびっくり
実は、私の去年のニューイヤーボウルレポでは、この和田林選手と立命館大学に入ったOL北村優弥選手(県立宝塚東高校出身・185cm・111kg)を「印象に残った選手」として特出しで紹介させていただいているのです。
京大アメフト部のフェイスブックを見させていただくと、他にも今年の1回生入部者の多いこと!
麻布高校や都立西高校など、東京の高校からの経験者入部も目立ちます。

春シーズン前は、DL植村主将・QB田中大輔選手の2人の関倉(関西大倉高校)コンビが最終学年となる今年勝たなきゃ、いつ勝つの!?と思いましたが、このように継続的にいい選手が入ってくれるようになるといいですね。

 

今日は明日のオープニングゲームの京都大学戦を前に急遽2チームだけ急いでアップいたしました。スミマセン汗

 

その③に続く…。