関西学生アメフト2017秋の展望③【Div.1後編】(や) | アメフト観戦女子(関西)のブログ

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開幕直前企画「関西学生アメフト2017秋の展望」の続きです。

 

次は、昨秋の入替戦で7位の神戸大学に勝利してDiv.1に復帰したため、前年7位扱いの桃山学院大学について。

春の公式戦では、同志社大学に3-17の点差以上に完敗でした。

特に攻守とも卒業喪失の大きいライン戦で苦戦を強いられていました。

昨年はC西村拓朗選手(現・パナソニック)をはじめ、0.1トン級の4回生がズラリと並び壮観だったOL陣でしたが、今春はLTの57番諏訪敬亮選手(4回生・大阪産業大学附属高校出身・176cm・98kg)以外の4人が入れ替わり、Div.1で戦うにはサイズダウンが気になります…。

リーグ戦開幕までにサイズアップがはかれていたらいいのですが…。

昨年は1回生ながら春から見事にスターターを務め上げた10番エースQB浅野 廉選手(2回生・大阪学院大学高校出身・177cm・70kg)には、Div.2時代の昨年とは比べ物にならないディフェンスプレッシャーがかかることとなり、スターター2年目の真価が問われるところです。

オフェンススキルポジションは、QB浅野選手と同じく1回生の昨春から活躍している87番TE中山誠耶選手(2回生・浪速高校出身・178cm・93kg)、13番WR松田大征選手(2回生・府立大正高校出身・168cm・70kg)、80番WR郭 昴選手(2回生・府立大正高校出身・190cm・78kg)の2回生トリオやエースRBの27番RB湯浅秀斗選手(3回生・府立大正高校・168cm・75kg)が健在で、Div.1での活躍が楽しみです照れ

 

今年のキープレイヤーは、主将のDL55番鳥越拓真選手(4回生・県立伊川谷高校出身・183cm・95kg)です。

DLとLBで卒業喪失の大きいディフェンスですが、昨年のLB新井主将に代わるディフェンス及びチーム全体の精神的支柱となってほしいです。

 

注目の新人選手は、DL小西 憂選手(大阪学芸高校出身・当時67番・176cm・92kg)です。

今春の同志社大学ではスターターとして出場し、高校時代からプレイを観てきた選手ですが、ファーストシリーズから迫力あるロスタックルを見せてくれたのには驚きましたあせる

 

最後は、昨秋の入替戦で近畿大学に圧勝し、有終の美でDiv.1残留を決めた前年8位の同志社大学について。

春の試合は、京都大学戦(今出川ボウル)は30-49で敗戦しましたが、桃山学院大学戦は17-3で勝利。

この試合は現地観戦しましたが内容は点差以上によかったです。

しかし、関東の大学との定期戦である慶應義塾大学戦と立教大学戦では、いずれも17-27で敗戦。

…あれ?そこそこ点は取れるけど、それ以上に取られてるから負けている?(取られなければ勝てたのに?)みたいな展開が多かったんですかね??

QBは、昨年のセカンダリー、12番壷井大樹選手(4回生・滝川高校出身・175cm・73kg)が今年のエースQBのようです。

…という認識レベルの私がとやかく書くのもなんなので、同志社大学を応援している(ま)さんに、色々教えていただきました爆  笑

 

春は前半良い勝負をしていても後半に入り地力で押し切られる展開が多かったので、秋リーグ戦では後半も踏ん張れる粘り強さを持てるかどうかが鍵になりそうです。

強豪チームならばできて当然の後半アジャストの点で不安が残るので、そんな不安を払拭してくれるようなプレイを秋は見せてほしいです。

ニューエラボウルにも出場していた31番RB田中耕生選手(4回生・同志社香里高校出身・165cm・75kg;写真↑)、19番RB小泉誠実(のりみ)選手(桐光学園高校出身・170cm・79kg)、4番RB坂井佑史郎選手(4回生・海陽学園中等教育学校出身・171cm・77kg)、パンターも兼務の17番RB金澤寛顕選手(4回生・同志社香里高校出身・170cm・77kg)の4人のRB陣に期待。

OLについてはスターター経験のある選手がかなり残っているので、77番OL小塚雅英キャプテン(4回生・同志社国際高校出身・176cm・115kg)中心に頑張ってほしいです。

豊富なRBを活かしたランプレイと12番QB壷井選手を守りつつパスでオフェンスを進めることができるかどうか、オフェンスラインの活躍に期待してます!
 

今年の同志社はキッキングにも力を入れているようなので、スペシャルチームが一番の注目ポイントです。

ということで、今年のキープレイヤーは、キッカー兼リターナー、副将でもある18番田畑憲人選手(4回生・同志社国際高校出身・176cm・76kg)です。

今出川ボウル(京都大学戦)の冒頭でキックオフリターンタッチダウンを決め、桃山学院大学戦でもナイスリターンを見せてくれました。

スコアリングキックもよく、高校3年生の時にはキッカーとしてタッチダウン誌のトップボーイズに選ばれています!

 

(ま)さん、色々教えていただき、ありがとうございました!

注目の新人選手は、私(や)から御紹介させていただきます。

注目の新人選手は、LB坂本博希選手(同志社国際高校出身・当時7番・170cm・75kg)です。

高校時代は1年生から試合に出場し、そのスピードあるプレイだけでなく、主将を務めたキャプテンシーも期待できます。

桃山学院大学戦では試合出場はなかったと思うのですが、1回生で唯二、ロースター入りしていました。

LB坂本選手の他に1回生でロースター入り、というかスタメン入りしていた選手は、LB安田健人選手(滝川高校出身・170cm・82kg)。

高校時代はオールスターゲームで兵庫選抜選手にも選ばれていましたね。

比較的若い同志社のLB陣、秋にはこの2人の出番があるかもしれません。

 

アップが桃山学院大学の初戦当日の昼とギリギリになって申し訳ありませんでしたあせる

後日続けて、Div.2の展望についても簡単にお伝えしたいと思います。

 

その④に続く…。